中編 1日目山手線~東海道新幹線
東海道新幹線に乗るためにまず、東京駅まで向かう必要がある。そこでまずは、山手線で東京駅まで向かう。初めての上野駅だったので、構造が複雑だと思った。降りた17番線ホームから山手線の東京方面である3番線に向かった。
数分で3番線こと山手線内回りホームについた。今日が初めて山手線に乗ることになる。やはり、ホームは混んでいた。さすが上野だ。数分したら列車が来た。E231系500番台だ。これに学校の生徒だけでも100人以上乗る。僕は4号車に乗った。他の生徒は4号車に乗った人もいたが5号車にも乗っていた。と、いうのはたまたま待っていたのが4・5号車の連結部分あたりだったのだ。なので、4号車といっても5号車寄りである。
当然のことだが、東京駅までは4駅である。ほとんどの生徒はつり革または手すりにつかまっているようだったが、ごく一部の生徒は座っていた。まず、気になっていたのがLCD、すなわち車内にある液晶だった。You Tubeとかでは見たことがあるが、実際には見たことがない。しかし、これは当然のことである。前にも書いたが、山手線に乗るのが初めてだからだ。僕は進行方向から言うと右側にいた。しかも4ドア目の真ん前だった。なので、よくLCDが見えたのだ。左側には広告、右側には次の駅などが表示されている案内があった。次は御徒町と出ていて、東京までの時刻は確か7分と出ていた。また車内アナウンスが「次は御徒町、御徒町お出口は…」という感じだった。普通は「次は○○です。」と「まもなく○○、○○お出口は○側です。」の2つがあるが、東京だと両方が組み合わさった感じだった。駅間が近いからだろうと思った。
その後、御徒町を過ぎ秋葉原、神田と過ぎてゆき東京駅に着いた。東京駅に着いたら、新幹線乗り換え口に向かい、新幹線用改札を通った。
17番線ホームに新幹線が入ってきた。列車はのぞみ329号で、車両には「N700」のロゴが入っていた。後にWebでみたが、内装は700系のものだった。N700系だと内装が違うのだが、よくどうなっているのか分からない。話を戻そう。列車が来たらどんどん乗っていった。行きは8号車―すなわち、グリーン車であった。みんな同じ値段しか払っていないので、これは本当にラッキーだと思った。
しおりを見ると10時23分東京駅発で12時41分に京都駅に着く予定だ。JR時刻表「のぞみ329号」(別な日の臨時列車)のところを見ると発時刻も着時刻も同じだった。停車駅も同じだ。この先の停車駅は品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪(いちよう新大阪行きになっている。)―すなわち、最速での停車駅である。ちなみに、京都までかかる時間を計算すると2時間18分である。ついでだから、各駅の到着時刻も書いておこう。
品川―10時30分
新横浜―10時42分
名古屋―12時03分
さて、話を戻そう。車内で待つこと数分後、東京駅を発車した。そして、すぐに品川駅に着いた。品川駅を発車後さっきよりは長かったが、新横浜駅に比較的早く着いた。思ったよりも早く着いたと思った。弁当が配付され、中身はご飯にから揚げ、スパゲッティーなどとよく見るものだった。
その後は1時間ぐらいは速い速度で通過していった感じだ。車内案内LEDには「ただいま○○駅を通過しました」と出たり、「次は 名古屋」と出たりとしていた。グリーン車の雰囲気を楽しみながら車窓を楽しんだ。ちなみに、富士山はどこにあるのか分からなかったので見れなかった。
名古屋駅についても扉は開かない。ただ単に停まっているだけだった。次は京都で、降りる駅でもある。途中の駅である発見をしてしまった。エレベーターのメーカーのフジテリックの会社らしきものを発見したのだ。(注:作者はエレベーターマニアでもあります。)本社なのかなと思いつつ、京都に近づいて行った。
京都駅の近くになると下車準備をするように言われた。2分しか停まらないという。上から荷物をおろし、下車できるようにし、出口に向かって一斉に並んだ。京都到着後、一斉におりその後京都駅の改札へ向かった。