ここは、泉です。8
ここは、泉です。2であと3~5話くらいいると言いましたが、気が付いたらもう8…(´・ω・`)
まぁ、私だから仕方ないですよね(*´∀`)♪
「そういえば、ケント。
てとかは、だいじょうぶなの?
いたくない?」
クラーは、唐突に俺の火傷を心配した。
かなり痛いけど、普通に生活出来ない訳ではないし。あんまり気にしてなかったな…
クラーには、あまり心配させたくないてか、まだ質問のほうが気になっているんだが。
「いたいなら、わたしがなおしてあげるぅ♪」
クラーは、火傷したところを触れたら何か力を入れているように力み「う~…っ!」と声を出したら手が光出しある言葉を発した。
「なおれ… 治療!」
俺の全身が輝き、瞬く間に火傷の後が消えた。
え?
「ええええええええええ!?」
余りのことに思わず叫んでしまった。俺は、クラーの方を見て肩を掴み揺らしながらいろんな事聞いてしまった。
興奮してしまいましたよ。
「えええええ!?
なに今の!? クラーがやったのか!? すごいなぁ!! 今のまさか魔法とか言うやつか!? どうやったの!? 俺にも使えるぅ!? いや、だが、魔法と言ったら炎・水の玉とか氷の槍とか打ち出す事が出来たりするのか!? あ~!! 夢が広がりんぐ!!」
「いぃきぃなぁりぃそぉん~なぁたぁくぅさぁん~きぃかぁれぇてぇもぉこぉたぁえぇらぁれぇなぁいぃよぉ。
ケぇン~トぉいぃたぁいぃよぉ~おぅおぅおぅ~。」
クラーが明らかに痛がっているのに、気が付き舞い上がった自分がとても恥ずかしくなり顔を伏せて謝った。
「ご…ごめん…
つい興奮して…
てか、今の本当になに?」
「うん?
あれはねぇ~… まほうだったね、たしか。
あのすがたのときもまほうつかってたじゃん♪
おぼえてない?ふくだっけ?つくったときにはっぱがふくになったときに。」
葉っぱが服に… あぁ!! あれ魔法だったのか。
てっきりクラーの能力だと思ってたよ。
あれくらい誰でも出来るのかな?
まだ、人に会ってないからどうなのかは、検討もつかないけど…
ここをでて街に行くことが出来ればわかるし。
てか、クラーが前ここに人が来たこと言ってたから人は、いることがわかった。
「前ここに来た俺に似た人ってどんな感じだったか覚えてる?クラー。」
「うん、たしかねぇ~…
おおきなはものもっていてねぇ~…
さんにんくらいできてたかなぁ~…」
大きな刃物?おいおいどう言うことだ?冒険者の事なのか?本当に俺は、異世界転生してんのかよ?
もう俺が知っている世界ではない?ましてやもう家族に会うことは出来ない?
その事実を段々知ってしまっている。
なんだか、胸に大きな穴が空いたような気がしてなんだか悲しくなってきた。
クラーは、俺の心を読み抱きついてきた。
「だいじょうぶだよ。
ケントは、ひとりじゃないよ。
わたしがいる。わたしがずっといっしょにいるよ。だから、かなしまないで。
わたしは、はなれないから。」
クラーの言葉が俺の心に染み渡る…
まだ、出会ってから一ヶ月もたってないのに俺の事をこんなにも心配してくれる…
心から大切にしてくれる。
そうか…
俺は、何かを理解し、何かを認めた。
クラーを抱き締め返す。
小さな声で言った。
「ありがとう」
クラーは、微笑み。
暫く抱き締めたままだった。
落ち着いた俺は、更にクラーに聞いた。
「クラーは、俺の心が読めるんだよな?
なら、聞きたいことわかるよな?」
「わかるけど、こまかくわかるわけではないよ?」
「え?
最初は、心が全部解っているように答えてきたよね?」
「だいたいきいてくることわかってたからぁ♪」
「もしかして俺の心って読みやすい?」
「う~ん、わかんない。
だって、まだケントにしかやったことないしぃ…」
「そうか、ならいいけど、この世界について教えてくれないか?
出来ればこと細かく。
大陸とか国とか歴史とか。」
「たいりくは、わかるけど、くにとれきしとかわからないよぉ~…。」
「わかる事だけでいいよ。
後は、俺が調べるから。」
そして、この世界の事を聞いて纏めると…
この世界は、この世界を作ったと言われている統合神二ーアから取って『二ーア』と呼ばれており、二ーアの最初は三神と呼ばれていた神が合わさった存在だと言われている。
その三神は、この世界が一度滅んだ世界の神だった為ほとんどの知っている者はおらず、資料となる文献にも三神が合わさった存在『二ーア』のことしか書かれていない。
今いる大陸は、アンティア大陸と呼び世界の中心だと言う話らしい。
クラーもここから出たことがないので産んでくれた蟹にそれくらいしか教えてもらってないらしい。
てか、蟹同士なら意志疎通というか会話が出来たのかよ…
まぁ… 大体この世界の事が解って来た。
ここが知っている世界ではない事がよく解った。
さて、今日は、もう遅くなってきたから明日人がいる街か村を探して旅を始める。
クラーにそう伝えると、
「クラーもケントについていっていいの?」
と聞いてきたので、
「クラーは、俺のか… 仲間だろ? ついてきたくないのか?」
と落ち込んだ振りまでして意地悪なことを言ってみたら泣きながら俺に、
「やー!! ぜったいついてくぅ~!!」
と抱きついてきた。
可愛い!!
そんなこんなをしながら明日に向けて寝て英気を養った。
なんかノンけ話が長いな…(´・ω・`)
話がどうしても進まないなぁ~…(^_^;)
まあ~…ゆっくりやって行きましょう♪(*´ω`*)
あ、泉での話は、あとちょっとで終わるのでもうしばらくの辛抱をf(^_^;