第二話 出たとこ勝負で行こう
無事羽田に到着したので、お次はバスの旅。
みんなにはロビーで待ってもらい、俺と親父、そして高橋さんとで駐車場へと移動となった。
しかし――移動途中で一つ、問題発生。
「あ~、なんか満腹で眠いぞ。こら我慢できねえ」
高橋さんが、眠気を催してしまう。
キロ弁でおなかがいっぱいになったため、いい感じで眠くなってきたようだ。
バスの運転ができそうか、確認しないと。
「高橋さん、バスの運転は大丈夫?」
「一時間くらいなら、まあ……。それ以上は厳しい感じだ」
確認してみると、そんな回答が。
一時間じゃ村まで運転するのは厳しいね。
仮眠をとってもらったほうがいいかな?
「仮眠する?」
「そうしたいところなんだが、みんなを待たせちまうからなあ。多分二時間ぐらい寝ちまう」
確かにそうだ。駐車場まで来てもらって、バスの中で待ちぼうけになるね。
まあ、村人たちはそれでもバスの中で大盛り上がりするだろうけど。
旅行の写真とか見て、キャッキャすること間違いなしだ。
「別にみんななら、車内で待つのも平気なんじゃない?」
「俺もそうかと思うけど、それでもなあ……」
高橋さんはなんとも煮え切らない感じだけど、まあみんなに負担をかけたくないのかも。
待たせてしまうことは確実だけに、多少の負担が出るのは避けられない。
子供たちや動物ちゃんもいることだし、回避できるのならそれに越したことはないとも言える。
「これが一人だったら、あきらめて今日は泊まっちまうところだが」
そして俺と高橋さんの話を聞いていた親父が、そんなことを言った。
確かに自分ひとりなら、結構フレキシブルに予定を組み替えられるんだよね。
俺も疲れたらサービスエリアで車中泊とか、たまにやるもん。
「今回は引率だから、そうもいかんのだよなあ」
「とは言え、みんなも明日の予定とかはないわけだから、多少ブレても良いとは思うけどね」
「まあなあ」
高橋さん責任感強いから、こういう時悩んじゃうんだよな。
でも、お疲れではあるわけで。俺からすると、高橋さんに無理をさせたくないわけだ。
じゃあ、どうするか。
……あれだ、もういっそのこと全員首都圏でお泊りしちゃえばいいんだよ。
そうすりゃ、あれこれ考えずに済む。
もうこの高橋さん眠くなった事件、イベント化しちゃえ。
キジムナーさんにお昼をごちそうしてもらったので、予算も余っている。
問題は無いよね!
「よし、もう今日はみんなでお泊り決定!」
「ん?」
「どゆこと?」
親父と高橋さん、俺の発言を聞いてはてな顔になった。
どういうことも何も、みんなで楽しくお泊りするだけである。
「高橋さんの眠気を口実に、首都圏でお泊り会という、我ら地方在住民族キャッキャイベントを催すことにした。異論は認めるけど聞くだけね」
「志郎さん、なんかもう決まっちゃったみたいだけど。この暴走機関車どうします?」
「来たよ、大志のなんでもイベント化。まさにパリピ。もう止まらんぞこいつ」
決定事項を伝えたら、高橋さんと親父から散々な評価を頂く。
ええい、もう決めてしまったのだ。今日はみんなとお泊りするんだもん!
ただ、決めたは良いがプランはない。
「そんで、今日のお泊りプランどうしよっか?」
「おい、おい……」
「決めといてノープランかよ!」
親父と高橋さん、信じられないものを見る目で俺を見るわけだが。
まあまあ、これから「ぼくのかんがえた、さいきょうのおとまりけいかく」を練ろうじゃないか。
ひとまず、前提条件を伝えよう。
「当日いきなり百五十人が泊まれて、さらにお安くて楽しい拠点、ないかな?」
「注文多すぎ」
「無茶言うなよ……」
「ですよね」
俺の無体な注文に、駐車場で男三人頭を抱える。
しかし、もう親父と高橋さんもお泊り前提で考えているわけで。
思考が完璧に誘導されていて、しめしめだよ。ふふふ。
そうして内心ニヤニヤの俺はさておき、三人でスマホをぽちぽち周辺施設の検索を始める。
しばらくの間、素敵な板状の情報端末をこねくりしていると――。
「あ、そうだ。良いところがある」
高橋さんが、よさげな所を思いついたらしい。
どんなところかな?
「良さげな所?」
「ああ、良さげだ。というか、大志んちの爺さん婆さんと来たことがあってな」
「爺ちゃん婆ちゃんと?」
「ああ、楽しく過ごせたところがあるんだ。どこかというと――」
高橋さんが教えてくれた施設、話を聞いてみると、確かに良さげだった。
というわけで、高橋さん提案により本日のキャンプ地が決定!
決まってしまえば話は早い。他にもいくつか面白プランを決めて、いざ決行だ。
バスを空港のロータリーまで動かし、みんなを集めて告知する。
「ねえみんな、せっかくだから今日はこの辺でお泊りすることになったよ」
「あや! おとまりです!? たのしそうです~!」
「え? え? 予定に無いですよね?
前フリなしでお泊りを伝えたら、ハナちゃんキャッキャした。
ユキちゃんはぽかんとしているけど。
「おとまりだって」
「おもしろそう」
「わきゃ~ん、ここでもおとまりするさ~」
「おとまり! おとまり!」
ほかの村人たちは、なんだかわくわくした顔になった。
楽しい旅行が一日延びたから、きたいみなぎるって感じだね。
「それで、どこにお泊りするのですか?」
「きになるです~」
俺の無茶振りにぽかんとしていたユキちゃんだけど、気を取り直して行き先を尋ねてきた。
この辺柔軟なので、とっても助かる。ありがたやありがたや。
と、心の中で拝んだところで。
お泊りする所を大発表しましょう!
その場所とは――。
「大江戸的温泉系列の浦安方面万華鏡風味らしき物語で一泊するよ! でっかいお風呂がたくさんあるところなんだ」
そう、チーバ君のところにあるけど大江戸のあの施設だ。
いきなり大勢で行っても入場できて、深夜料金を払えば雑魚寝だけどお安く宿泊できる。
まあ、もちろん個室もあるけれど。
なにより温泉的な物語であるため、お風呂超充実のステキ施設なわけで。
これなら、お安く思いっきり楽しめるよね。
ちなみにより近いお台場ではなく浦安方面なのは、駐車場が確保できたからである。
電話したら、お台場の方は停める場所が埋まっちゃってたんだよね。
「わーい! おふろです~!」
「あら~、たのしそうね~」
「おふろ! おふろ!」
「わきゃ~ん! ぽかぽかになるところさ~!」
そしてお風呂と聞いて村人のみなさん、大はしゃぎだ。
ハナちゃんキャッキャ。偉い人ちゃんも、緑しっぽをぱったぱた振っている。
ぽかぽかお風呂が楽しみでしょうがないみたいだ。
ただ、一つ確認事項はある。
「寝るときは雑魚寝になっちゃうけど、女性専用の場所もあるから大丈夫だよね?」
「だいじょぶです~」
「もんだいないよ! みんなとおねむするよ!」
「それでいいさ~」
確認すると、村人たちは大丈夫だね。よかったよかった。
みなさん難民となって避難するときとか、野宿していたのでこのへん強い。
妖精さんはそもそも、その辺のお花で寝ていたりするのでもっとつおい。
あんまり心配はないわけだ。
ただ、ユキちゃんはうら若きちたまの女子なので多少問題はある。
その辺も手当はしてあるので、確認しよう。
「ユキちゃんには個室をとるけど、大丈夫かな?」
「え? 私だけ個室ですか? ……よろしいので?」
「そりゃもちろん。大事な娘さんだからね」
「だ、大事……ふふふ」
加茂井家からお預かりした、大事な娘さんだからね。きちんとお返ししないと。
良いって回答は貰っていないのだけど、耳しっぽがぽわわって顕現したから大丈夫なのだろうと思うことにする。
――というわけで。
「今日はみんなでお風呂に入って、楽しくお泊りしましょう!」
「「「わーい!」」」
こうして行き当たりばったりで首都圏、というかチーバ君でお泊りすることとなった。
たくさんのお風呂、楽しみだなあ。
◇
「うきゃ~、へんなたてもの、たくさんです~」
「わきゃ~ん、おもしろいさ~」
一路浦安方面を向かうため、湾岸線を走る。
羽田から某大江戸的温泉の浦安方面万華鏡は、距離にして三十キロ未満。
ゆっくり行っても、五十分もかからない。
高橋さんが眠くてアウトになる前に、目的の物語らしき温泉へ到着!
「ここをキャンプ地とする!」
施設の前で、本日のキャンプ地となる場所を指さし宣言する。
計画が破たんした旅にて予定外の泊地を決めたときは、このように言うルールがあるらしい。
宿は後回しにしてないけどね。
「あや~、なんだかハデハデです~」
「すごそうさ~」
「たのしみだね! たのしみ!」
「ははは、おふろはいいものだよね!」
そして本日の泊地となる施設を見たみんなは、お目々キラッキラ。
問題なさげだね。
「じゃあ自分たちは、バスを停めて来るね」
「手続きの方は、お任せください」
「ユキちゃんありがとう。お仕事増やしちゃってごめんね」
「いえいえ」
ということでみんなには先にロビーに入って待ってもらい、俺たちはバスを駐車場へと置いてくる。
その間に、ユキちゃんに入館手続きを頼んである。
事前に電話してあるので、それほど時間はかからないはずだ。
平日なので、人も少ない。タイミング良かったな。
「はいみなさん、ロッカーのカギです」
「ありがとうです~」
「ありがと! ありがと!」
「おふろ、たのしみさ~」
果たして戻るころには、ユキちゃんがカギの配布をしていた。
あとはそれぞれのロッカーに行って、ご自由にお風呂をお楽しみ下さいだね。
「俺は仮眠室で寝て来るわ」
「おつかれ。ゆっくり休んでね」
「おう」
高橋さんは、入館即仮眠室へ直行だ。
二時間くらいは寝ちゃうだろうから、そっとしておくことにする。
俺は眠くないので、カギを貰ったら即お風呂組だ。
ゆっくりあったまろう。
――と、思っていた時のこと。
「そうそう大志さん、ここって水着で男女一緒に入れる露天があるようです」
「え? ほんと?」
「はい、そこに思いっきり書いてありますよ」
何故か黒耳しっぽになったユキちゃんが指さす先には、確かにそんなことが書いてある。
へえ、じゃあみんなで入れちゃうんだ。
「あえ? みずぎでおふろ、はいれちゃうです?」
「そうなの。みんな一緒に、お風呂に入れるのよ」
「あや~、たのしそうです~」
ハナちゃんもそれを聞いて、キャッキャとはしゃぐ。
今までは男女別でそれぞれ入っていたから、一緒に温まれるのは楽しいだろう。
ハナちゃんたちと水着でのんびりお風呂、良いかもね。
「よさそうだね。まずはそこに行ってみるかな」
「私も行きますので、落ち合いましょう」
「ハナもいくです~」
そんなわけで、ユキちゃんハナちゃんと水着でお風呂だ。
楽しく遊びましょう!
「フフフ。こ、混浴よ……」
しかしユキちゃんはよりダークな黒キツネさんになったけど、お疲れなのかな?
でもまあ、温泉に入れば疲れは取れるよね。
「おれもそうすっか」
「ははは、ぼくもそうするよ」
「わたしもいくわ~」
「みずぎでおふろはいれるとか、すてき」
「いっしょだね! いっしょ!」
「たのしみさ~」
俺たちの話を聞いていたほかのみなさんも、興味が沸いたようだ。
まずは一堂会して、のんびりお風呂って感じかな?
ひとまず、行ってみよう!
「じゃあ、行ってみよう」
「そうですね。混浴……フフフ」
「あい~」
(おふろ~)
沖縄旅行で丁度みんな水着を持っているので、レンタルする必要もない。これも丁度良かった。
それじゃあ、水着に着替えてお風呂へ行こう!
◇
ということでひとまず俺たちは男湯へ、ハナちゃんたちは女湯へと移動する。
まずは内湯エリアで体を洗おう。
「では、体を洗いますか」
「そうですね」
「ははは、きれいにしちゃうよ」
「あらうべ~」
みんなで洗い場に向かい、体をきれいにする。
「ギニャギニャ」
「ぎゃう~」
フクロイヌと海竜ちゃんも、ボディーソープの泡まみれになって、自力で体を洗っているね。
タオルを器用に使って背中も洗えている。なんちゅう器用な子たち。
「ギニャ」
というかフクロイヌは、両方の前足で器用に頭もシャカシャカ洗っている。
わけがわからないよ。器用すぎるでしょ。
あ、ちゃんと耳の後ろも洗っている。えらい子だね!
「きれいにあらった」
「さっぱりだな~」
「おーし、ろてんいこう!」
そんな動物たち妙に器用だね事件がありつつも、男性陣は無事体を洗い終え、水着に着替え終えた。
さてさて、それでは水着露天へ行きましょう!
「お、かなり広いみたいです」
移動してみると、水着露天はけっこうな広さだった。
平日なので人も少なく、快適に過ごせそうな感じだね。
「ゆっくり出来そうですね」
「いいかんじ」
「すげえ」
「ははは、すばらしいね」
一緒に来たエルフ男子たちも、水着露天を見てはしゃいでいる。
あとは、女性陣が来るのを待つだけ。
お風呂の案内図を眺めながら、待つこと数分――。
「タイシタイシ~、ハナたちもきたですよ~」
「お待たせしました」
(おまたせ~)
それほど待つことも無く、ハナちゃんとユキちゃん、あと神輿がやってきた。
ほかの女性陣も、ぞろぞろと後に続いているね。
「ひろいわ~」
「おふろたくさんとか、すてき」
「ひろいね! たのしそうだね!」
「わきゃ~ん! おふろたくさんさ~」
「わきゃ~、わきゃ~」
「クワックワ~」
女性陣のみなさまも、この露天を見てキャッキャしている。
ここまで大規模な温浴施設は初めてだろうから、物珍しさもあるかもね。
ちなみにペンギンちゃんは頭にタオルを巻いているけど、それ必要なの?
ともあれ、全員そろった。
ではさっそく、お風呂に入りましょう!
「それでは、お風呂に入りましょうか」
「あい~! タイシいっしょにはいるです~」
「私もご一緒しますね」
(わたしも~)
ハナちゃんから一緒に入ろうとお誘いが来たので、あっちにあるおっきな浴槽で温まろうか。
ユキちゃんと神輿も一緒なので、両手と頭上に花だね。
「それじゃあっちのおっきな浴槽に行こうか」
「あい~」
「そうですね」
(おふろ~)
ということでハナちゃんがぽてぽてと先導する後に続いて、おっきな浴槽のところへ移動。
入ってみると、温度はややぬるめ。でもしっかりお風呂しているな。
これなら、じっくり温まれるだろう。
「あや~、いいゆです~」
「い、一緒にお風呂とか、これはもうかなりのビッグイベント。ふふふ……」
(ゆっくり~)
並んでお風呂に入ると、ハナちゃんお耳をでろんと垂らしてうふうふ笑顔。
神輿はぷかぷか浮かんで、手足? をぴこぴこ動かしてお風呂を堪能。
それと妙にご機嫌な黒キツネさんだけど、ダーク状態でも毛並みはシルクのような輝きだ。
これはこれで良きかな。
「いっしょに、あっちのよくそうにいきましょう~」
「おう」
「わたしたちは、こっちかな」
「ははは、そっちだね」
腕グキさんとマッチョさん、ステキさんときれいなマイスターも、それぞれ浴槽に歩いて行った。
仲良きことは、美しきかな。
……女子二人の目がギラついていたのは、まあ気にしないことにしよう。
そんなわけで、ギラつく女子は見なかったことにして。
他のみんなは、どう過ごしているかな?
まずは動物ちゃんたちだね。
「ギニャ~ニャ~」
「ぎゃ~う」
「クワクワ~」
動物ちゃんたちは、俺たちの近くでぬくぬくしていた。
濡れて毛がぺしゃっとなったフクロイヌと、元気なペンギンちゃんはお湯の入った桶の中で温まっている。
海竜ちゃんは湯船に浸かってうっとり顔だ。
「わきゃ~、おふろきもちいいさ~」
「わかさなくていいのは、らくさ~」
「ぬっくぬくさ~」
奥のほうでは、ドワーフちゃん軍団がわきゃわきゃと温まっている。
みんなぐんにゃりして、とっても気持ちよさそうだね。
「わきゃ~ん、ねつがたまるって、すてきさ~」
そして偉い人ちゃん、蓄熱できるのは素敵だと喜んでいる。
緑しっぽをぱっしゃんぱっしゃんと動かしながら、わっきゃんとはしゃぐ姿は、心底嬉しそうだ。
前もにこやかだったけど、緑しっぽになってからよりいっそう笑顔に華が感じられる。
まあ、今はクリーンになってお姫様状態だから、その影響もあるのかな?
「とーちゃん、つぎはこっちにはいろ!」
「ほんじゃ、そっちいくか」
「かーちゃんも!」
「はいな」
ほかには、エルフのご家族が一家団欒で温まっていたり。
「かーちゃん、なんかこのへん、いつもよりぷにってね?」
「なんですと」
この旅行で増えた、わき腹あたりの謎質量部分をつまんで、お母さんを慌てさせたりしているね。
村に帰ったら電気変換して、ある程度減らせると思う。
それまでは、気にしないことにしときましょう。
「カナ、温まるね」
「ええ、つかれがとれるわ」
あとヤナさんとカナさんは、夫婦水入らずで仲良くお風呂に入っている。
夫婦円満で、なによりだね。
そんなみんなを眺めながら、俺もハナちゃんたちとぬっくぬくだ。
「いい湯だね~」
「です~」
「ふふふ……近距離」
(のんびり~)
なんだか三人とも距離が近いけど、まあ普段から仲良しだからね。
たまにはこうして、親睦を深めるのも良いと思う。
このままゆっくり温まろう。
とまあ、そうして四人仲良くお風呂に浸かっていたのだけど――。
「つぎはこっちだよ! こっち!」
「タイシさんいるね! おじゃましま~す! おじゃまむしだよ!」
「わかってて~」
とつじょ妖精さんたちが、俺たちのいる浴槽に――空からキラキラダイビング!
水鳥が水中に飛び込むかのごとく鮮やかに浴槽へダイブし、すぐさま浮上。
そのまま、ぷかぷか浮かんできゃいきゃいし始めた。
「きゃい~、いっしょにおふろだね! おふろ!」
「なかなかない、きかいだね! いいきかいだね!」
「わかっててやってるよ! わかってて!」
そのまま俺たち三人の周りで、妖精さんたちきゃいっきゃいだ。
白い粒子がキラッキラで、物理的にキラキラ風呂になった。
でもなんか、効能ありそう。妖精さんキラキラ入浴剤みたいな。
謎の成分出てるかも?
「あや~、にぎやかです~」
「これはこれで、楽しいですね」
(キラキラおふろ~)
「きゃい~」
一気ににぎやかになったけど、ハナちゃんとユキちゃんも楽しそうだ。
神輿もほよほよ光って、キャッキャしている。
みんなで賑やかにお風呂で過ごすのも、これはこれで良いものだよね。
さてさて、この調子で、今日は思いっきり温泉物語を楽しもう。
まだまだ沢山お風呂はあるから、とことん堪能しちゃうぞ!
下心満載キツネさん