第五話
「ふぅ、やはりコーヒーは微糖だな」
俺はコーヒーを飲みながら、寛ぐ。
バンっ!
ラップ音も風情と考えつつものんびりとコーヒーを飲む。
『コーヒー好きって砂糖とかミルク入れる人嫌うと思ってたんですけど…』
「ん?あーケツの穴が小さいガキ達のことか」
『うわぁ、戦争が起きそうなこと言いだしてますよこの人』
「もちろんブラック単品の良さは分かるし、美味しいのも分かる。しかし、コーヒーのブラックをより楽しむなら甘いお菓子が必須なのだ。そして、たまには豆からではなく市販の微妙なコーヒーもまた乙なものであり…(以下略)」
以下略
「…これで君もコーヒーの素晴らしさを理解できたかな?」
『…えーっと、わかりません』
「………そうか…」
とりあえずゆっくりとしてると…
『あの、ゲームの方はしないんですか?』
「まぁ、待てアイスブレイクだ」
『まだ何もしてないですけど!?』
「君はこんな言葉を知ってるか?」
『あの話逸らさないでください!』
全くせっかちな幽霊だ。
「詩音と言ったな…ゲームは一日1時間!その格言は守らねば!」
『律儀に守る必要ないです!』
「む?そうなのか?まぁ、でも1時間ごとの休憩は大事だろ?」
『何というバカ真面目な…』
「ふっ、本読む人間が頭いいと…(以下略)」
と、そんなこんなで休憩を挟んでゲームをするという心持ちを作るのだった。
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