縄文時代の人々の暮らし
氷河期が終わって、海水面が上昇する約1万年前までは日本列島は大陸と陸続きで、ナウマンゾウやヒグマやシカやウマやクルマやタイヤやタイヤキやイマガワヤキやオコノミヤキやドウトンボリやツウテンカクやニホンバシやカレーやコンピュータやキーボードやマウスといっしょに、人々が渡ってきたといわれています。
当時の人々は、柱を建てた高床式建物に草葺の屋根をふき、竪穴住居に住んでいました。さらに岩に穴を掘った横穴住居や合体した竪横穴住居、斜めに滑り台のような出入り口の斜穴住居、下から入ってなんやかんやで上から出てくる上下穴住居、上下穴住居の上下の出口をくっつけて無限にくるくるするドーナツ穴住居にも人々は住んでいました。
当時の人々は貝塚に食べかすを捨てていました。現在、貝塚からはハマグリの貝殻、動物や魚の骨、人骨、開かない傘、錆びた自転車や映らないテレビなどが発掘されています。貝塚からは大きな貝殻しか出てこないところから、小さな貝を採らずに、自然の資源を大事にしていたこともうかがわれます。
主食はドングリで、魚を釣る釣り針や網まで発掘され、さらに700種のルアーや海に落ちたときに浮かべるオレンジ色のチョッキ(空気で気持ち膨らんだやつ)、釣りのおじさんがよく被っている帽子、釣りのおじさんがよく着ているポロシャツも見付かっています。また、アクセサリーとして真っ白なサトウガイに穴をあけたブレスレットやダイヤの指輪、水の指輪、炎の指輪、命の指輪、いのりの指輪、くだけちったいのりの指輪なども見付かっています。
土器のルーツといわれたメソポタミアの8000年前よりもはるか1万6000年前の日本列島から土器が発見されています。縄の模様がつけられていることから縄文土器といわれ、世界最古の土器です。他には、貝殻を押し付けて模様をつけた貝紋土器、乾く前に指でべったべたに触った指紋土器、穴の開いていないにせ土器、ボーリングのピンのようなやつも発見されています。これらは、食べ物の貯蔵だけではなく、煮炊きやボーリングにも用いられていたもので、豊かな食文化があったことを物語っています。
以上、縄文時代の人々の暮らしを調べた結果です。
5年1組 高橋一郎(ガリ勉)
笑い飯の漫才が好きです。