水玉模様
夜遅い時間
仕事帰りのサラリーマン男が駅で
女性を見かける…
その女は青い服に、
青い長いスカートで
白の水玉模様が入っている
顔はとても可愛くロングヘアーだ
男は女にバレないようストーカーする
犯罪なのは解っている…
ただ、そうしたいから…
駅から15分ぐらい歩いた後…
少し古いアパートに女性が入る
外から見てどこの部屋に入ったか見え
男は女の部屋に訪ねようとするが…
我に帰り、家に帰る…
次の日、男は家で朝から
ボーっと女の事を考える…
それしか考えられないのだ
昼前に男は決心して、
女の部屋に向かった
女の部屋の玄関前立つ
その手には花束が見える
ゆっくりとチャイムを押す
女は出てこなかった
ドアノブを回す
ガチャと音を立ててドアが開く
「不用心だなぁ…」とポツリ
男は部屋を探索する
女の子の部屋にしては物が少ない
おもむろにクローゼットを開ける
そこには同じ服が並べてあった
驚いていると
外から足音が近づいてくる…
男はベッドの下に隠れる…
ガチャ…
「ただいま」と可愛い声が聞こえる
部屋の異変を感じ取った女が
ニヤリと笑う
「誰かいますかぁ…?」
男はベッドの下で息をころしていた…
女は部屋の真ん中に行くと
服を脱ぎ始める
男の前に洋服、スカートが落ちて来た…
男は露わになった女を
ベッドから除くが…
何か変で、よく見ると
水玉模様のスカートを脱いだはずなのに
足にまだ水玉模様がある
水玉模様がついている…
その模様一つ一つ閉じた目であった
男は口を塞ぎまた、息をころすが
女の全身の目がゆっくり開く
足のふくらはぎの目が
男と目が合う…体が動かなくなった…
「いたぁ」
女はまたニヤリと笑った…
次の日、
学校帰りの学生が
美しく女を見てついてく…
水玉模様のスカートを着た女だった…