終わりと始まり
果てしない草原が、私の下に広がっていた……しかし、その果てしなさの中に、安らぎも、願いを叶えるための広がりもなかった。草は足首に絡みつき、その下には、揺らぐ不安定な空虚を感じていた。
一歩を踏み出す。すると、地面……いや、表面そのものが存在を消した。
私は落ちた。世界そのものを突き抜けるかのように、深く、深く落ちた。
そして、混沌の中へと叩き落とされた。
周囲では嵐が荒れ狂っていた。私は……層をなす絵画のような空間を落下していた。白熱した鋼と氷が、おぞましくも新しい何かに融け合わんとしている、その中を。
二つの世界。二つの現実。それが最も論理的な結論だった。だが、なぜ……
そのうちの一つは、私にもわかるものだった——それが私の生まれ故郷だからだ。何もない場所から、葉を広げる木々が、純粋なマナから生え出でるのが見えた。その根は虚空に絡み、新たな命を育んでいた。まるで本の挿絵のように。
空気の中では、魔法の火花が激しく踊っていた。しかし……
その見慣れた模様に、別のものが食い込んでいた——異質なものが。輝く刃で、それは世界の生きた肉、そこに生きるすべての命を切り裂いていた。
巨大で、無機質な鋼鉄の構造物が、空間の裂け目から姿を現し、シューッという音とともに蒸気の塊を吐き出していた。
真っ二つに裂けた空を、見たこともない、幻想的で不安定な広告板が漂っていた。その上の記号は魔法陣を形作ろうとしていたが、崩れ落ち、形を保てずにいた。
これは……戦争の始まりか? 全速力で飛ぶグリフォンの亡霊が、半透明の金属製飛行物体に激突し、金属の耳障りな悲鳴と肉の叫びとともに、両者とも周囲の灰色の無関心な塵へと溶け去っていくのが見えた。
出来事は絶え間なく入れ替わり、しかし目は回らなかった……いや、そもそも、私に頭はあるのだろうか?
それを確かめる余裕は、もうなかった。
そのとき、私は「芯」を目にした。すべてが始まった場所、嵐の中心で、二つのエネルギーの塊が脈打っていた。
目も眩むほどの黄金の光を放つ「核」は、見たことのない金属の鎖に絡め取られていた。
鎖はそれを締め付け、支配し、解析し、理解しようとしていた。それに対し、核から放たれる魔法は、破壊的な炎で鎖を焼き尽くそうとしていた。その炎は、遠くから見ている私の視線さえ焼くかのようだった。
その拮抗によって、空間には四方八方に亀裂が走り、その隙間から両方の世界の断片が漏れ出していた。
両方の「核」から放たれる力の感覚は、あらゆる抵抗の意志を奪うほど——圧倒的なまでの威光を備えていた。
何か内なる本能——おそらく、かつての私の本質の残滓——が、これは夢ではないと囁いた。
おそらく……これは未来だ。あるいは……
外部の観察者として、私は悟った——まさに今、この瞬間、二つの偉大な、至高の存在が、第三の存在を産み落とそうとして、死にかけているのだ。そして私は、その苦痛に満ちた産みの苦しみの人質として、その灼熱の胎内へと真っ直ぐに落ちていった。
まさに最後の瞬間、暗闇が私を飲み込む直前に、私は聞いた——いや、感じ取った——振動を。それは、私の……魂を震わせた。もしそんなものがあるならば。私の「内なる私」。それは、巨大なタービンの低周波の轟音だった。
世界は完全に裂けた。私は目を覚ました。




