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エルフのハナちゃん  作者: Wilco
第二十七章 質量保存の法則
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第一話 持ち上げられるとアガる

おまたせしましたあ!

 全ての卵捜索が終わり、最後のわさわさちゃんを救助して門が閉じた。ドラゴンさんたちの新しい生活が始まったのだ。

 あれだけ苦労しただけに感慨深いものがあるが、日常はそんな派手ではなく地味ぃ~に進んでいく。

 

「何かのご縁もあると思いますので、うちで暮らしてみますか?」

「~」


 おひい様は縁を感じたのか、今は十一人のドラゴンさんでひしめき合う家で、わさわさちゃんのお世話もするようだ。わさわさちゃんも、うれしいのかぴょ~んとおひい様の服にひっついた。


「まあ、のんびりやっていきましょう」

「そうですね」


 こうしてリューンのメンバーがようやく揃い、のんびりした日常を送る――のは嘘だ。なぜなら、これから田植えが始まるからである。

 もちろんドラゴンさんたちにも、働いてもらいますからねえ……。

 

「あや~、これはあれですね」

「そうね、あれよね」


 俺が悪い顔をしているのを見て、ハナちゃんとユキちゃんも気づく。キツい田植えが目前であることを。

 

「ねえユキ、大志さん悪い顔してるよ?」

「それはさておき、バイトの話があるの」

「どんなバイト?」

「まだ内緒」


 魔女さんも何かに気づいたようだが、ユキちゃんがはぐらかした。そしてバイトの話をするとなれば……このキツネさん、魔女さんを田植えに巻き込むつもりであるが、俺としては戦力がゲットできそうで何よりだ。というかダークキツネさんになっている。

 

「まあ、いろいろ準備しようね」

「あい~! いろいろれんらくとって、じゅんびしとくです~」


 この辺は阿吽な呼吸という感じで、わかっている人たちだけのあいまいな会話で話が進んでいくが、田植えからは逃れられない。

 みんな仲良く、腰痛になりましょうねえ……。

 

 ――という黒いやり取りがあってから三日後、計画が実行される。まずは村に機材を運び込み、拠点を構築するのである。

 

「あや~、いつみても、おおがかりですね~」

「田植えが始まるぞって感じ、するよね」

「あい~」


 朝からトラックで乗り込み、農具や機材をずらずらと並べていく。毎年の光景なわけだが、ハナちゃんとヤナさんはうきうきした様子で見物していた。恒例行事を見て、気合が入ってきたようだ。


「かっこいい~」

「はいはい、このせんよりはいらないで」

「安全を確認したら、この棒をこう振ってね」

「わかったじゃん」


 いろいろと重機が移動するので、交通整理エルフもバイトで雇ってある。現場監督は魔女さんであり、道路工事のバイトで培った交通整理技術が発揮されているのだが……宝石魔女さんなのに、今はどう見ても土建業現場監督な雰囲気なのはどうなのだろうか。魔女要素が全く見当たらない。


「う、うわ……見たこともない何かが沢山やん」

「やん?」

「何でもございません」

「あわわきゃ~ん、まいとしこんなんやってるのさ~」

「なんだかでっかいの、たくさんさ~」

「やばそうさ~」


 中でも一番驚いているのが、ドラゴンさんたちや、偉い人ちゃんたちである。おひい様は訛りが出るレベルで驚いている。両種族ともしっぽをくねくねとさせながら、おめめは機材にくぎ付けだ。


「男は巨大な道具を持っている、と」

「女性でも巨大な道具を所有する方は……あれ? 知り合いには居ないな……」


 ウシ角さんが相変わらずな論文を書いているが、言われてみれば知り合いの女性でドデカ機材を持っている人に心当たりがない……男なら心当たりが結構あるのに。なんだろう、ウシ角さん論文は正しい気がしてきたぞ?

 そんな感じで準備を始めて行くと、畑のある平地のところに結構人だかりができてくる。魔女さん指揮の交通整理がいい仕事をしているので、安全は確保できているのがありがたい。

 

「あのあの、こちらの道具を見てもよろしいでしょうか」

「お手を触れなければ大丈夫ですよ」


 機材に興味深々なおひい様が代表しての問い合わせだけど、見る分には問題ないのでオーケーしておく。

 

「こちらの線の外からなら、大丈夫ですよ」

「このどうぐは、ここまでじゃん」


 魔女さんを筆頭に交通整理のアルバイトが警備員もしてくれるから、見物人はお任せって感じだね。というか村の男エルフは、ほとんどこのバイトに参加だし。ヤナさんとメカ好きさんが参加してないくらいで、その二人は別の仕事があるからだけど。


「あの、この道具はなんですか?」


 さっそくおひい様が、田植え機を指さして聞いてきた。説明してあげよう。


「田植え用の機械でして、これ一台で一日に一ヘクタールの田植えができます」

「へくたーる?」


 ついでに性能を説明したけど、おひい様はそういやちたま単位をまだ勉強してなかったか。

 

「おひい様、あの区画ひとつの広さですよ」

「はい?」


 ちたま在住歴二年のシカ角さんが、指をさしながら具体的な大きさをおひい様に教えたら、おひい様はぽかんとした。まあ、手作業なら絶対無理なデカさだもんな。


「あんなのを、一日でやりよるんか?」

「出来ちゃうんですよ、こっちでは」

「おかしない?」

「訛りが出ている点についてはおかしくないのですか?」

「何でもございませんし」


 田植え機の説明一つでもうおひい様とシカ角さんがあーだこーだ始めたけど、仲が良い姉妹みたいでほほえましいね。でもお姉ちゃんは、とっといたプリンを下の子に食べられたりして、大変らしいぞ。


「こっちの黄色いやつはなんでしょう?」

「こちらは高圧洗浄機といって、水を高圧で噴出してあちらにある機材を洗っちゃう用の道具ですね」

「ああ確かに、田植えはどろんこになりますか」

「そうですね」


 ほかにも興味は尽きないようで、あれとかこれとかお目々キラキラな感じでいろいろ質問される。

 

「わきゃん? これ、おみずをふきだすやつなのさ~?」


 偉い人ちゃんは、高圧洗浄機になぜかすごい興味を持ち始めた。てこてこと近寄って、じいっと眺め始める。

 

「まあ、これだとよくて一メートルくらいです。洗浄用ですので」

「わきゃ~ん、もっととおくにとどくなら、しょうぼうにつかえるとおもったさ~」


 なるほど、消火活動で使えるかと思ったのか。高圧洗浄機じゃあ無理だな。あと電気がないと動かないし。

 

「消火活動に使えるほどの水圧となると、ちょっと考えないといけませんね。いろいろ探してみて、良さそうな物が見つかりましたら、資料をお渡しします」

「それはありがたいさ~」


 まあ、電力無しでも高圧水を放出する仕組みは何かあるはずだ。暇があるときに調べておこう。

 こんな感じで質問に答えていくわけだが――。

 

「あとは、男とはこういう機材を使うために筋肉がすごく付くのですかね」


 ……おや? おひい様の質問が怪しくなってきたぞ?

 

「そうですよね、なぜ男はこんなんなるのでしょうか」

「資料が必要かとおもうよ~」

「私もそう思うわ」


 というか、なんか面白ドラゴンさんたちが機材ではなく俺を観察し始めたんだけど。

 

「あや~、またはじまったですね~」

「大志さん隙だらけだもの」

「むしろ隙しかない」


 この様子を見ていたハナちゃんとユキちゃんは助けてくれないようだ。遠巻きに見ている。てか魔女さんからさんざんな評価を受けた。いや、俺は危機管理能力のおかげで隙とか全然ないはずだ。隙間なく詰め込んであると思う。


「まあ大志はほっといて準備進めようぜ」

「そうしましょう」


 親父と高橋さんもなんだか慣れてきたらしく、俺を放置する。なぜ?

 ――そんなことがありつつ、準備は夕方前に完了した。

 

「あした、たうえですね~」

「ギニャニャン」

「頑張ろうね、ハナちゃん。フクロイヌも応援してね」

「あい~!」

「ギニャ~ン」


 拠点に遊びに来たハナちゃんも、明日の田植えに思いを馳せながらフクロイヌとなにかやってる。ん? もしかしてお泊り拠点を構築しているのかな?

 

「私もがんばりますよ!」


 てかユキちゃんも、いそいそと自分用のおふとん敷いてるし。

 

「うちもがんばるさ~」

「こういうたいけんも、いいものさ~」

「おわったらおんせんはいるさ~」


 偉い人ちゃんとお供ちゃんたちも、なんかドワーフお泊りセットを並べているんだけど。

 

「まあせっかくだからね! せっかく!」

「おとまりはいいね! いいね!」

「たのしいね! たのしいね!」


 妖精さんたちとかは、もう着ぐるみパジャマを装備しておられる……。

 

「じゃあ俺と高橋さんは、集会場で寝るから。大志あとはよろしくな」

「がんばれよ」


 この状況に対して、親父と高橋さんは俺を置いて逃げるようだ。というか妙に準備が良いため、最初からそうするつもりだった疑惑がある。最近なんか、こういうの多いな……。まあ、このメンツでのお泊り会はよくやっているので、いつものイベントって感じなのかな?

 にぎやかで楽しいのは確かなので、あんま細かいことは考えないようにしよう。多分それがいいはず。いいはず?

 

(あそびにきたよ~)

(にぎやかそうだね!)

(……おじゃまします)


 てか神様たちも来ちゃったわけで、さっそく高橋さんがおいてったゲーム機をぽちぽちし始めた。ゲーム目的なの?

 こんな感じで拠点の人口密度が妙に高くなってしまったわけだが、まあ田植えするのに支障はないというか。なんとかなるでしょ。なるようにな~れ!

 

 

 ◇

 

 

 昨日は夜遅くまで女子会としゃれこんだけど、お泊り女子たちはみんな早起きしていたので一安心というか、その辺はきっちりしているみなさんであった。そんな彼女たちと一緒に朝の準備を終え、朝ごはんもたっぷり食べて田んぼに向かう。


「大志さん、おはようございます」

「きかいのじょうたい、かくにんしときました」


 田んぼに到着すると、ヤナさんとメカ好きさんが機材のチェックを終えていた。二人とも、結構早起きして仕事してくれてたんだな。ありがたや。

 

「おはようです~」

「おはようハナ、昨日はちゃんと眠れたかい?」

「あい~、ぐっすりです~」


 ハナちゃんもおはようの挨拶をし、みんなで準備をしていくと、やがて人が集まり始めた。

 

「全員集まりました」


 ヤナさんの点呼により、田植え戦士たちが並ぶ。顔ぶれは、わが村の面々全員と、平原の人たちやあっちの森田植え組を含む、観光客たちである。てか、村にいた人たち全員来ちゃった。

 

「よくわかんないけど、なんかもよおしあるってきいた」

「けんぶつするさ~」

「くさがたくさんおいてあるね! くさがたくさん!」


 まあ観光客の大半は見物しに来ただけっぽいけど、異世界の農業もあっちからすると珍しい催しって感じかな? 楽しく見物してもらおう。そして隙を見てそそのかし田植えをさせるのだ……!

 

「ま~たタイシわるいかおしてるです」


 ――おっと! 顔に出ていたようだ。でもこれはそう、それ関係なんだよ。まあ、田植えしながら様子を見てだね。沼に引き込んでだね。

 それはさておき、サクッと始めちゃおうか。


「それではみなさん、事前の打ち合わせ通り田植えを始めましょう!」

「「「おー!」」」


 号令をかけるとみなさんてきぱきと動き始める。俺はひとまず、村人たちと一緒に手植えだ。ある程度監督して大丈夫そうなら、親父やヤナさんたちと交代で田植えマシン担当の予定だ。

 ではでは、TAUEしちゃおう!

 

「それじゃあハナちゃん、一緒にがんばろうね」

「あい~!」


 元気いっぱいのハナちゃんと一緒に、あらかじめ六角(田植定規)で描かれた升目に植えながら、周囲を見ていく。ハナちゃんは危なげない感じで植えているので、一年のブランクがあっても、それほど鈍ってはいないようだ。

 

「うっ……腰が……」


 ユキちゃんは鈍りまくっているらしく、完全にリセットされている感じである。開始三十秒で腰痛を訴え始めた。あれだけ修行しているわけだが、田植えは使う筋肉違うからね。しかたないね。

 

「なーんかなれてきたじゃん」

「どろにしずんでいくのを、なれたっていうのか」

「いきなりどろんことか、ふるえる」

「わたしもなれたわよ~」


 エルフ組をみると、マイスターは別の方面で慣れてしまったようで、すでにマッドマンだった。腕グキさんも、お尻もちをついた形跡がはっきり残っている。慣れたとは一体……。

 

「わきゃ~ん、けっこうサクサクいくさ~」

「コツをつかめば、かんたんさ~」

「うちら、たうえのてんさいかもさ~?」


 偉い人ちゃんとお供ちゃんは、結構いい感じに田植えできててびっくり。こういうのは得意みたいな感じだが、調子こきまくっている。これは後で腰に来るパターンじゃないか? ゆっくりやっていかないと蓄積していくんだよお……。


「わきゃ~、さいしょっからとばすと、あとからくるさ~」

「あるていど、おさえるさ~」


 ほら、村のドワーフちゃんたちは、ペース落としてるでしょ。後のこと考えてるんだよお。

 

「みんながんばってね! それなりにがんばってね!」

「ほどほどに~」

「すでにしっぱいしたやつできたね! しっぱい!」


 そんなみんなを、妖精さんたちが応援している。お昼ご飯で提供予定のおにぎりをこねこねしながら、元気いっぱいだね。イトカワちゃんの発言は聞かなかったことにしよう。

 まあ村での田植え経験があるみなさんは、出だしいつも通りって感じか。ある意味安心して見ていられる。それでは、田植え初参加のドラゴンさんたちはどうかな? ちょっと見に行ってみよう。

 

「ハナちゃん、自分はドラゴンさんたちをちょっと見てくるね」

「わかったです~。こっちはまかせるです~」

「ありがとうね」


 いったん断りを入れてから、ドラゴン田植えゾーンへ行ってみると――。


「おひい様! 無理しないでください!」

「無理はしていないのですが……なんというかこうなってしまうというか」

「今引き揚げますから!」

 

 おひい様が腰まで沈んでいて、シカ角さんやお世話ドラゴンさんたちが一生懸命サルベージ作業をしている……。出だしから事故が起きておるではないか。俺も手伝って、引き揚げよう。

 

「お手伝いしますよ。そちらにお運びしますね」

「あ、ありがとうございます」


 おひい様をひょいっと持ち上げて田んぼエリアから避難させてあげると、ちょっと驚いた様子だった。いきなり持ち上げたのがあかんかったかな?

 

「男に持ち上げられると……なんや気分ええな」

「今何かおっしゃいました?」

「何でもございませんとも」


 今ちょっと不穏なつぶやきが聞こえたのだが、不快ではなさそうなので良かったことにしよう。これは踏み込むと、論文的なあれで危険な感じがするんだよ。

 

「なるほど、男に持ち上げられると気分がアガるっと」

「論文の参考にしたいので、私もお願いできますか?」

「どれくらいアガるかの単位も決めましょう」


 うん、手遅れだった。面白ドラゴンさんたちが集まって、論文がどうの言い始めたわけでして。まず田植えしてからにしようね。


「ほらみんな、田植えさぼるなら夕食抜きにするからね」

「ごめんなさい」

「いまやります」

「だから大盛をお願いしたいの」


 この事態はシカ角さんが強制力をもって介入し、事なきを得た。ほんとこの人頼りになるな……いずれ何かお礼をしておこう。

 

「この辺は私が見ておきますので、大志さんはほかの方々のほうを見て頂ければと」

「お任せしても大丈夫でしょうか」

「大丈夫ですよ。ほら、私たち三人が植えたところはこんなんですし」


 さらにシカ角さんがドラゴンエリアの監督をしてくれるそうだけど、確かに三人娘が植えたところはきっちりできてた。ならお任せしても大丈夫か。

 

「確かにこれなら問題ないですね。それでは、こちらはお任せします」

「はい、承りました」


 なんかもうドラゴンさん関係は、シカ角さんに音頭取ってもらえば良さそうなのが見えてきたな。おひい様も含め、ほかのドラゴンさんがアレだとも言う。まあ、その辺は考えないことにして、俺は元の持ち場に戻るか。


「では、戻ります」

「はい、何かありましたら、お呼び致しますので」


 ドラゴンさんたちに見送られながら元の場所に戻ると、ハナちゃん担当エリアは良い感じに田植えが進んでいた。綺麗に植えられていて、進捗(しんちょく)具合もなかなかだ。

 

「おっ! ハナちゃんすごいね。もうこんなに進んだんだ」

「きょねんやったコツ、おもいだしたです~」


 素でハナちゃんすごいなと思って声をかけると、こっちを振り向いて満面の笑みでほめてほめて光線を出し始めたわけだが。……よし、慎重に、慎重に褒めていこう。

 

「丁寧な仕事でとても良いね。さすがハナちゃんだよ」

「ぐふ~」


 ――どうして!

 割と抑え目に褒めたにもかかわらずハナちゃんはぐにゃって、じわじわ泥に沈んでいく……。さくっと救助しよう。

 

「はいハナちゃん、あっちでちょっと休もうね~」

「あい~。ぐふふ~」


 救助されたハナちゃんはもうご機嫌だが、今この瞬間貴重な田植え戦力がしばらく行動不能になってしもうた。

 

「ほら、男に持ち上げられるとアガるんですよ」

「おひい様の理論は、実証されましたね」

「やっぱり単位を決める必要が」

「私もちょっと褒めてもらえますか? アガりたい気分なんです」


 ハナちゃんを日陰に寝かせていると、泥だらけになったおひい様と、同じく全身マッドなお世話ドラゴンさんたちが変なことを言い始める。

 

「ぐふ~」

「ハナちゃんのアガりようから、単位が定まらないかしら」

「やってみましょうか」

「瞳孔が開いてるわね」

「ぐふふ~」


 もうなんか収集不可能な感じになってきたけど、田植え始めたばっかりでこれなんだよね……。


「そこのあなたたち、今日の晩御飯は抜きにしますからね」

「「「キャー!」」」


 困っていると、おかんむりのシカ角さんから晩御飯抜きビームが発射され、論文ドラゴンさんたちが処された。ま、まあ……午後から挽回してください。そうすれば、お手柔らかにしてもらえるよう打診しますんで。

 なお挽回できなかった場合。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 時は来た それだけだ という訳で作者様が異世界行きそうになったりとか色々あったみたいですが、結果的にこうして無事ハナちゃんたちと再開できたことを嬉しく思います。 本当に良かった。 [一言…
[良い点] ハナちゃんのぐふふ〜が読めてめでたい!
[良い点] ハナちゃん久しぶりー!(・∀・*) 皆元気そうでなによりです。 Wilcoさんもアレしてなくてなによりです。 来年はハナちゃんたちにいっぱい会えて、Wilcoさんも帰れますように! 良いお…
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