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ラーメンの染みがあっても。ショートショート

作者: 空色夏樹
掲載日:2026/01/29

同性間の友人とのやり取りと間が、楽しいなと思う今日この頃です。

久々に待ち合わせした男は、爽やかに白いシャツを羽織って、スマホを眺めながら立っていた。


「さっすが近藤さま。お早いおつきのようで」


茶化すように声をかけると,茶化されたのを感じたのか、当たり前だろ。とそっぽを向いた。


「で?今日はなに。いつもの女の子たちがいないみたいだけど?僕期待しちゃってたのに、お前だけって成紀つまんなーい」


「ラーメン食いに行こうぜ」


唐突に言われて少し黙る。


「え、ちょっと待って待って.ラーメン?まだ午前だよ?なんなら11時だよ?そして君は白い服着てるよ?大丈夫?汚さない自信ある?俺たち朝ラーメンなんていう年齢じゃなくない?」


「朝ラーメンに年齢関係あるか」


ドヤ顔で、まるで名言のように近藤は言う。


「そしてお前は俺のオカンか。ラーメンくらい、汚さずに食べれるし」


「言ったな?言ったな?絶対だな?お前毎回それで、失敗してるからな?何回目だっけたぶん8回目くらいだよ?汚したら千円だからな?」


果たして。


「やっぱ、ラーメン屋で白はだめだな!」


近藤が、まるで世紀の大発見のように、お腹いっぱいの身体を伸ばしつつ、宣言した。


「その宣言、これで9回目だからな」


呆れ気味に言って、あーあほくさ.帰って寝よう。と考えていたら,


「さーて、ナンパしにいきますか」


「待ってました近藤様!」


手のひらくるくるり。いくら白い服をラーメンのスープで汚しても、近藤の元には女が寄ってくる。


そういえば,近藤のヘアスタイル、パーマかけてて縮れ麺みたいだな。と思ったけど、それは言わないことにした。

イケメンは、ラーメンの染みにだって勝てるんです!!!

髪の毛が縮れ麺みたいでも、なんでも。

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