表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エルフのハナちゃん  作者: Wilco
第二十三章 雪の恵み
384/448

第二十四話 新種発見ちちちっち


 ユキちゃんと町遊びした翌日、家に来客があった。


「大志君、昨日はうちの孫が世話になったねえ」

「いえいえ、どちらかというとうちのほうが世話になっているような……」


 応接間で俺と茶飲み話をしているのは、加茂井さんのお婆ちゃんだ。

 ユキちゃん関連で話に来たわけだね。


「いやいや、雪恵の正体を知りつつ変わらないのは、ありがたいことさね」


 おい、ユキちゃんが身バレしたの、お婆ちゃんはわかってるみたいだぞ。

 内緒にしてねって言われたんだけど、どこから漏れた?


「え~っと……」

「あの子から口止めされてるんだろうけど、毛づくろいについて確認してきたんだよ。バレてなきゃそんなこと言わないさね」

「おっと、本人がポロリですか」

「そうさね」


 口止めしておいて自分で暴露するとか、さすが加茂井家で一番のうかつさんである。

 外にだしたらあかん人だ。もう手遅れではあるのだが。


「まあそういう事で、確認しにきたんだよ。このままお付き合いしても、大丈夫かどうかを」


 続けて、お婆ちゃんはそう言う。

 ユキちゃん同様、加茂井家としても心配なんだろうな。

 でも大丈夫ですよ。だいぶ昔に全部わかってたからね!

 ついこの間バレた感で認識しているあたり、このお婆ちゃんもだいぶうかつである。

 もう今更というか、ここまで気づかないのもさすがというか……。

 その辺は気にしないことにして、ひとまず入守家としての見解を述べておこう。


「それは問題ございません。これからも、末永くお付き合い頂けたらと、我が家も私も願っておりますから」 

「それはそれは、嬉しいねえ」


 俺の回答を受けて、お婆ちゃんもほっと一安心って感じだ。一仕事終えたって雰囲気だね。

 というか、そもそも疎遠になったら困るのは、うちのほうである。逆に、しがみついてでも逃さん。

 うちの仕事を、これからも手伝ってもらいますよお。


「両家の関係が保たれたのはめでたいとして、当人の雪恵は……ちょっと修行が足りなさすぎるので、山形まで修行に出したさね。今日の朝早くに」

「修行ですか」

「申し訳ないけど、その間は私が村の手伝いをするよ」

「それについては、問題ございません。昔からですから」


 今後の関係について確約が得られたところで、ユキちゃんのお話になった。まあ引き続きうちに来てもらうなら、予定のすり合わせも必要だからね。

 修行についても、だいたいそうなるだろうなと予想はしていた。山形というのは驚きだが。

 確かそこには……。


「ちなみに山形というと……もしかして、出羽三山(でわさんざん)ですか?」

「そうさね。修験道でギッチギチに鍛えてくるよ。まあ一週間てとこかね」

「お、お手柔らかに……」

「頑張ってほしいものだねえ」


 どんだけ厳しい修行になるのか、だいたい想像できる。

 ユキちゃんが帰ってきたら、エステに連れて行ってあげよう。労わなければ。

 エステさんのおためし研修も終わるころだから、時期的にも丁度いい。


「ともあれ、今後もいろいろお世話になります」

「こちらこそさね」


 こうして、キツネさんはしばし東北で修行となってしまったのだった。



 ◇



 季節は三月となったが、長野の北部はまだまだ寒い。というか普通に冬である。

 こたつを六月まで使うのは、伊達ではないのだよ。

 ただし積雪はだいぶ減ってきており、車で村に行くのも楽になってきた。


「タイシタイシ~、おかえりです~」

「ギニャニャ」

「こんにちはさ~」


 そんな中でも、ハナちゃんをはじめみなさんお元気だ。

 村に到着すると、いつものようにお出迎えしてくれる。


「あえ? ユキはきょうこないです?」


 しかしユキちゃんのお姿がないわけで、ハナちゃん首を傾げちゃったね。

 ひとまず実家の都合と伝えておこう。


「おうちの都合で、しばらくは来れないんだって」

「たいへんそうです~」

「ユキさんも、いろいろがんばってるみたいさ~」

「ギニャ」


 まあ彼女が家の都合でしばらくお留守になるのは、前にもあった。

 大変なのは確かにそうだけど、修行が終わればユキちゃんもバージョンアップするわけだ。

 心配するのではなく、パワーアップしたキツネさんの来訪を楽しみに待つのが良いね。


 そうして和やかに挨拶を済ませ、ハナちゃんちで一服したのちお仕事開始だ。


「今日は、大豆畑の確認だっけ」

「あい~。タイシにみてもらいたいです~」

「うちもおつきあいするさ~」


 ハナちゃんの話によると、浮草で大豆栽培に挑戦しているようだ。

 実物を見たことがないのでわからないけど、面白い試みではある。

 まあまずは見てからだね。


「それじゃあ湖に行こうか」

「いくです~」

「フネにのるさ~」


 三人で川をボートで移動し、湖に到着だ。あとはハナちゃんに案内してもらって、試験場へ行こう。


「じゃあハナちゃん、案内おねがいね」

「あい~、あっちです~」


 ハナちゃんの指さす方向へ、ボートを移動させる。

 しかし、なにか様子が変だ。


「……ハナちゃん、あれ何?」

「あえ?」

「わきゃん?」


 現場に近づくにつれ、様子がわかってくる。なんかでかいのが、水面に浮いてるんだよなあ。

 もしかしてあれが、浮草かな?


「あれがハナちゃんの言ってた、浮草畑なの?」

「……あんなにおっきなの、うかべてないです?」

「え? どういうこと?」

「ハナたちがつくったのは、ちいさいのがいっこだけです?」


 ハナちゃんに聞いてみたら、なんかちがうっぽい。ちいさい一つの浮草畑しか作っていないとな。

 しかに目に映る風景は、割とデカい四角形の浮草区画なのだが。


「現地で確認してみよう」

「そうするです~」


 あわてて近くに行ってみると、そらもう見事な浮草畑が出来ていた。

 一つの株は五十センチ程度の四角いもので、その株は(つる)を使って縦が五、横が五ずつ連結されている。

 つまり一辺が二十五メートル規模の、四角い構造体がそこにあるわけだ。


「こんなのつくったおぼえ、ないです~。あえ~? あえ~?」


 栽培責任者のハナちゃんは、わけわからなさに頭を抱えてしまう。

 俺は経緯もしらないので、もっとわからない。なんぞこれ?


「とりあえず、こうなった原因を知っている人がいないか、聞いてみよう」

「そうするです~」

「うちもおてつだいするさ~」


 もはや大豆栽培とかそういう状況ではなくなってしまい、慌てて聞き込み調査を開始だ。

 しかし、湖に暮らすドワーフちゃんたち全員、わからないとのことだった。


「うちらも、びっくりさ~」

「ふつかまえは、こんなんなかったさ~?」

「つまり、昨日出現した可能性が高いと」

「たぶんそうさ~」


 ただし原因はわからなかったが、出現した時期はわかった。

 たった一日くらいで、この構造体を作成した犯人が、どこかにいるのだ。

 おそらくホシは土地勘のある人物である。そうでなければ、この犯行は難しい。


「あや~、ふしぎですね~」

「何が起きたんだろうね」

「わかんないです~」

「なぞのげんしょうさ~」


 結局良くわからないまま、みんなで頭を抱える。

 いったい誰がどうやって? しかしどれほど考えても、わからないものはわからない。

 ただ、悪意がないのは間違いない。だいぶ良い感じの畑になっているので、逆に助かるほどだ。

 ここはひとつ、有効活用してみようか。


「誰がしてくれたかはわからないけど、ありがたく使わせて貰うことにしよう」

「それがいいです~」

「ひらきなおるさ~」

「うちらも、それにのっかるさ~」


 ということで、開き直ってこの謎畑で栽培実験を続行することにした。

 ハナちゃんと偉い人ちゃん、あとはお母さんドワーフちゃんとミタちゃんたちとで、それぞれの区画に大豆っぽいやつを埋め込んでいく。


「ういてるやつも、なんかいろいろかわってるです?」

「そうなの?」

「あい~。しっかりつくりこんであるです~」


 作業を開始してみると、どうやら当初のちいさな浮草より凝った作りになっているらしい。

 編み草で、浮草を包み込んでいる。これなら構造強度もそれなりにあるし、なによりバラけないのが良いな。

 たしかに良い仕事している。大豆っぽいやつを埋め込みやすいのも嬉しい点だ。


「あや! ここにだいずっぽいやつ、うめこんであるです~」

「やっぱり、大豆畑として使うために作られたぽいね」

「たぶんそうです~」


 作業途中では、はしっこの区画に大豆が埋め込まれているのも発見した。

 これはハナちゃんが実験で栽培していたものを、移植したと思われる。

 ということは、この構造体の目的は確定だ。まず間違いなく、畑として使うために生み出したのだ。


「……あえ? ここはぶあつくて、うめこめないです?」

「確かに、なんだかこの島だけ、妙に草の密度が高いね」

「うちくらいなら、のっかれるさ~」


 ただしど真ん中の一区画のみ、なぜかはわからないけど大豆が埋め込めないほど頑強だ。実際ミタちゃんが乗っかって、浮力を確認している。

 ほかの区画はそうなっていないだけに、どうしてここだけ? という疑問が浮かぶ。

 いったいこの畑、だれがどんなつもりで作ったのだろうか。



 ◇



 ここはとある世界の、とある湖。

 ユキちゃんが暗黒化した翌日の夜、いつものように、謎植物がたむろしておりました。

 恥ずかしがり屋の、ちっちちゃんたちですね。


「ちっちち~」

「ちちちち」

「ち~」


 あら? なんだかちっちちゃんたち、活動的ですよ。

 ついこの間まで、どんより祭りだったのに。


「ちち~」

「ちちちちち~?」


 何を言っているかはわかりませんが、みんなで集まり会議中ですね。

 相変わらず光るすごいやつはないのですが、それでもこないだよりずっと活動的。

 どうしたのでしょう?


「ちっちっち」

「ち」


 ジェスチャーを見てみると、なんだか手を頭の上にやって耳みたいに表現したり、八本の草を持ってきて、お尻に着けたりしてます。

 向かいの子は、なんか吸い取られるしぐさみたいなのも。


「ち!」


 吸い取られた子は、元気いっぱいな演技をしていますよ。

 ……もしかして、前にユキちゃんがどんよりオーラを全部吸収した、あの時の再現かな?

 どうやら、キツネさんに良くないものを吸い取ってもらえた、てのを演舞しているのかもですね。

 ユキちゃんがどんよりオーラを肩代わりしたのは、彼らにとって恵みだったのかもしれません。


「ち~ちちち」

「ち~」


 なんにせよ、みんなはけっこう元気になりました。ほっと一安心ですね。

 あ、草を編みこんで九尾のキツネ像を作り始めました。

 なんか暗黒キツネさんが、信仰の対象になってませんかね?


「ぴ?」

「ぴちち?」


 そんな様子を、遊びに来ていたワサビちゃんたちも不思議そうに眺めております。

 どうして突然……みたいな。まあ細かいことは気にしないほうが良いですよ。

 良かったねで済ませとけば、だいたいなんとかなりますから。たぶん。


「ぴっぴ?」

「ち~」


 ただ、ちっちちゃんたちは、まだ湖周辺から出るのは怖いみたい。

 ワサビちゃんがお誘いしていますが、そこはぷるぷると首を振って遠慮しております。

 なんだかんだで彼らにとって、外は異界の地です。もうちょっと、慣れが必要ですね。

 そもそも湖から出てワサビちゃん畑に行くには、積雪の村を通過しなければなりません。

 まだまだこの子たちには、難易度が高いのでした。


「ぴ~……」

「ち~……」


 その辺はごめんねをしているちっちちゃんたちですね。

 ただキツネさんのおかげか前向きにはなったので、積極的に会議をするみたい。


「ぴっぴっぴ?」

「ち?」

「ぴ~?」

「ちちちち」


 ワサビちゃんたちも無理強いはせず、一緒に会議に参加してにぎやかですね。

 その周辺では遊んでいる子もいるようで、夜の湖は活気をそれなりに取り戻しました。

 草で編んだ九尾のキツネ像を囲んだサバトも、まあ盛り上がっているみたいですし。


「ち~」


 でもまあ光る奴は無いので、そこだけは残念ですね。

 早くなんとかなると、良いですが……。


 そんなこんなで楽しく交流は進み、そろそろ朝です。

 それぞれのおうちに戻って、日光から身を守りましょうね。


「ぴぴ~」

「ぴち~」

「ちっち~」


 お互い手を振り、しばしのお別れです。また夜になったら、遊びましょう。


「ぴっぴ~」


 湖を後にしたワサビちゃんたち、川を泳いで村に到着!

 あとは畑に行って、土に潜るだけ。あとちょっとですよ。


「ぴ?」


 とここまではいつも通りでしたが、巡回ワサビちゃんが足を止めました。

 何かを見上げて、ぴっぴと考え込んでいます。どうしたのかな?

 この子が見ているのは……凍み餅ですね。そろそろ出来上がりそうなやつです。

 そのいくつも吊るしてある凍み餅が、風に揺られておりました。


「ぴ~? ぴぴ?」


 凍み餅を見上げたワサビちゃん、葉っぱをぷるぷるさせて、長考しております。

 でもあと少しで、お日様が出てきちゃいますよ?

 このままだと、その辺でビバークすることになっちゃいます。大丈夫なのでしょうか。


「ぴ!」


 やがて、巡回ワサビちゃんの葉っぱが、ピシッとしました。

 何か思いついたのでしょうか。


「ぴっぴっぴ~!」


 そして湖のほうへ駆け出すワサビちゃんです。

 ぱっしゃんと川に飛び込んで、元気に泳いで行ってしまいました。

 いったいどうしたのかな?


 ――その翌日。


「ぴっぴっぴっぴ」

「ち~ちちち」

「ぴちちち」

「ち~」


 湖では、もうほんと大勢のワサビちゃんとちっちちゃんが集まり、一心不乱に作業しておりました。

 草を編んだり、浮草を集めたり、蔓を結んだりしてますよ。

 ちいさいけど頭数が多いので、どんどん作業が進んでいきます。物量勝負ですね。


「ち~!」

「ぴぴっぴ~!」


 五時間ほど経過したところで、とうとう何かが出来上がりました!

 それは、湖に浮かぶ大きな四角いやつ。いくつもの区画を蔓で結んで、ひとつの大きな構造体となっておりました。

 ワサビちゃんとちっちちゃんは、完成を喜んでキャッキャしていますね。

 この構造……あの吊るされていた凍み餅に、よく似ています。

 ヒントにしたっぽいですね。


「ぴ~」


 そして、もともとあったハナちゃんたち作成のちいさな浮草から、大豆っぽいやつが移植されました。

 どうやらこれは、あの浮草畑試作品を改良、大規模化したもののようです。

 この子たち、独自に畑を作っちゃったみたいですね。

 でもなんで、そんなことをするのでしょうか。


「ぴっぴっぴ~」

「ちっちっち~」


 わけわからなさが極まりますが、謎植物たちはご機嫌です。

 そのまま、自分たちの作った浮草畑の真ん中を、みんなで見つめておりますね。

 何が狙いなのでしょう?



 ◇



「あや~! またなんか、ふえたです~!」

「ほんとだ……畑が一つ増えてる」


 謎の構造体出現事件の数日後、また畑が増えていたでござる。

 この間まで無かった浮草畑が、追加でどどんと出来ていた。


「ありがたく、つかわせてもらうさ~」

「たすかるさ~」

「そうするですかね~」


 ほんと誰が作ったのか謎すぎるのだけど、とりあえず大豆っぽいやつをまた埋め込む。せっかくだからね。

 しかし、誰がやったかわからないのはモヤっとするわけだ。

 勝手に使って良いものか、これは好意でやってくれているのか、それとも違うのか。

 そこんところがわからないので、このまま放置は良くないよね。


「というわけで、監視カメラを設置するよ」

「しらべるです~」

「みつけるさ~」


 上手くいくかはわからないけど、取り敢えず夜中でも撮影できる監視カメラを設置だ。

 ホシを特定できたら良いのだけど……。

 まあ、ダメもとだ。映っていたらめっけもんということで。

 ――と、思っていたらですよ。


「あや~! なんかたくさんいるです~!」

「これは……ワサビちゃんかな?」

「あつまってるさ~!」


 翌日、監視カメラの映像を再生してみると……いるわいるわ。

 ワサビちゃんたちが大勢集まって、集会を開いているのが撮影されたわけで。

 というか、どうしてドワーフの湖に集合してるんだ?

 街頭で照らされた畑から出て、どうしてここに?


「……あえ? このこたち、なんかちがうです?」

「え? なにかちがう?」

「あい~、これですこれ~」


 意味不明さに首をかしげていると、ハナちゃんが何かを見つけたようだ。

 PCの画面を指さしているけど、どれどれ……。


「……なんだこれ、しっぽがあるな」

「ワサビちゃんとは、なんかちがうやつっぽいです?」

「確かに、違う気がする」


 夜中の映像のため、はっきりとは判別できない。ただし、何かが違うというのはわかる。

 ワサビちゃんと似ている、謎の生命体が……あの湖に潜んでいるのか?

 ひとまず、現地民に聞いてみよう。


「この生き物って、みなさんご存じですか?」

「わきゃ~ん、しらないさ~」

「わかんないさ~」

「こんなの、みたことないさ~」


 しかし、現地民のみなさまも知らないという。

 ……これは、もっと調査する必要があるな。

 どうやらまだまだ、知られていない存在がいるようだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] フラれるのは嫌なので攻撃力に極振りしたいと思います! と言う訳で、笑って済ませられない加茂井雪恵2x歳には案の定、罰ゲームが待っておりました。アウトー! やはりミニスカで尻尾全開は攻め過…
[一言] UMA発見か?! いやいや、村にいる者全部が、不思議な生き物でした。 不思議が不思議を見つけてしまう、しかも、不思議な浮き島付き、そういえば、どっかの県の不思議名物で沢山の移動する浮き島があ…
[一言] 話しの分かるお婆ちゃんで良かった ユキちゃんパパが、人間ブルドーザーの前に立ちはだかり、「俺の倒してからだ」などというテンプレ行為に走っていたら、お狐様がキャイ~ンになっていました
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ