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ここは、泉です。7

さて蟹って英語でなんでしたっけ?

「話が幾つかあるんだかいいか?」


「うん、いいよ♪」


 俺は、蟹に服を着させて向き合って話している。


「蟹なんだよな?」


「なんかいはなせばいいの?

 かにだってば!!」


「そうか…

 うん、信じよう…

 けど、わからないんだが。」


「なにが?」


「なんで人に変身したの?」


「わかんないけど、あなたにちかいからだになればついていけるとおもってしんかしたんだ!」


 しんか?進化のことか!


 そんな簡単に進化って出来るものなのか?


「そんなかんたんにはできないよ?

 でも、できたのにはりゆうがあってあのきのみをたべたからなんだよ♪」


 へぇ~、そうなんだ…って考えていることなんでわかったんだ!?


「わからないんだけどね、なんとなくわかっちゃうんだ!」


 

 そんな すごいでしょ、わたし! みたいなことされてもなぁ~…



「わたし、かわいくないの?まえみたいになでてくれないの?」


 そ、そんな顔するなよ… 可愛いよ? かなり可愛いと思う!でも、認めてしまうと俺の中の何かが壊れてしまうような気がしてならないんだ…


 俺は、ロリコンではない…


 断じて違う!!


「おとなならいいの?

 ええっとねぇ… ん!」


 蟹の体が光出し胸の大きな大人の女性になっていた。


 ええええええええええええええ~!!!!


 アイエー!?ナンデ!?ニンジャナンデ!?


 ビックリしてニンジャ語が出てきたよ!!


 てか、本当にどうしたの!?


「わたしのからだは、イメージでつくられているからなんにでもなれるんだよぉ~♪

 これならどうかな?

 かわいい?」


 cuteを超えてbeautiful!!


 一時的に俺の服を着させてぶかぶかであったが今じゃパツパツになっており綺麗なボディラインがくっきりとして興奮が止まりません。


 本当ありがとうございます!!


「え!

 そんなそうぞうやめてよぉ~…

 はずかしいよぉ~…」


 蟹は、体をくねくねさせて本当恥ずかしいらしく顔を真っ赤にしていた。


 少しずつ体をもとに戻して。


 あ… 可愛いわ… これダメだわ… 一気に俺のハート撃ち抜かれたわ…


 あまりの可愛さに鼻血を出しながら倒れた。


 もうロリコンでいいわ…


「え?

 なんでしにそうなの!?

 やだよ!!しんじゃやだよ!!

 おねがいしなないで!!」


 蟹は、泣きながら俺に抱きつき言ってきた。


 俺は、ハッとなり冷静になった。


 ある意味賢者モードだな…


「大丈夫…大丈夫だよ。

 心配してくれてありがとう…」


 俺は、蟹に感謝しつつ頭を撫でた。


 撫でた頭の髪は、とてもさらさらしており撫でててとても気持ちよかった。いくらでも撫でてていられるほどでした。


 蟹も気持ち良さそうにほっこりした顔をしており俺も見てほっこりなり更に撫でてていた。


 ………


 こんなことしてる場合じゃぁない!!


「え?

 わたしは、このままなでててくれてもいいだけどねぇ♪」


 そう言うわけにもいかないんだよなぁ~…


「話にやっとこそ戻るけど…

 蟹… いやなんかもう蟹ではないな…

 なんか名前ってないの?」


 蟹は、その質問に対し…


「え?

 なまえならつけてくれてるじゃん?

 かにってぇ♪」


 そんな満遍ない笑顔で云われたらなにも言えないではないかぁ~!!


 俺は、蟹の可愛さに悶えながらも話を続けた。


「そういうのではなくて…

 なんというか…ほら、親につけてくれたものというか…」


「?

 おやってなに? うんでくれたもののこと?

 なら、あなたによくにたものにころされちゃったよ?

 わたしをかばって。」


 っ!!


 俺は、なにも言えなくなった…


 こんな幼い子なのになんて壮絶な人生を送っているんだと…


 だがその考えも三秒で消えた。


 そうか… 人になる前は蟹だったわ。


 蟹が名前をつけることは出来なかったか…


 なら、名前を俺がつけてもいいのかな?


「わたしは、かにでいいけど、あなたがつけたいのならつけてぇ♪

 わたしもそのほうがうれしいよぉ♪」


 なるほど、もう心を詠まれるのに慣れたな。


 人の慣れってこえぇな…


 そんなことはさておき…名前、名前、名前…


 蟹…クラブ?蟹ってクラブで合ってたっけ?まぁいいや。クラブだから、クラブ、クラブ、クラブ…クラーなんてどうだろうかな?


「クラーなんてどうかな?」


「うん、それでいいよ、わたしはぁ♪」


 そういえば…


「俺の名前言ってなかったね。

 俺の名前は、木山 健人っていうんだ。

 これから俺たちは、一緒だ。

 末永くお願いします。」


 俺は、笑顔で手を差し伸べた。


「すえながくじゃなくて、ずっっっっっと!一緒だよぉ♪

 ケント♪」


 クラーは、差し伸べた手を無視し抱きついた。


 慌てて剥がそうとするがピッタリくっつき放れようとしなかった。


 そんなこんなで俺に家族と呼べる人が出来ました。


 …意味深出はないぞ。

適当、安直が私の座右の銘です♪

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