後編 3日目帰り
6月12日、12時30分。僕たち3年生は京都駅に集合していた。3日間の修学旅行を終盤を迎えていた。お土産購入タイムののち、13時25分頃には新幹線ホームに行く準備が整った。そして、13時34分。乗る団体臨時列車のぞみ 352号東京行きが入ってきた。時刻表を見てみるとまたもや時刻も同じである。乗車して奥に詰めた。
今度の座席場所は6号車。普通車である。やはり、行きのときにグリーン車に乗ったので少し狭いように感じた。ちなみに僕の学校の人たちが乗った個所は6号車車端~8号車車端あたりで、学年で12人ほどが8号車のグリーン車に乗っている。乗車後、少し遅めの昼食が配布され、途中の停車駅も扉は開かず途中は名古屋、新横浜、品川に止まる。
新幹線といえば富士山が見えることである。僕が座ったところは海側だったので、見れなかったが、担任の先生が一時的に席を譲ってくれた。このとき見えた富士山は上空に雲がかかっていたので、下のほうしか見えなかったが、それでもすごいなと思った。
15時45分。まもなく品川駅というところで下車準備するように言われた。東京駅まで着くのに10分ぐらいかかるが、人数が多いからであろう。15時56分。東京駅に着き、新幹線を降りた。ここから行きと同じように山手線を経由して、常磐線に乗って帰る―と、思いきや違う。東京駅からはバスに乗り、東海PAまでクラス別に乗り、東海PAからは降車バス停別に乗り換える。
出た出口は八重洲口だった。なので、東京駅の旧駅舎再現を見ることができなかった。東京駅から歩いて数分、帰る貸切バスがいた。16時30分になって出発、高速は宝町入口から入った。
そして、19時ごろ。自宅前のバス停(指定したバス停)に着いて、歩いて3分ぐらいで家に着いたのだ。
今まで読んでいただきありがとうございます。
なお、あとがきは諸事情のよりなしとします。