表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
空へ堕ちよう、天使のくちづけとともに。  作者: 炊きたてごはん
2.インタステラハイスクール
30/32

模型の証明

「ブルーキャノピーの動力源は緻密な計算式の上に成り立っている!だがあの事故のせいで計算式がわずかに狂ったのだ!くそ!これもダメか!」


「つまりこれは・・・」


「新しい島を付けようとしているに決まっているだろう!だが、ダメだ!ブルーキャノピーのエネルギー効率が低下している!新たな島をつけることが出来ん!」


「エネルギー効率が下がっている?そんなまさか、じゃあ行き着く先は・・・」


落下。

地面が裂ける音、瓦礫の崩れる音、舞い上がる埃と煙、そして落ちる人々。


「バカを言うな!この島が落下するほどエネルギーが低下するなど今のままなら数百年も先だ!」


「そうなんですか」


ほっと胸を撫で下ろす。


「だが、この島で異変が起こっているのは間違いない。エネルギー効率を保たなければまた10年前の悲劇が訪れるぞ!」


「そんな、一体どうすれば!」


ガバッとアルバート・グリンダは俺の胸ぐらを掴んだ。


「・・・・・・二度と島を落とさないことだ。絶妙なバランスで成り立っている。これ以上計算式を狂わされると・・・・・・」


「・・・・・・狂わされると?」


「数百年が、明日になる」


グリンダの充血した目が俺を睨みつける。

息を呑んだ。その目の深奥に恐ろしい怒りと決意が火を灯していたからだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ