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朝焼け

朝焼けを見ている

涙なんて出やしない

終わりがあること

わかってたから

飛び込むときに楽しかったから

いいの

たとえ

朝焼けの色を感じられなくても


あの時の喜びが光って

眩しくて前が見えない

あの時の高ぶりが燃えて

いまだ熱くて消えない

もうお終いだと言うのに

私の中に

朝焼けが生まれた

遅すぎる産声に

舌打ちをして

始まったばかりの

狂おしい朝焼けが

時間を経て

夜を迎えるのを待ってる


少しだけ

夕焼けを恐れながら

この朝焼けが無事に星になって

遠い所で

光るのを待ってる


そしていつか

流れ星になって

スッといなくなるのを待ってる

そうしたら願い事をするの

貴方が

幸せでありますように


あんたはいつまででも

そんなだから なんて

言わないで

言わないで


朝焼けが目に染みて

前が見えないだけだから


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