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魔女の使い魔  作者: 自動機械鮎
プロローグ 人間賛歌
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愚かしくも賢く、愛おしい人よ

初投稿です。

覗いて下さり感謝感激雨霰。

是非、最後まで読んで見て下さい。

気に入っていただけたなら幸いです。


「あははははは!!なんと!なんと!!」


 ──黒銀の龍蛇が嗤う


「人の性根は腐り堕ちているとは前々から思っていたが、これ程とは!!」


 ──なによりも楽しそうに、人間という種族そのものを嘲笑う


「いや、人だけではない。神さえもここまで愚かしく、そして賢くあれるとは!!」


 ──陽光を受けて純白に光り輝く六対十二翼の大翼をはためかせ


「まったく、これだから人の世は面白い。よもや、俺を笑い殺す気ではあるまいな?」


 ──百の頭蓋を冠した龍の屍を踏み躙り、金色の瞳で世界を鑑賞する


「しかし魔王(我等)も不遇なものよ」


 ──魔王の代替わり


「これ程までに人類に、世界に、星に尽くしているというのに与えられる評価が人類の敵とは」


 ──それは歴史の転換点


「それにしても、ヤツらも良くやるものだ。そう願われたとは言え、何千年という時を人類を守護し続けるとは………呆れたヤツらよ」


 ──最も新き魔王が君臨し、


「まあ、その俺も人に仕えているのだからそう強く言えんがなあ」


 ──玉座の空席はあと一席というところにまで達した


「にしても………ふふふっ、皇帝め、大層愉快なことを考えるものだ。()()()()()()気か?」


 ──大いなる意思が目覚めるまで時はそう長くない


「いっそ死ぬなら一矢報いんというわけか」


 ──神代の遺産は対抗への準備を整え

 

「ある意味では潔く、そして歴史の焼き直しに他ならんなあ」


 ──人類は最後の準備を整えようとしている


「人間の考えることはいつの世もそう大して変わらんということか」


 ──神代の終幕から続いた抗戦の終曲が始まる


「しかし、エルフ共も滑稽なことよ。エサを信仰の対象としているとは」


 ──これはそのいくらか前のお話


「まあいい、人よ。せいぜい俺を愉しませろよ?」


 ──人と神と獣の、願いの物語


「さあ!最も新き神話を始めよう!!」

いきなりラスボスムーブかまして人間と神様を笑い者にしてるけど彼は主人公です。

時系列的には結構後のお話なのでぶっちゃけこの話は忘れても問題ないです


2020 12/13に章の名前を少し付け足しました。相変わらずひっでえタイトル………

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