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4日目②

「嘘だろ……

 こんな事になるなんて……」


 自身の選んだ結果に俺は戦慄する。

 それは隣に立つ楓も同様だ。

 俺達は――ダンジョンという存在を舐めていたのかもしれない。

 未だ自分は人類という範疇に納まっている、と。

 否、思い込みたかったのだろう。

 しかし偏見に満ちたその先入観は――こうして目の前で砕け散った。


「一撃、かよ」

「ヤバいっすね、この威力」


 大きな魔石を残し崩壊していく【ジャイアントリザード】の姿を見ながら、俺達は茫然と語り合い――ホンの数分前の事を思い返すのだった。




 事の始まりは俺だった。

 隠された財宝を手にしパワーアップを図った俺達の力を試す為、楓を迎えた事で新たに復活するという第一階層のボス【ジャイアントリザード】を斃してみないかという提案。

 幾度もの戦闘を経て戦いに慣れてきた楓は賛同してくれたし、念の為アイに訊いても反対はされなかった。

 けど――俺は知らなかった。

 探索者は文字通り化け物だということを。

 ボス部屋に入る前、俺と楓の得物にエンチャントウェポンを唱える。

 この【魔化】という付与魔法は武器の威力などを向上してくれるだけでなく本来ならばダメージを与えられない存在(幽体)などにも効く様になる優れモノだ。

 短時間とはいえ、ダメージにして1.5倍もの効果はでかい。

 それに今回はスキルを重ねるのだ。

 はたしてどうなるやら……少し楽しみだ。

 おっと、集中集中。

 戦闘に不要な感情を振り切り――

 開幕早々、まずは煙幕を放り込む。

 朦々と立ち昇る煙の中、俺と楓は二手に分かれ突入する。

 熱感知で敵を捕捉する故か、侵入者を見失い狼狽するジャイアントリザード。

 その無防備な背中目掛け俺と楓は襲い掛かる。


「「【死点急襲バックスタブ】!」」


 既に視界というか俺達の存在を見失っている為、【隠密スニーク】は必要ない。

 なので不意打ち上等――

 最大の一撃を叩き込むのみ!

 デュアル発動されたそれは、大蜥蜴の肢体を問答無用で斬り裂き……

 一発で仕留めた。

 仕留めてしまった。

 かくて冒頭に繋がるという訳だ。

 まあ魔化効果1.5倍×死点急襲効果6倍で計9倍。

 確かに威力は尋常じゃないだろう。

 けど楓の話じゃないが……ヤバいな、これは

 二日前にあれほど苦戦した敵を――

 楓が加わって恩寵もあるとはいえ呆気なく斃せてしまっている。

 この急激な成長は俺達に何を齎すのか?

 ダンジョンの真意とは?

 レベルが足りないから今は開示できません、というアイの言葉をもどかしく感じながらも――俺達はレベルアップ部屋に移行するのだった。



 更新頑張ってますけど……

 なかなか伸びないものですね(涙

 モチベーションがすっごく上がるので

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― 新着の感想 ―
更新お疲れ様です。 >ダンジョンの真意とは? まぁ色々あるんでしょうなぁ…。某芸人さんのネタみたく『暇を持て余した神の遊び』系かもしれないし、ダンジョンを踏破して欲しいから地球人に強くなって欲しいの…
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