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魔王様の万能メイド、実は正体は〇〇でした!  作者: 犬前 狼花
1章 魔城オリアスの日々
2/46

1.5 人物、世界観紹介

読み飛ばしてしまってもとくに問題ありません

話の進行に応じて増やしていく予定です!

ちょっとだけネタバレがでてきます。ご了承ください〜


魔王レナトゥス

悠久の時を生きる悪魔の王であり、“再生”の名を冠する

約3000年前の戦争《フロルの聖魔大戦》で終戦の約定を結ぶ際、魔種の代表として魔王になった

怠惰で、できることなら魔王をやめたいと常日頃から思っている

普段は15歳ほどの少年のような見た目で、漆黒から毛先に向って暗い赤にグラデーションしている髪に金色の瞳を持つとても美しい容姿をしているが、魔王として行動するときはその姿を大きく変える

また、悪魔の王に恥じぬ残虐で冷酷な一面を持つため

魔種からも聖種からも畏怖の念を集めているが、生まれたばかりの頃から側に仕え、親代わりのような存在でもあったセフェレアには頭が上がらない


セフェレア

魔王レナトゥスのメイドにして、魔城オリアス唯一の

使用人

舌の肥えたレナトゥスの食事の準備から彼の執務、城の管理まですべてを一人でこなす万能メイド

(本人曰く戦闘に関してはからっきしダメらしい)

彼が生まれたときからずっと同じ姿で仕えている

セフェレアの正体を唯一知っているレナトゥスでさえ彼女がいつ生みだされ、どれ程の時を生きているのかは知らない

怒るととてもコワイ


聖王サクレ

魔王同様3000年前の戦争で聖王となった天使の王

悠久の時に飽いてレナトゥスをからかうことに愉しみを見出した享楽主義者

“神聖”を意味するその名の通り、サクレの持つ純白の翼は穢れを祓い聖種を魔の災いから護る盾となると言われているが本人は大きいだけで邪魔だと思っているらしい


《勇者》

聖王サクレが数年から数百年ごとに気に入った魂を持つものヘ気まぐれに与える称号

聖王の加護として強力な能力を得る

いつの時代か、サクレが勇者の称号を与えたものの中に異世界からの転生者がいたらしい

その転生者が

「勇者になったからには魔王を討伐せねば!」

と言い出した

1回はサクレが約定の話をして止めたが聞かなかったため、約定の締結に立ち会った神の了承を得て魔王討伐の許可を出した

(これが“勇者は魔王を討伐するもの”という思想の始まりである)

気まぐれで面倒くさがり屋のサクレがここまで動いた理由は、“面白そうだったから”

これを聞いたレナトゥスが激怒して2度目の聖魔大戦が起こりかけたが、セフェレアの

「大戦をしている暇があるなら、領土のことでも考えたらいかがですか?」

という尤もな一言で事無きを得た


《聖女》

勇者と違い聖王サクレがさずける称号ではなく、陽の神を崇める聖陽教会が素質があり、信心深い女性を巫女として教会に引き取り、その中で最も優れたものが聖女となる。

聖女の選抜は教会の幹部が行っているが、世間的は、

“陽の神が神託をもたらしたもの”だと言われている


《聖王と魔王の関係》

聖王サクレと魔王レナトゥスの関係は良好?である

セフェレア曰く、

「喧嘩するほど仲がいい」

らしいが、レナトゥスはサクレを苦手としていてこれを否定している


《魔種と聖種》

魔種とは、悪魔を中心として魔人や魔獣などの闇に属し、陰に生きるものたちを指す

聖種とは、天使を中心として人間やエルフなどの光に属し、陽に信仰を捧げる者たちを指す


《フロルの神約》

3000年前の大戦で神の立ち会いのもと、聖王と魔王の間で交わされた約定

大まかな内容は、

·聖種と魔種、相互不干渉を誓うこと

·再び大戦が起こるような場合は立ち会った神の承認

を得ること

·この神約を破った者は、何人であっても神罰を受け

ること

である


《神》

この世界を作り上げた創世神から、思い入れの詰まったものに宿る付喪神まで、万物に存在するモノ

天界と呼ばれる場所にいる神は地上の圧倒的強者である聖王や魔王をも超越する

基本的に地上への干渉はしないが、《フロルの聖魔大戦》のような、世界を脅かす出来事が起きた際には、その強大な力を用いて、事態の収束を図る


《魔城オリアスの敷地内》

魔城オリアスは本編での説明の通り


オリアスの敷地内はとても広大である

一部をレナトゥスの領土である魔界につなげているためだ

敷地内にある主な場所としては、賢者の墓、魔を望むものの祭壇、記憶と思想の泉、死者の巨木、???へつながる扉などがある


《賢者の墓》

大昔にレナトゥスを倒しに来た勇者についてきた賢者が何故かオリアスの敷地内に住み着き、死ぬ間際に勝手に建てられた墓

その墓には、賢者の一生を記した手記と彼の魔導書(ネクロノミコン)がありそれを手にしたものは、賢典のもとに導かれるとされている


《魔を望むものの祭壇》

死紫蝶、通称〈紫の蝶〉が飛び回る厳かな祭壇のある広場。

狼の彫刻が言う『蜜を捧げよ』とは、祭壇の上にある玻璃の器に血を注げという意味

死紫蝶はレナトゥスの力の一端でできており、彼が()()()()にいる限りずっとそこで飛び続けている

“魔を望むもの”というのは、魔種(主に悪魔)と契約を結びたいものや、魔種そのものになりたいという者たちことを指す




説明口調が長くなってしまいました

スミマセン(¯―¯٥)


余談ですが、作中に出てくる食べ物の名前は(一部創作もありますが)基本どこかの国の言葉でその食べ物を訳したものを使っています。

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