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episode4 戦乱の再来
1939年の秋、ファシスト政権の国々が西欧から東欧の国々にかけて、攻撃を開始し、突然の軍事侵攻により自国の防衛が執れなかった国家は、次々とファシスト政権の国々に飲み込まれていた。1940年に入るとヨーロッパ大陸と海峡を境とする国が一部の国の電撃的な侵攻により降伏・占領された。これによりブリテン王国(現実で言うところのイギリス)は、窮地に立たされた。一部の国々は、ブリテン王国に幾度もなく空襲や砲撃で工場や都市部を徹底的に攻撃。北米は、1940年7月3日に「ブリテン王国の防衛」という名で一部の国々に宣戦を布告した。一方、日ノ出は、今回の戦争の方針を決めかねていた。前大戦で「我が国は、今後の戦争には、全面的に不介入とする」と発言していおり、他国への介入が出来ない状態になっていた。しかし、時間が過ぎていくのにつれて、ブリテン王国の兵士の士気が疲弊し、1940年12月下旬頃には、首都が占領され、ブリテン王国軍は、戦術的後退を余儀なくされていた。




