前編 1日目の常磐線
2013年6月10日、大甕駅。ここに僕たち3年生は修学旅行のために集まっていた。時刻は6時前だ。と言っても僕がついた時間だったときのことだが。もう既に数人来ている。6時20分頃を過ぎるとどんどん来始めた。
おっと、僕はこんな話をしたいわけではない。できるだけ、電車に乗車するところだけの話に絞ろう。
―ということで、時刻は一気に飛び7時ちょうど頃。すでにもう改札を入ってホームで待っていた頃だ。自分たちが乗るところまでに行くところに途中、発車標がある。そこには「団体専用」と出ていたことが覚えているが発車時刻は忘れてしまった。(入線してきた時刻は写真で分ったんが。)どんな車両が来るか楽しみだった。(注記:このころ、今ほどは鉄道に興味がなかったが、少し興味があるぐらいです。なので、もっと写真を撮っとけばな~と今さら後悔しています。)
7時02分、入線してきた。その車両は―なんと、あの定期運行が終了したE653系こと旧「フレッシュひたち」だった!カラーは青だった。僕たちの学校は前の車両の方らしい。しかも、1号車だった。席はあらかじめクラスで決めといた席があるので、一番前の扉から入ってそこに向かう。席は8Aだった。そして、7時03分に発車した。
発車して約7分後、いきなり東海駅に停車した。その数分後に特急列車が通過していった。正直、いきなりかっ!と思った。その2~3分後ぐらいに発車した。
そして、佐和を通過して、次の駅である勝田も通過した。これは普段は見られない光景だ。なぜなら、全ての特急列車は勝田駅に停まるからだ。(注:この時点ではまだ普通の特急には乗ったことがありません。)そして次の駅は水戸だ。水戸駅から取手駅まではおやつタイム、食べてきてない人は朝食を食べていいことになる。しかし、さすがに水戸では停まった。その後、車窓を楽しみながら赤塚、内原、友部、岩間と過ぎて行った。
次の羽鳥駅は停車した。普通列車でもよく、特急回避するのに停まる駅だという。数分後、発車した。このあと、車内をとったりとかして、どんどん過ぎて行った。ちなみに、車内案内表示板は号車のみの表示だった。
この時点で乗ったことがある駅は土浦駅までである。小学校の時、イトコの運動会に見に行くためここまで言ったことがある。このときのことで覚えているのが大甕駅から乗り換えなしで土浦駅までいったことだ。いま振り返ると、土浦どまりで、E501系だったということだ。―話がズレてしまったが、そんな、土浦駅も通過した。もう上野までノンストップかなと思った。しかし、意外な駅に止まった。この頃はあまり鉄道に興味がなかったせいか、どこかわからなかったので、近くにいた先生に聞いてみたら、ひたち野うしく駅であるという。意外なところに停まったと思った。
この駅を発車して、どんどん駅を過ぎてゆく。今、どの駅を通過しているか分からなかった。先生が、
「もうすぐ着くので、下車準備するように。」
と言った。ということは松戸駅あたりだと思った。なぜなら、修学旅行のしおりには下車準備が松戸駅と表記されていたからだ。
数分後、屋根があるようなところに着いた。おそらく、上野駅に着いたんだろうと思った。列車を降り、僕たち3年生は東京駅に向かっていった。