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約束の樹

恋奏歌(れんそうか)

作者: 雨夜 紅葉

約束の樹の続編です。

愛され過ぎた、少女の物語。

君は、どんな思いで生きていたんだろう。

君は、どんな思いで

死んでいったんだろう。


何度問いかけても、君は答えてくれない。

いつもの優しい笑顔は、何処にもないんだ。


私のせいで、君は死んだ。


私は、どうすれば良かったのかな。


君が、好きで。

世界中の、誰よりも好きで。

君と一緒に居たかった。

ただ、それだけだったのに。


もうここに、君はいない。


昔から伝わる御伽噺(おとぎばなし)

『炎の中で生き返る不死鳥の話』

もしもそれが、本当だったなら

もう一度君に、逢えるのかな。


罪には罰を。罪人に死を。

これが私の結論(こたえ)

君は怒るかもしれないけれど

私の罪は、私が一番わかっているから。

君がいない世界なら

生きている意味はないんだよ。


私の命を全て捨てたなら

この言葉は、空の向こうの君にも届くでしょうか?



『ずっと君を、あいしてる』




読んでいただいてありがとうございました!

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― 新着の感想 ―
[一言] どうも、鬼灯コハクです。 男の子と女の子の名前の解釈、勝手にしちゃいました…。外れていたりしたらごめんなさい。 エン⇒漢字変換して『炎』 フレア⇒太陽『フレア』が、爆発現象、ガス『フレア』…
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