第七話 ダンジョン探索!(次回から)
Name:ヘカテ
Level:10
Species :魔物
Race:ラミア(Cランク)
HP:672/672
MP:489/489
Strength :382
Vitality :347
Dexterity :399
Agility :361
Stamina:370
Luck:23
Skill:
【耐性系】
毒耐性Lv.30
【魔法系】
毒魔法Lv.35
魔力操作Lv.30
魔法調整Lv.15
【感知系】
暗視Lv.25
熱源感知Lv.30
魔力感知Lv.30
【身体系】
尾撃Lv.25
剣術Lv.15
【その他】
念話Lv.1
Unique Skill::魅了の魔眼Lv.10
使い魔にした直後のヘカテのステータス置いときます
主人公と比べてスキルが少ないのは単に種族上の関係と主人公の伸びが早いだけです
「んで?そこの兄さんはなんの用件だ?」
大分精神的に疲れたギルマスが次に目を向けたのはシオンだった。
いや、もうウチのお嬢がすいませんね?
ギルマスを脅すなんて何考えてるんだか…………。
いえ、面白いとか見ものだなとか考えてませんよ?ホントホント。
ルキアウソツカナイ。
「ギルドマスターさんよ。俺も聖女サマの護衛に着くってのはできるか?」
「は?」
おっとおー??こっちも変なこと言い出したぞおー?
見ろよギルマスの顔、「お願いだからもうやめてください」って言ってる女騎士みたいな顔になってるじゃねえか。
………いや、それは別のやつでしたわ。
「んーーーーーーっと、説明を頼む」
そうだね、訳わかんないよね。
俺も分からん。
シオン、お前は戦闘狂なところに目を瞑れば普通なやつだと思っていたんだがなあ。
「なに、そのまんまの意味だ。聖女サマの護衛に同行したい」
「…………理由は?」
あ、なんとなく先の展開が予想できてしまった。
しくったなあ、
「かの有名な「金剛」が出張ってくるそうじゃないか。一度、手合わせしておきたいと思ってな」
お嬢が食事の席で漏らしちゃったんだよね。
どこから仕入れた情報かは知らんがお嬢が掴んだ情報。
ランクA冒険者「金剛」のキース・ファロンテッサが襲撃犯に加わるとのこと。
自身の教え子の2人とパーティーを組んでおり、今回もその2人と組むらしい。
「金剛」自身、腕の立つ冒険者で真龍の討伐経験を持つという。
龍種という魔物は亜竜と真龍のふたつに分けられる。
亜竜は言ってしまえば龍種の出来損ないで、他の生き物に龍の特徴をくっつけたような外観をしている。
出来損ないと言うだけあってその実力は真龍より数段下で、それでも腐っても龍に名を連ねているため、普通の魔物よりも強かったりする。
真龍は正真正銘の龍で、西洋のドラゴンのような形をしたものや東洋の龍のような蛇の形をしてものまで様々だ。
総じて強く、長く生きたものであればSランクオーバーにまで成長するというとんでもない化け物だ。
で、「金剛」が倒したのは真龍の方。
まだ若い龍だったそうだがそれでも数十年は生きていたそうで、実力的にはAランクだったと言う。
そんな奴が来るって言うもんだからシオンが同行したいって言うのももはや自然な流れで。
ギルマスは「何情報漏らしてんだゴラア」みたいな表情でお嬢を睨みつけている。
一方お嬢はそっぽ向いて口笛を吹いて………吹けてねえな。
下手くそか、アンタ。
「あー、俺から依頼するのはできん。お前のランク的な問題もあってな。だがアリシアがお前に依頼することはできる」
あ、この人お嬢に責任押し付ける気だ。
ちなみにシオンのランクはDだそうで。
意外と低いなあとは思ったがなんでも冒険者になったのはここ半年以内のことらしい。
「いや、待て。それは三神教が許可しないだろう」
「んなもん、テメエの家の権力使えばひとりの同行者ぐらいどうとでも出来るだろうが」
「それはそうだが…………」
ここぞとばかりに全力で責任を押し付けるギルマス、口籠るお嬢。
やっぱりさっきも根に持ってたのね、ギルマス。
まあ当然っちゃあ当然だが。
後なんか不穏な言葉が出てきたのは聞こえなかったことにします。
まあ大体予想はつくけど。
「あとはまあ、戦力的に問題がないかだが………そこらへんどうなんだ?」
「問題ない。『クランブル・サンダー』を見てから避けるような化け物だぞ」
「『クランブル・サンダー』………対飛行魔物用の魔法だったか。確かに化け物だな」
「2人そろって酷くないか?」
酷くねえよ。
てかあの魔法、通りでアホみたいに速かった訳だ。
「心眼」込みで目で追うのがやっとって「雷魔法」っていうことを鑑みても異常だぞ?
それを見てから避けるとか異常としか言いようがない。
しかも「縮地」とかのスキル使ってなかったよね?
「ま、そこの兄さんに関してはお前さんが責任取ってくれ、以上!」
◇◆◇◆◇◆
ギルマスとの会話から5日後。
コルテカの迷宮第十七階層に俺たちの姿はあった。
第十三、四、五、六階層は特にいうこともなく踏破した。
いや、ね?特にいうことも無かったのよ。
前回までのダンジョン探索はお嬢のバックアップこそあったけど基本的に俺1人で戦ってきた訳じゃない?
それが今回は俺と実力が大体同レベルなのがひとりと明らかに適正レベル突破してるのがひとり加わった訳ですよ。
そりゃあ探索も楽になるもんですって。
んで、俺の役割は中衛ということになった。
前衛はシオンとヘカテが、後衛はお嬢がそれぞれ担当している。
まあシオンは思いっきり前衛だしお嬢は言わずもがな、ヘカテに関してはステータス、スキル共に前衛向きらしく、魔法と「魅了の魔眼」は補助に使うとのことだったのでバランスを考慮して俺が中衛を担うことになった訳だ。
と言ってもお嬢は今回も斥候役を押し付けるために呼び出されるコボルトシーフ君を召喚するだけで他は殆どなにもしていない。
強いて言うなら夜営の時の結界を張るぐらいだろうか?
それだけでも随分助かってはいるんだが。
夜営の時の見張りは俺とヘカテが交代でやってる。
どうも魔物の俺達と人間のお嬢達では必要な睡眠時間が明確に違うらしく、俺なんかは2日間徹夜でダンジョン探索してもあまり問題なさそうだった。
……まあ、それは肉体的な面だけであって流石に精神的には色々厳しい。
んで、ダンジョン探索を4日間続けた結果がこちら。
Name:ルキア
Level:33
Phylum :魔物
Species :ホーンドサーペント
HP:621/621 (90up)
MP:395/544 (90up)
Strength :277 (45up)
Vitality :266 (45up)
Dexterity :270 (45up)
Agility :280 (45up)
Stamina :273 (45up)
Luck :21 (2up)
Skill:
【耐性系】
精神苦痛耐性Lv.100
毒耐性Lv.14 (4up)
【魔法系】
毒魔法Lv.44 (4up)
流水魔法Lv.29 (4up)
魔力操作Lv.31 (3up)
魔法調整Lv.17 (9up)
並列詠唱Lv.15 (10up)
【感知系】
暗視Lv.26 (3up)
熱源感知Lv.36 (2up)
魔力感知Lv.39 (3up)
気配感知Lv.8 (new)
心眼Lv.34 (3up)
【身体系】
尾撃Lv.34 (2up)
魔力強化Lv.37 (3up)
剛体Lv.27 (3up)
縮地Lv.7 (6up)
【その他】
念話Lv.36 (3up)
レベルは9も上がり、ステータスは相当上がった。
その反面スキルレベルの伸びは悪い。
正確には元から多用していたスキルの伸びが悪い、と言うのべきか。
最近覚えた「気配感知」「魔法調整」「並列詠唱」「縮地」なんかの伸びは著しく、魔法ばっか使ってたからか魔法系のスキルである「魔法調整」と「並列詠唱」の伸びが特にすごい。
なお、「気配感知」に関してはシオンからやり方を教わった。
「魔力感知」に近い感覚だったのですぐに覚えることができたのは幸運と言えよう。
これでまた一つ、索敵の精度が上がってしまった……。
反対に前から覚えていたスキルは伸びが遅く、後ろからバンバン魔法を撃っていたため中でもあまり出番のなかった「尾撃」に関しては2しか上がっていない。
例外としては「毒耐性」だろうか。
今まで毒を使う敵と戦ったことがなかったので進化の際覚えた「毒耐性」は使われる機会が無かったのだ。
しかし、第十三階層からはラミアが出てきたため毒を喰らう機会も出てきた。
新しく出てきた魔物と言えばそれぞれの階層ボスはこんな感じだった。
第十三階層 アユティ
第十四階層 トレント
第十五階層 オークジェネラルとその取り巻き達(役職持ち)
第十六階層 ハーピー
アユティはぶっちゃけただ強いだけの猿。
シオンより少し大きいぐらいの体躯で身体能力自体は高かったが、シオンと比べてしまうとどうしても………ね?
「あんまり食指が動かない」とのことでシオンは参戦しなかったものの、最近はシオンと模擬戦している俺とヘカテ。
フェイントのひとつも仕掛けないただ身体能力が高いだけの猿なんぞに遅れを取るはずもなく、カップラーメンが出来上がるよりも早く片付いた。
トレントは5mほどの動く木。
風と土の原始魔法を使い、接近すれば枝の腕で叩き潰す。
出てきたボス個体の中ではコイツが2番目に強かったと思う。
それ故にシオンがハッスルして結構早く終わってしまった。
シオンェェ…………。
オークジェネラルは第八階層に出てきたゴブリンジェネラルのオーク版。
取り巻き達の数は全部で12体とかなり多目だった。
前回のボス戦のことを鑑みて戦いがいのあるボスは交代交代で俺とシオンが受け持つと言うことになったので今回は俺が担当し、取り巻き達はシオンとヘカテが掃討した。
盾とロングソードを持った純戦士系の個体で中々に歯応えにある相手だった。
小型の円盾を盾としてだけではなく鈍器としても使ってきてのに不意を打たれたため内臓を2、3個潰されたが、まあ勝った。
久しぶりにギリギリの戦いができて大満足でした。
シオンの悔しがるような表情が印象的だった。
その晩の飯は代わり映えのない焼いただけの肉だったにも関わらず、とても美味しかったです、まる。
なんでだろうね?(すっとぼけ)
ハーピーは上半身女性で胸部から下と肩から先が鳥のソレで、強さに関してはぶっちゃけ期待外れだった。
オークジェネラルが強かっただけ余計に。
飛び上がって上から風の原始魔法を撃ち込むのはまあ厄介ではあったのだろう。
相手が俺達でなければと言う但し書きが付くが。
俺、お嬢、ヘカテは魔法を使い、シオンは魔法を持っているかどうかは知らんが「剣術」に『飛閃』というアーツがあるらしくそれを放って終わってしまった。
んー、弱い。
そもそもハーピーという種族自体高起動、高火力、紙装甲を体現したような種族らしく、そこにシオンの一撃だ。
まあ、呆気なく落ちましたわ。
尚、各階層の宝箱の中身に関してはお嬢がちょっと引くぐらいの笑みを浮かべていたと記述しておきます。
戦闘パート入れなかった……
作者の諸事情により、今回から週2ペースで更新させていただきます
毎週月曜日に更新させて頂きますので今後とも本作を宜しくお願いします




