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王国に伝承される昔話

 むかしむかし、あるところに、すばらしい王様がいました。王様はふしぎな力をもっていて、目に見えない悪いものたちを、やっつけることができました。だから、みんな平和にくらしていました。


 王様には四人の仲間がいました。四人とも王様とおなじように、それぞれすごい力をもっていました。


 そんなある日、なんと仲間のうちのひとりが、王様の命をねらって強力な呪いをしかけたのです。自分よりえらい王様をずっとうらんでいたのでした。


 しかし、王様はとてもすばらしく、かしこかったので、呪いを返りうちにしてしまいました。仲間のうちのひとりは、自分に強力な呪いが返ってきて、王様にあやまって、ひっしで助けをもとめました。


 王様はかわいそうに思って、助けてあげることにしました。けれど、呪いのせいで、仲間のうちのひとりは目が見えなくなりました。そして、それからは心を入れかえて、王様につかえました。


 いだいなる王様はとても、やさしくかしこくて、反省する人を許してあげる心の広さをもっているのです。



―シュヴァルツ王国に伝承される昔話―

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