第三話
「あれ?あてたと思ったんだけどなー?外しちゃったか―。」
「おい!アイツ誰だよ!」
「うっさいわね外来人!」
「ヒイッ」
「霊夢、ヤバイわ。」
いつの間にか立っていた紫のショートテールに、羽が生えた、まさに「吸血鬼」のような見た目をしている少女。
「レミリア、どういうこと?あれはフランじゃないの?」
「いいえ、違うわ。あれはフランに憑りついている怨霊よ。」
「もーうっさいなー。黙っててくれない?『スペルカード発動:滅符「マスターストライク」』」
目の前に一条の光線が光る。
「オワワッ」
「うわっ」
「ッ!」
「はずしたかー。」
「アンタ…何者よ!」
「ふふっ、いいよ、教えたげる。アタシはアイス。能力は、「空間をねじ曲げる程度の能力」。」
「はぁ!?」
「みせたげる。『スペルカード発動:導符「エターナルフォフス」
「どこへ行った!」
………
「逃げた、か…」
「油断してるね、君ら。」
「ッ!逃げてルーミア!」
「霊夢?なんでなのだ―
「一匹排除、っと。」
「アンタぁ!霊符「夢想封印」!」
「効かないよ。」
そういい、彼女(?)が出した水色の半透明の壁に阻まれ、霊夢とやらの「夢想封印」とやらがむなしくはじけ飛ぶ。
「神槍「スピア・ザ・グングニル」。」
僕の後ろの方から、紫の何かが飛んでいく。しかしそれも、水色の半透明の壁に阻まれ、むなしくはじけ飛ぶ。
「くそっ…」
「『儀符「面影を語る開花前線」』」
僕がそう唱えた瞬間、背後にクナイ型の弾幕が20発、そして五芒に弾幕が配置される。そして、発射された。
「こんなもの、何の役に立つっていうのさ。」




