表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
今度のチョウ能力はどんな漢字を使おうかしら?  作者: 仲瀬充


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/46

③ 珠子のオーラ

彩子たちの通うS高校の1、2年生は、新学年のスタートに当たって学年別に合宿を行う。

青少年向けの宿泊施設を利用した2泊3日の行事だ。


4月下旬の火曜日、S高校2年生はクラスごとに計8台のバスを連ねて出発した。

車内のマイクを担任の南田が握った。


「みんな、張り切っていこう。スタートの月曜から天気に恵まれてさい先がいいぞ」

一人の男子生徒が誤りを指摘した。


「先生、今日は火曜日!」

「え? 今日は火曜なのかよう?」


彩子は気が重くなった。

担任のダジャレ以外にも憂鬱になる理由があるのだ。


これから向かう青少年スポーツ施設には中学生の時にも来たことがある。

彩子はその時に忘れられない出来事を体験したのだった。


1時間ほどでバスは到着し、昼食後、全員ジャージに着替えて集合した。

最初のプログラムは、宿泊施設のある山の頂上まで往復3時間のハイキングだ。


ところが、下山途中から降りだした雨にうたれ、彩子は体調を崩して寝込んだ。

翌朝は40度を超える熱のために起き上がることさえできず、珠子が看病を買って出た。


修も心配になって部屋を覗いたが、珠子が彩子の額をさすっているのを見て絶句した。

珠子の頭上に金色のオーラが放射状に立ち上っていた。


教師たちは朝食後の職員ミーティングで、保護者を呼び寄せて彩子を帰宅させる相談をしていた。

するとその場へ珠子と一緒に彩子がけろりとした顔で現れた。

「もう大丈夫です。ご心配をおかけしました」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ