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夏の薫り  作者: 剣一
18/26

第17話

遅くなってしまってすいません


言い訳その他諸々はあとがきで書きます

とりあえず物語をどうぞ



その日、僕はみんなで昼ご飯を食べ終えてそのまますぐに塾に向かった。


塾を終え、家につくと珍しく家の電気がついていた。

「ただいま…」

僕がそう言いながら座って靴を脱いでいると、後ろから最近聞き慣れた声が聞こえた。

「あっ隼人君、おかえり〜」

「えっ!?」

振り向いた僕の目の前にはエプロン姿の薫さんがいた。

「な、な、何で?」

「今日の朝隼人君のお母さんに会ってね〜とりあえず上がりなよ〜」

「は、はい…じゃあお邪魔します。」

「アハハハ〜ここ隼人君の家だよ〜」

全くこの状況が理解できない僕は自分の家なのに変な事を言っていた。

「隼人君〜お風呂?それともご飯〜?」

「あっ、じゃあご飯食べますっ」

「じゃあ今用意するね〜」

なぜ薫さんがいるのか全く理解できない僕をよそに僕の前のテーブルの上には薫さんの美味しそうな料理がどんどん用意されていった。

「はいっ召し上がれ。」

「いただきます。」

僕はそう言って薫さんが用意してくれたご飯を食べ始めた。

「で、薫さん。何で僕の家に?」

「それはねっ」

それから薫さんは話し出した。

「と言う事でした〜」

薫さんはコップのお茶を飲み干した後、笑っていた。

薫さんの話によると、今日の朝、僕の母さんに偶然会い、少し話しをしていて、薫さんが今日も薫さんと僕との晩ご飯を2人分作る事を言ったらしい。

(知子おばさんは最近外食が多くなったと薫さんが言ってた…多分僕の母さんと食べているのだろう。)

そしたら母さんが自分の家で作ってくれて良い事を言い、薫さんに家の鍵を渡したという事だった。

「いや〜隼人君のお母さんの押しに負けちゃったよ〜」

「しつこくなかったですか?」

「全然しつこくなかったよ。後ね料理するだけじゃ悪いから、色々やったのよ〜」

「えっ?」

「それでね…あっ隼人君ご飯のおかわりは?」

「あっお願いします。」

薫さんの差し出された右手にそっとお茶碗を渡す。

その時一瞬だけ薫さんの手に僕の手が触れた。

(いつかはちゃんと手を握ってみたいな……)

薫さんはすぐに僕にご飯をよそってきてくれた。

「はい。」

「あっありがとうございます。でも今日は本当にわざわざありがとうございます。」

「いいの、いいの〜それと軽くお掃除もしておいたから〜」

「えっ!?」

最近の僕は宿題と塾に追われる日々で掃除などには手を回せない状況だった。

「時間が時間だったからあんまり出来なかったけど、今度の休みは私がしっかり綺麗にするわね。」

「えっ!?こ、今度の休みですか!?」

「なんか用事あった?」

「いや…大丈夫ですが…」

「じゃあ決まりねっ」

そんな感じで薫さんが今度の休日に来る事が決まった。

その後薫さんは少し話しをしながら、遠慮する僕を無理矢理座らせ、後片付けを1人でやってくれた。


「じゃあ、勉強頑張ってね〜おやすみ〜」

そう言って薫さんは帰って行った。

だけどその時僕は薫さんが頑張って元気な"ふり"をしている気がしてならなかった。

薫さんがほとんどの事をやってくれたおかげで僕はいつもより多く勉強できそうだった。

静かに自分の部屋のドアを開けると、最近は汚くなってしまっている部屋はとても綺麗に整理整頓されていた。

それを見て、嫌な予感がした。

「大丈夫だよね…」

急いで確認する。今回は僕の嫌な予感ははずれていた。

その時僕が確認したのはHな本だ。

春華も良く来ていたので、分かりやすい場所に置いて置かなかった事が幸いしたのかもしれない。

一応僕も思春期なので、女性に全く興味がない訳はない。


机に向かいシャーペンを1本取り出す。

窓から薫さんの部屋かどうかは分からないが灯りが見えた。

その灯りは先程キッチンに立つ薫さんの姿とかぶった。

テーブルからキッチンに誰かが立っている姿を見るのはとても心地よい物という事が分かった。さらに立っていた人が僕の愛している人だったからだろう。

次の休日もまたあの心地よさを味わう事ができるかと思うと自然に手は進んだ。



その日はいつもより少しだけ早く眠りにつけた。

僕はこの時薫さんの異変を一瞬感じただけにすぎなかった…

その結果が数ヶ月後あんな事になるとは全く予想していなかった……




【】の中に書かれている事は出来れば読んで下さい


遅くなってしまってすいません

言い訳させて下さい。駄目言われてもしますけどw

【遅くなった理由は新作を執筆していました】

ただ編集を何回も繰り返していたので、なかなか発表できませんでした。その合間をぬってこっちを書いていました

いちよう新作は近いうちに新作を投稿する予定です(まだ未完成ですが

【こっちの小説も未完成なのに別のを書いてと思う方もいらっしゃると思いますが、新作を書いているのはある大会みたいのに新作を出してみようかと思っているからです】



長い長い言い訳はこのくらいにして本作の話です

今回の話はどうでした?

【ちょっと薫さんが勝手に家に入ってる事に対して、大の大人がと思うかもしれませんがそこは割り切っちゃって下さい】

もう薫さん通い妻状態wwww

これからどうなるんでしょーね

次の話の予定では休日の前に学校の話をいれようと思います


今回もありがとうございます

次回もぜひ読んでいって下さい

失礼します



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