表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エルフのハナちゃん  作者: Wilco
第二十四章 赤い星
400/448

第十五話 鬼が出るか蛇がでるか


 ここはとある世界の、とある祭り会場。

 やらかしてしまいました。


 ヤナさんの濃縮電きのこ酒をみんなにまざってこっそりのんで、ちょっとしびれていた隙に……防壁に穴が空いたようです。

 でもあれ癖になるんですよね。刺激的な電気味が良いと言うか。

 ただそのせいで、外部から何かを探知されちゃったみたい。

 今からくるとか聞こえましたが、どうしましょう……。


 まあ、大志たちがなんとかするはずです。

 たぶんそう。


 ……細かいことは気にしないで、私は飲み放題を楽しみましょうかね。

 こういうときは、飲んで忘れるのが一番らしいですから!



 ◇



 この隠し村への侵入経路は、洞窟ともうひとつ、いつも入ってくる入り口だ。そのほかに経路は無い。

 つまり警戒すべきは、その二つの入り口となる。


「俺は洞窟のほうを警戒する」

「大志、俺もだ」

「わかった」


 親父と爺ちゃんは洞窟を警戒する担当を立候補した。

 じゃあ入り口は俺と高橋さんだな。


「高橋さん、俺と行こう」

「ああ」

「みなさんの護衛は、私とお婆ちゃんがします」


 高橋さんにバディを頼むと、快く引き受けてくれた。

 ユキちゃんとお婆ちゃんは、遺跡で村人たちや観光客のみなさんを護衛してくれるようだ。

 ここはひとつ、お任せしよう。


「では、加茂井家にこちらをお願いします」

「はい」

「こっちはまかせてねえ」


 と言うわけで、警戒態勢発動だ。

 無線機をもって、それぞれの担当地区に向かおう。


「タイシ、きをつけるですよ~」

「ケガしないように気を付けるね」

「あい~」


 ハナちゃんもくねくねしながらも、心配そうに見上げてくれる。

 ただなぜくねくね踊りをしながらなのかはわからない。


「ヤナさん、消防団の指揮と無線をお願いします」

「わかりました」


 念のためヤナさん率いる消防団にも活動を依頼し、状況開始だ。

 よし、それでは持ち場に就こう!


「では、状況開始」

「ああ」

「行くか」

「おう」


 親父と爺ちゃんは洞窟に向かい、俺と高橋さんは入り口へと向かう。

 全員無言で走り出すが、本気を出しているため相当早い。

 数分で入り口に到達した。もう一方のチームも、今頃到着している頃だろう。


「よし、警戒態勢に入ろう」

「ああ」


 俺と高橋さんは、近くの手頃な茂みに身を隠す。

 無線で連絡もしておこう。


「こちらアルファ、警戒態勢に入った。近くの茂みに隠れている。どうぞ」

『こちらブラボー、了解した。こちらも同様に警戒態勢に入っている。どうぞ』

『こちらチャーリー、遺跡の周囲は問題なし。どうぞ』

「こちらアルファ、了解した。引き続き頼む。通信終了」


 ブラボーは親父と爺ちゃん、チャーリーはヤナさんだ。

 どちらも警戒態勢に入っており、あとは待機するしかない。

 何も起こらなければ良いが……。


「……」


 高橋さんと二人、息を潜めてじっと待つ。


「?」


 そしてそんな俺たちを、近くにやってきたハクセキレイちゃんが不思議そうに見ている。

 というかくちばしでつついて来た。ああいや、今仕事中なので。


「??」

「???」


 よくわからないが他にも鳥が集まってきて、つんつんしてくる。

 今仕事中なんですよ。好奇心旺盛なのは良いのだけど、ちょっと今はアレなもので……。


「……大志、この鳥どうする?」

「そっとしておこう」


 高橋さんの頭にも鳥が停まっていて、俺たちの緊迫感をよそにのどかな光景である。

 でも仕事しないと。


 ――そうして三十分が経過する。


「飽きてきた」

「早くない?」


 これだけ時間が経っても、何も起こらない。今すぐ行くと言ったのはなんだったのか。

 移動に時間が掛かっているのかな? それとも洞窟のほうから来る?

 親父たちから通信はないので、こっちから確認してみよう。


「……こちらアルファ、状況変化なし。飽きてきた。どうぞ」

『こちらブラボー、同じく。どうぞ』

『こちらチャーリー、みんなは飲み会を始めてます。どうぞ』


 親父たちのチームに変化はなく俺たちと同様飽きてきており、遺跡ではすでに警戒を放り投げて飲み会が始まったそうだ。

 たった三十分で警戒班が瓦解し始めている。


「ZZZ」


 と言うか高橋さんがお休みの国に旅立った。

 俺も遺跡に帰って飲み会したいが、責任者なので出来ない。

 しかし正直、自分も眠くなってきたわけで。


 ――さらに三十分後。


「こちらアルファ、何もなし。どうぞ」

『こちらブラボー、同じく。どうぞ』

『こちらチャーリー、エビフライとカレーが合うぞって盛り上がってます。どうぞ』


 何も起こらず。

 俺もすごく眠くなってきているし、無線から聞こえる親父の声も眠そうだ。

 遺跡のほうでは、エビフライカレーで盛り上がっているらしい。確かにそれはかなり美味しい組み合わせだ。

 そんな感じで、いい加減疲れてきたとき――何かの、音が聞こえた。


「……こちらアルファ、何かが接近中」


 それだけ伝えて、また息を潜める。高橋さんは寝ているのでそもそも静かだ。

 耳に聞こえる音は、どんどん近づいてくる。

 何かを引きずるような、ずるずるという音が。いや、足音も混ざっている。

 いったい何が接近しているのだろうか?


「こんな場所があったの!」

「不思議だよ~。わからなかったよ~」

「隠されてたね。すごい技術だね」

「でも轍がありますね、車が通った跡があります」


 やがて声が聞こえてきたが、複数人いるらしい。女性の声っぽいのだが……。

 そろそろ、姿が見えるころだ。ちらっと、草の間から確認しよう。


「ここは現在進行形で、『誰か』が管理している形跡があります。相当な力の持ち主かと思われますので、警戒してください」

「そうね、とんでもない術だわ。菓子折りを持ってこなかったのは、失敗だったかしら」

「やばいよ~、こわいよ~」

「でもくねくねの神様がいるんだよね。確かにここなんだよね」


 肩から上しか見えないが、全員女性の様だ。四人いる。

 しかもその中の一人は……魔女さんだった。先頭を歩きながら、後ろの三人を案内している。

 しかし彼女がどうしてここに?

 ……この領域に入れると言う事は、悪い人でもないしそういう目的もないということだ。

 考えてもわからんな。

 よし! 姿を現して話を聞いてみよう。まずは明るく挨拶だな。


「はいみなさんこんにちは。なにかここにご用事ですか?」

「キャー!」

「でたー!」

「ぎゃあああああ!」

「オバケー!!!!!」


 しゅたっと道に出て挨拶したら、全員腰を抜かす。いきなりすぎたか。

 そんなことより魔女さん以外の方々の姿を見て、俺のほうがびっくりした!

 この人たち――。


「た、大志さん!?」


 びっくりして固まっていると、魔女さんが俺に気づいたようだ。

 そうそう、ぼくはオバケじゃないよ。


「え? お知り合い?」


 魔女さんの反応を見て、腰を抜かしているうちの一人が反応した。

 俺と魔女さんの顔を交互に見ている。

 説明しておこうか。


「私と彼女は、商売上の取引先という間柄です」

「そ、そうなんですよ。でもなんで、大志さんがここに……」

「私はここの管理者です」

「大志さんが、ここの……」


 知り合いだという旨を伝えると、へたり込んだままの魔女さんが俺を指さす。

 なぜここにという問いかけには答えたが、今度は俺のほうが聞きたい。

 魔女さんはともかく、一緒に来た三人が問題だ。ちたま一般人ではない、そのお姿は……。


「ちなみにそのお姿……蛇さん的な感じですか?」

「お姿? ――あ! 術が効いてない!」

「ほんとだよ~! バレちゃってるよ~!」

「跳ね返されるね! 強すぎだね!」

「え? お姿って何ですか?」


 姿について尋ねると、三人はきょろきょろしてすごく慌て始めた。

 なお魔女さんは虚ろな目になったので、完璧に洗脳されておるわ。気づいていない。


「見られちゃったわ!」

「どうするんだよ~! ごまかせないよ~!」

「いっそのこと開き直るのがいいよ! どうしようもないよ!」


 三人は正体がバレたことにうろたえているが、俺もオロオロだ。

 なにせそのお姿は――下半身が蛇っぽい。そして側頭部には、それぞれ特徴的な角がある。

 ラミアさんのような、そうではないような……ともかく、ちたま一般人ではない。

 上半身の服装はごく普通で、ブラウスとかワイシャツとかだ。あと三人ともリュックサックを背負っている。

 下半身は長いスカートをまとっているけど、まあズボンは履けないよね。

 わりと上下のコーディーネートに気を配っているようで、なかなかのファッションセンスだな。

 あとみなさんグラマーで、三人とも肌はやや褐色な感じだ。顔立ちはエスニックな雰囲気がある。

 それはともかく、詳しいことを聞かないとよくわからん。


「あの……」

「ひいいいい!」

「食べられちゃうよ~! 美味しくないよ~!」

「食べるのは好きだよ! でも食べられるのはごめんだよ!」


 声をかけると、三人とも抱き合ってめっちゃ怖がっておられる。いや、食べませんから。

 それより、姿を隠してというか偽っていたようだ。

 俺には効果が無い、というか領域内では偽装が解除されるので、正体モロバレで恐慌状態みたいだが。


「おい大志、なんか騒がしい……なにこれ?」


 と思っていたら、高橋さんが騒ぎを聞きつけて出てきた。


「!!!! ――……」

「――……」

「……」

「あわわ――……」


 そして高橋さんのキバとかあって強そうなお姿を見て――全員気絶。

 どうすんのこれ。人畜無害だってゴリ押しする前にシャットダウンしてもうたよ。


「なんだこれ?」

「とりあえず運ぼう」

「そうすっか」


 なんだか良くわからないけど、このままにしておけない。

 とりあえず、集会場に運んで様子を見よう。


「こちらアルファ、訪問者四名と接触した。一名は知り合いで、あの魔女さんだ。どうぞ」

『こちらブラボー、これからどうする。どうぞ』

「こちらアルファ、ひとまず集会場で話を聞く。そちらは遺跡で待機していてほしい。どうぞ」


 警戒態勢はひとまず解除し、訪問者のみなさんとの対処は俺が担当することにした。


『え? 魔女さんが来ているのですか!?』

「そうだけど、ひとまずユキちゃんは待機していてほしい。話を聞いてから判断したい」

『わ、わかりました』


 ユキちゃんも魔女さんがいると聞いてびっくりしているが、まあひとまず待機だね。

 念のため、話を聞いてから会わせるか決めたい。

 あと高橋さんも遺跡にて待機だ。見た目怖いからね。

 ようするに俺一人でお話聞きますよ作戦となる。

 なおラミアさんぽい方々はそれなりに長いので、大変に運ぶのが面倒であった。



 ◇



 集会場に運び込んだのち、しばらくして四人は目を覚ます。

 まあその時も色々ゴタゴタしたが、何とかお話が出来る状態にはなった。

 魔女さんの知り合いってのが効いた感じだ。


「一時間ほど前、念話を送ってきたのは……みなさんですよね?」

「はい」


 問いかけにまず返事をしたのは、肩甲骨くらいまである黒髪ストレートで、側頭部に小さな鹿のような角のある人だ。

 不安そうに、蛇っぽいしっぽの先をくねくねさせている。蛇っぽい部分は赤いウロコに緑の縞模様が入っているな。

 一番年長っぽくて、二十代前半、大学生以上って感じだ。


「そうなんだよ~! やっとこ見つけたんだよ~」


 次に答えたのは、おっとりした感じの方だ。肩まである黒髪はくせっ毛でくるくるしており、側頭部の角は羊さんぽい。

 ウロコの色は青と黄色でアオダイショウっぽい模様をしている。

 お年のほどは、高校生くらいって感じだね。


「くねくねの神様だね! 探してたんだね!」


 最後に答えた子は、茶髪ショートのヤギさん角な元気の子か。

 ウロコは赤と青のまだら模様で、中学生くらいの年齢に見える。


 こんな感じで、俺の問いかけにそれぞれ答えたラミアっぽいみなさんだけど、まだ若干こわごわとしていた。

 だがこわがりながらもお茶はすびびと飲むし、お茶菓子もバリボリ食べるしで、ある種の逞しさが窺える。


「私はその……触媒の効果試験を手伝ってまして」

「触媒ですか?」

「はい。感応石を用いたものでして……」


 魔女さんもおずおずと答えたが、その話を聞いてピンとくる。

 確か彼女は、エステサロンで技術指導のバイトをしていたはずだ。

 そしてそれは、感応石を用いた何かのためという話であった。

 と、言う事はだ。


「もしかして、エステサロンの関係者ですか?」

「はい。この先生方は、エステサロンのみなさんです。凄腕ですよ!」


 あっ、魔女さんの目が虚ろになった。洗脳すごい。


「実はあの鉱石、供給元は私でして」

「そうなんですか」

「世間はせまいね。知り合いの知り合いだね」


 洗脳されている人はさておき、ラミアっぽい人たちに自分も関係者だと伝えると、なんだか脱力しておられる。

 ちなみにそのうち一名は、お茶菓子を食べるのに忙しくてこちらの話を聞いていない。


「ともあれ、なぜここに来られたのですか? 見つけたとおっしゃってましたが」

「そうそうそれ! それなんですが……」


 もう一名もお茶菓子の攻略に入ってしまったので、残ったシカ角お姉さんとお話だ。

 この人がまとめ役っぽいので、お任せされている感がある。

 つまり丸投げだね。


「私たち、人探しのためにこれをつかってまして」


 おもむろにリュックから何かを取り出したが、水晶玉っぽいね。


「水晶玉っぽいですね」

「これは私たち巫女に伝わる便利なやつでして、色々ありますがまあ便利なんです」

「さようで」


 ふわっとしすぎてよくわからんが、まあ便利なブツらしい。

 というかこの人たち、巫女さんなんだな。まあ魔女さんを洗脳できるくらいだから、すごい実力ありそうだ。


「それで、この便利なやつを使って人を探していると」

「はい。おひいさまなのですが……合流できなくて」

「待ち合わせとかをしていたのですか?」

「この便利なやつをつかって、安全な場所で落ち合う予定だったのですけど……会えなくて」

「そうなんですか」

「はい」


 どうやら彼女たちにとってのお姫様がいるようだけど、合流が出来なかったらしい。

 その人を探すために、この便利なやつを使うと。


「こっちに来てからずっと探していますが、ぼんやりとしか反応がなく……」

「長野で落ち合う予定だったのですか?」

「いえ? ただ淡い反応からすると、このナーガノって所におられるようで」

「長野にですか?」

「おおまかにですが、この辺かと。ですので、もうずっと探していたんです」


 そのお姫様を探すために便利なやつをつかっていて、どうも長野に居るっぽいのか。

 ただ反応がぼんやりすぎて大まかにしかわからず、ずっと探し続けているようだ。


「感応石を求めたのは、もしかして感度を上げればあるいはって所ですか」

「そうです。この触媒本当にすごくて、これならイケるんじゃないかって」


 そう言いながら水晶玉をのてっぺんを指さしたけど、よく見るとうちが売った感応石がくっつけてあるね。

 なるほど、探知かなんかで使っている便利な奴を、触媒で強化したってところか。

 実際そのおかげで、うちの結界内にあるなにかを探知したっぽいし。

 しかも、念話まで届ける強力さだ。

 ……んでも、これくらいであの結界を突破できるのかな? そんなに弱くはないはずだが。

 まあ現実として突破されたのだから、あとで結界は見直すとしよう。


「それで、見つかったのですか?」

「ええ! もうあのくねくねの神懸かった踊り、おひいさまくらいしかできませんから!」


 見つかったの? と問いかけると、ラミアっぽいお姉さんが、ガババっとちゃぶ台に前のめりになった。

 でもあれ、ハナちゃんがくねくね踊ってたやつに対してっぽいんだよな。

 そういう知り合いがいたとも聞いていないし、人違いなのでは?


「その、大志さんがここの管理者なのですよね?」

「そうですね」

「おひいさまのところへ、案内していただくことはお願い出来ませんか?」

「う~ん、どうしたものか……」


 彼女たちの目的はわかったが、ハナちゃんと会わせて良いものだろうか。

 とはいえ自力でこの村に入れたので、隠し村で自由に過ごす資格はあると言える。

 ならまあ、良いのかな?


「……とりあえず、今お祭りの最中でして。そこに案内することは可能ですよ」

「お祭りって聞こえたよ~」

「楽しそうだね!」


 お祭りしてると言ったら、残りの二人がすっごい食いついてきた。

 そういうところは聞いているらしい。


「是非とも案内してください! お願いします!」

「お祭りみたいよ~! おひいさまもそこにいるらしいよ~!」

「縁日たのしみだね! おひいさまともようやくあえるね!」

「ああいや、まだそのおひいさまだとは確定していないもので……」


 ともあれ彼女たちはお客さんとして扱おう。

 もちろん魔女さんもだ。全員自力でここに来れたのだから。


「こちらアルファ、話はまとまった。訪問者をそちらに案内する。どうぞ」

『こちらブラボー、了解した。どうぞ』

『こちらチャーリー、了解しました。どうぞ』

「こちらアルファ、今から向かう。通信終了」


 ひとまず遺跡側に無線連絡したので、これから向かおう。

 さてさて、鬼が出るか蛇がでるか……て、蛇さんがやってきたんだったな。

 まだこのラミアっぽい人たちのことはわからない事だらけだが、まずは行動しよう。


見守る人お仕事サボり中

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 沢山の愉しいお話が、いっぱいです!! 毎日、一年以上読んでも、まだまだいっぱいある事態! 私辺りは、なろう様で読物を捜す時、話数は大事なポイントなのです、それは、一晩中睡眠不足と戦えるからな…
[良い点] こちらスネイク、潜入(ミッション)を開始する。 と言う訳で、大志の土地でも有数の観光地であるこの村に、新たな予約が入電しました。脳内に直接。 緊急事態を受けて予てからどちら様もうぇるかむ…
[良い点] 大志君の危機管理能力のアレさは見守る人から脈々と受け継がれて来たものなんですね…(・∀・;)飲んどけ飲んどけー! エステの中の人達ガチで幻術使いっぽい神話生物さんじゃないですかー。そら権…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ