プロローグ
壁紙はクリーム色で、窓際には小さな机。
白いベッドには一人の少女が眠っていた。
美しい黒髪のロングが窓辺から、髪を照らして傍らには可愛らしいぬいぐるみたちがならんでいる。
「ん……」
もぞもぞ、ベッドの中で身じろぎすると、ゆっくり体を起こす。小さな手で目をこすりながら小さくあくびをもらすと。手元にはうさぎのぬいぐるみが抱きしめられていた。
「おはよ…」
うさぎのぬいぐるみに挨拶をすると、枕元にそっと置いて。自室から、着替えと制服と茶色のリボンを持って出ていく。彼女の名前は白月ルナ。ちなみに、彼女の向かう先は1階の浴室である。シャワーを浴びてスッキリするのが、ルーティーンみたいになってる。
なお、彼女の家の浴室は小さくて古いけど、手入れの行き届いた檜風呂である。浴場で、ピンクのパジャマを脱ぐと、淡いブラとショーツを脱いでそれぞれを洗濯ネットにいれて、洗濯機にいれると、裸になり浴室に入る。シャワーの蛇口を捻って体を濡らしていき、艶のある髪にもシャワーを当てて、リンスとシャンプーを使って髪を傷めないように洗う。左手首の古い傷に気づくと琥珀色の瞳を揺らして、頭を振ると洗い続け。数分して、脱衣場に出てバスタオルで体を拭いていき、水気をとって髪も水気を取るように丁寧に拭いて、淡いピンクのブラとショーツをはいてブラの色が見えないキャミを着ると、黒いブレザーと白いブラウスにプリーツスカートを履いて、胸元のリボンをつけ、脱衣場の洗面所の鏡を見ながらブラシですいてから、髪に茶色のリボンを結ぶ。そして、ぱたぱたとスリッパを鳴らしてキッチンに行く。冷蔵庫から、玉子とトーストを取り出して。トーストをトースターで焼き、二口コンロの上にフライパンを置いてバターを落として、まんべんなく浸透させて、玉子を割っていれて焼く。その間に冷蔵庫からミルクティーを取り出して、うさぎのコップに注ぐとテーブルに置いて。トーストがやけるとジャムを塗って小さなお皿に、トーストと綺麗にやけた目玉焼きを添えてテーブルに皿を置いて。
「いただきます」
手を合わせてぽそりとそう言うと、トーストをもぐもぐと小さな口で食べる。目玉焼きは、箸で半分にわけて口に運んでもぐもぐ。食べ終えると、ミルクティーがこくこくと飲む。腕時計を見て、テレビで天気予報を確認すると。シンクで小さなお皿を洗って食器洗い機に置いて。淡いクリーム色のうさぎ柄の弁当箱をピンクの弁当袋にいれて。鞄を持って、鍵を持つと玄関に向かう。
「行ってきます」
それだけ、言って鍵を締めると。築年数の経った小さな一軒家からでて。学校へと歩いて向かった。




