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はだかの王様
エリマキトカゲだろ!
次は場所にするか
台所は今話したから…風呂?王道だなぁ…
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2話目
「はだかの王様」
ある異世界の王は近くの国から連戦を強いられていた
厳しい戦況の中、
やっと優位にする事ができたので
夜中に風呂へ入りに行く静かな城の中
大きな風呂場の入り口を兵に監視させ
風呂に入る前に体を清める
監視兵が咳を立てると
王は驚く……霊が嫌いなのだ
それもそのはず周りの国と戦争をして勝ってきたので
恨まれる事、妬まれる事、呪われる事全て王に向く
王は精神を侵されつつあった…
王は急ぎ、広い湯船へ向かう…
湯は白く濁った温泉で効能がとても良い
白く濁った湯船につかると
足に何かが当たる…
それは人間の足で
腰を抜かした王は
監視兵を呼び引き上げさせる…
王の側近の大臣であった
先程、王が早馬で戦争の状況を聞いていた時から
大臣の姿が無かった…
急ぎ風呂場から出る王
はだかの王は城が静すぎる事に気づく…
監視兵を呼ぼうとした時にさらに気づく…
兵がコイツ1人しかいない…いつもなら夜中でも
兵はいるもの…
「グサリ」と音が響く