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コンビニでの茶番劇
「おはようございまぁぁぁぁすっ!!!」
俺はバイト先のセ〇ンイレブンへ突撃した。
「はぁはぁ…タイムは!?」
「タイムはじゃねぇよ!?まぁギリセーフだから良しとするが…」
俺のボケに突っ込みつつ、呆れたように言うその男…。
そう、この男こそがこのセ〇ンイレブンの店員を束ねる男…。
「店長だっ!!」
「いや名前くらい覚えろっ!」
…やはり店長の突っ込みは格別だぜ…
「いやだから名前覚えろって…や、そんな事よりえらく汚れてるが、どうしたんだ?」
店長は俺の服を見て「うわ汚いこいつ」とでも言っているかのような目で俺を見る。
「どうしたもこうしたも無いですよ…謎の夢が正夢になるわ、道中の信号機が全部赤になるわ、目の前で電柱が2、3本倒れて来るわで大変だったっすよ、いやー…良く俺こんなので遅刻せずに行けたな…」
「そ、そうか(さらっと大惨事な発言があるな…)」
「だから…ここにあるコーラで一息ついてから仕事始めるって訳には…」
「いかないな」
「ですよねええええええぇっ!」
「そんなん良いから早く着替えてこいよ!」
「了解」