最終章 終焉 第96話 人類計画⑧
ガイアはナイアルラトホテップとの対話を拒んでいるかのように全く接触が出来ないでいた。
その間ガイアは時間稼ぎをしていたのか、アザトース配下の者たちにナイアルラトホテップを通さずに接触し始めていた。
「結局お前とは相容れないままだったか。それで何をしに来たのだ?」
ナイアルラトホテップの前に現れたのはクトゥグアだった。
クトゥグアは先の大戦時、ナイアルラトホテップやヨグ=ソトースの招集や指示に全く従わなかった。
反応すらしなかったのだ。
クトゥグアはナイアルラトホテップの問いに
応えない。
「我と敵対する、ということでいいのだな?」
やはり応えはない。
「それはそのまま我が主を裏切るということになるが、それでもでいいのだな」
その時一瞬ではあるがクトゥグアの温度が上昇する。
それはナイアルラトホテップですら滅しかねない温度へと上昇していった。
「まてまて、クトゥグアよ、お前がガイアとやらに従う理由は何なのだ、それだけ我に聞かせてはくれまいか」
相変わらず応えは無いが、少し温度が下がった。
「まさか、クトゥグアとあろうものがガイアに操られているとは言わないであろうな」
さらに温度が下がる。
ガイアとはそれほどのものなのか。
ただの統合AIではないのか?
「お前の他には誰がガイアに付いたというのだ?」
当然応えは無い。
しかしナイアルラトホテップは悪い予感がしていた。
そしてそれは当たってしまう。
クトゥグアに続き、なんとヨグ=ソトースが敵に回ってしまったのだった。




