表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/5

バレンタイン

2月14日、今日はバレンタイン。

私はチョコを片手に学校へ登校する。


「はぁ〜」


うわぁ、緊張するなぁ。

誰かにチョコをあげるとか、人生初だよ。しかも、女子に....


「甘野さん、喜んでくれるといいな」


私は足を弾ませ教室へ突入。


「雪!ハッピーバレンタイン!」


「甘野さん、受け取って!」


甘野さんはクラスの女子達に囲まれていた。


「あ、あの、みんな、落ち着いて?」


あたふたしている甘野さんとソワソワしている男子がいた。


「あ、甘野さ..」


私の声はクラスの女子達の黄色い声でかき消される。


私は静かに席に座った。


「甘野さん、凄いなぁ」


「あ!」


と甘野さんが声をあげる。


「重田さん!」


「あ、甘野さん。おはよう」


「おはよう!」


甘野さんが私に話しかけると周りの視線が一気にこちらに集まる。


「うっ、視線が痛い....」


「この間はお泊り楽しかったね!」


「う、うん。そうだね」


「それで、提案なんだけど」


「う、うん」


「私と一緒に住まない?」


「え?」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ