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ピーマンを1口食べれた人
そこそこ長く生きれば、苦手な事も嫌いな人も出来た。
苦手な事をやろうとすれば、手が冷たくなって歯がガチガチ鳴って、勝手に涙が出てくる。
嫌いな人を視界に収めれば、とてつもない嫌悪感と苛立ちに包まれる。
好きな事、好きな物、好きな人。
見たり考えたりするだけで幸せな気持ちになれる。
こんな事を言うと「変だね」と言われるけど
苦手な事や嫌いな人が出来て良かったと思う。
苦手な事や嫌いな人が無い人より、苦手な事や嫌いな人が居る人の気持ちを更に理解出来るからだ。
嫌な事、嫌な物、嫌な人。
共感すると少しだけ幸せに出来る。
そんな気がする。
だから、苦手な事も嫌いな人も、結局は嫌いじゃ無いんだ。
でもやっぱり苦手な事も嫌いな人もチョッピリで良いと思う。
嫌だから。
