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日ノ出と世界の歴史  作者: 冬吉丸
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episode0 初の世界戦争

20世紀初頭、欧州諸国等の国々は、アジアからアフリカにかけて大量の植民地を統治すると同時に軍事力拡大も絶え間なく続け、1914年8月初めに第一次欧州戦争が勃発。当時、ヨーロッパの政治体制は、二つ存在した。西ヨーロッパ諸国は、国民から選ばれた者が政治を担う「民主主義」、東ヨーロッパ諸国は、皇帝が独占(独裁)政治を握る「帝国主義」。初戦は、東側の圧倒的な軍事力により西側は、危機的状況に陥ったが北米からの支援及び西側の植民地からかき集めた兵士により、押し返す事が出来た。しかし、戦争の長期化が次第に東西のヨーロッパ軍の士気に影響が出始め、ついには、敵前逃亡をする者まで現れた。一方、国民生活にも大きな影響が出ていた。戦争勃発と同時に若い者たちが軍に招集されたため、農家では、人手が足りず、女性から子供が補っていたが戦線が拡大し、負傷した兵士を手当てする看護師が不足し、女性までもが招集される事態も発生。兵器や弾薬の購入や重税・食料不足により、東西両国の国民生活は、劣悪な状況にまで悪化していた。1918年5月に突入するとついに東西の国民の怒りが頂点に達し、政府機関の近くで大規模な反戦運動が始まった事から両陣営は、休戦へと踏み切った。1919年春、「ライン条約」が結ばれ、第一次欧州戦争は、終結した。

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