表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/13

カエルの池

ある田舎の古い学校

夕方頃、宿題を学校に忘れた男の子が走って入っていく


「あったあった!このプリントやんねーと!」

自分の机からプリントを取り出した時

夕焼けが校舎裏の池に反射する

眩しそう顔をして、3階の教室から外を見る


池は大きいが浅い

前校長が生き物にふれて欲しいと造った場所である


少し池の事が気になり

少年は校舎裏に向かう


池にはメダカやオタマジャクシ、ヤゴなどの

生態系を保っていたが

水面に見慣れない物があった


少年は恐る恐るソレに触った

透明でプニプニ、ドロっとしていた

おそらくカエルの卵であろう

池から少し取り出し踏みつける

子供は時に残酷な面を見せる…


池で遊んでいると

夕立ちが降り始め

校舎で雨宿りをする


雨は止み空は暗くなる…

母に叱られると思った少年は

家に急いで帰る





パシャパシャパシャ

帰り道は水溜りができていた


ゲコゲコゲコゲコ

カエルがいつもより鳴いてる気がする


ガンガンガンガン

頭に歌がキコエテクルヨ


ダンダンと

意識が無くなる…


ぴょんぴょん

少年がいた場所にはカエルが一匹だけ









評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ