作者「良かったね。」ツバキ「えっ、ちょ、何がぁ!?」
スポーツは好きだけど走るのは苦手でござる。
ゴロゴロ、読書をしたいでござる。ドヤァッ。
走った・・・・この短い人生の中で一番走った。
・・・・・疲れた。
ということで今は皆で色んな話している。
「皆、どこに住んでるの?」
「わたしはあっち。」
「わたしはこっちだよ~。」
「わたしはねっ、そっちだよ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だ、大体分かった。うん。
「それにしても、ツバキちゃんのことばはききとりやすいね~。」
ん?そうなの?
「そうそう!きれいだよね?!」
「うんうん。」
「そ、そうかな・・?」
照れる・・・。
「うん!そうだよっ! でも、いいなぁ。」
・・・・・・・・・・・・え?
「学校無いの?」
「「「ガッコウ?なにそれ?」」」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ううっ、あああああああ・・・・・・・!!!
これか・・・・識字率が低いのはああああああああああああ!!(ツバキ調べ)
それじゃあ・・・・!!!
「ねえ。皆で学ばない?」
そう!!学べばいいの!皆で!
「えっ、いいの?」
「そうだよ~。ほんとにいいの?」
「うんうん。いいの?」
「勿論!!!」
・・・・・・・・・食の掛け持ちで教養をこの子達に身に付けてもおう。
・・持ち掛けか・・・・忙しくなるぅ。
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「これは、あーなって・・・・そうそう。」
「えっ、こうゆうこと?」
「うん!そうそう!」
「わぁ~、できたぁ~!」
「わたしも!」
おおお!理解早いな二人とも・・・。
「ツバキぃ~、わかんないぃ~。」
「はいはい。アリスちゃん、何処分かんないの?」
「ここぉ~。」
・・・・・・・・・・今、地面に書いて算数を教えている。基本の基本、足し算・引き算だ。数字も知らなっかったし。ここまで来たらもう今日はいいけど・・・。
アリスちゃんはよく考えたら出来る。でもここだけは!!今日マスターして!!
「あっ・・・・分かった!」
え・・・・!!
「そ〜して、こーして・・・。」
おおおおおおお!!
「できた!これでどうだ?!」
・・・・・・・うんうん・・・おっ!
「正解!」
「よしゃ!」
「わ~。やったね、アリスちゃん!」
「がんばったね!できてるよ!」
「えへへ・・・・。」
はぁ~・・・・小学校の先生の気持ちが良く分かるこのごろだった。
(そうだよね・・・足し算・引き算で躓いたらその先行けないもんね。)
今頃かよ。ツバキ気付くの遅いでござる。
ツバキ「・・・・・・・・・・・そ、そう言えば!算数、苦手だった?」
・・・・・・・・・・拙者。今も、算数・数学苦手でござる。