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エルフのハナちゃん  作者: Wilco
第二十章 未来へと繋がる、色
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第八話 ここは南国。おっきっなっわー!


「どこまでも、うみです~」

「わきゃ~! おみずがたくさんさ~!」


 お弁当を食べ終えて、ハナちゃんも偉い人ちゃんも窓の外を見てキャッキャ中。

 現在は九州を通り過ぎ、右手に広がるは東シナ海かな。

 この辺は陸地が少なく、海の広さを実感できる。


「今は奄美大島のあたりですので、もうすぐ沖縄ですね」

「もうそこまで来ちゃったか」

「来ちゃいましたね」


 ユキちゃんがスマホナビを見ながら、現在地を教えてくれた。

 奄美大島のあたりにいるなら、ホントもうすぐ沖縄だ。


「あや! いちめん、くもになっちゃったです~」

「どこまでも、つづいてるさ~」


 そしてこの近辺は雲があるようで、下は一面雲海だった。

 どこまでも、どこまでも続く雲。これはこれで、絶景かな。

 ……でも、沖縄は曇りかな?


「これ、沖縄は曇りかもしれないね」

「ちょっと調べてみますね」


 ぽつりとつぶやくと、ユキちゃんがすぐさま調べてくれる。

 さてさて、どうなってるかな?


「今は曇りですけど、予報だと昼前には晴れるそうです」

「あ、じゃあちょうど良いね」

「ええ」


 どうやらお天気も、ビーチに付く頃には晴れているようだ。

 よかったよかった。

 せっかくの沖縄だからね。晴れて貰うに越したことは無い。

 まあ、雨が降っても大丈夫なプランはあるのだけど。


 とまあ、現在位置を気にしたりお天気を気にしたりしながら、飛行機は順調に飛んでいく。

 もうすぐ到着って事を、教えておこう。


「みなさん、もうすぐ沖縄に到着しますので、お忘れ物にお気を付け下さい」

「「「はーい!」」」


 みんなに声をかけると、元気なお返事が帰ってきた。

 お目々キラッキラで、彼の地への到着を心待ちにしているね。

 そして、もうすぐ到着と言うことは――。


「……あえ? なんだか、どんどんおちてきてるです?」

「く、くもが、ちかくなってきたさ~……」


 そう、着陸という絶叫イベントが待ち構えているわけで。


「あややや、あや~?」

「わわわきゃ~」


 飛行機は着陸に向けて、どんどん高度を落としていく。

 遙か下に見えていたはずの雲海が、ずんどこ迫ってきておりますな。


『はい、客室乗務員は安全確認を行って下さい』


 機長さんからの業務連絡アナウンスも入り、ホントにもうすぐ着陸だ。

 これから、客室乗務員さんのチェックが始まる。


『ポーン』

『みなさまにご案内致します。この飛行機は、およそ十五分で着陸致します。シートベルトをしっかりとお締め下さい――』


 続けてアナウンスが入り、シートベルト着用のランプが点灯する。

 さあ、いよいよだ!


「あやややや~。しっかりしめるです~」

「うちも、ちゃんとするさ~」

「おれもおれも」

「しっかりするよ! しっかり!」


 他のみなさんも、シートベルトの確認を始めた。

 そうしている間にも、飛行機はどんどん高度を落としていく。

 やがて、もうすぐ下まで雲が迫ってくる。


「うきゃ~! くもに、くもにつっこむです~!」

「わきゃ~!」

「こええええええ!」

「ふるえる~!」

「すごいね! かっこいいね!」

(さいこう~)


 ぷるぷるする地上組と、大はしゃぎの未確認飛翔体グループ。

 はっきりと反応が分かれた。

 でもなんだかんだで、食い入るように窓の外を見つめるみなさんだ。


「あや! あや! ゆれるです~!」

「うちら、どうなっちゃうさ~!」

「あばばばばば」


 とうとう雲に突入すると、機体が結構揺れ始める。

 空気抵抗が増えてきたね。

 おまけに揺れながら機体は右旋回。

 下には一面の海が見えるわけで。こりゃあ怖いだろう。


「たのしいね! おもしろいね!」

「クワクワ~!」

「ギニャン」

「ぎゃう」

(とつにゅう~)


 ……この状況にもビクともしない方々も、いらっさるけど。

 なんというか、たくましい。


「タイシタイシ~! またてをにぎってほしいです~!」


 とうとうハナちゃんがまん出来なくなったのか、手を握って欲しいとのお願いだ。

 頼りにして貰えて、光栄だね。


「もちろんですよ。ハナハお嬢様」

「うっふ~!」


 ちょっとかしこまって了承したら、ハナちゃん超ご機嫌になった。

 紳士ごっこ、意外とウケたね。


「……」


 紳士ごっこがウケてキャッキャしていたら、左から無言の圧力。

 ……何か言わなければ。

 これは決して祟りが怖いわけでは無い。紳士の嗜みなんだ。多分そう。


「……ゆ、ユキエお嬢様もどうぞ」

「フフフフ、お嬢様……」


 なんちゃってバリトンボイスで語りながら手を差し出すと、耳しっぽがぽふんと顕現。

 無言の圧力権現様から、ご機嫌キツネのお姉さんになった。

 この素晴らしい毛並み、守りたい。具体的にはブラッシングを。


「うっふ~」

「ふふふふ」


 こうしてご機嫌二人組に挟まれながら、ミッションコンプリート。

 両手に深刻な血行不順を抱えながらも、飛行機は着陸態勢に入る。

 ――沖縄本島が、見えてきた!


「ハナちゃん、沖縄が見えてきたよ」

「ほんとです~! おっきなしまです~!」

「佐渡より二回り大きな島なんだ」

「しましまです~!」


 上空から見える沖縄は、なかなかの発展ぶり。

 建物が建ち並び、畑も広がっていて。

 離島とは言え、開発は進んでいる感がある。


「わ、わっきゃ~! ものすっごいはやさで、つっこんでいくさ~!」

「ひえええええ!」

「はやいね! かっこいいね!」

(すてき~)


 沖縄の発展ぶりを見ている間にも、飛行機は高度を落とし続けて。

 とうとう滑走路へとさしかかる。

 あまりの速度に、地上組は大騒ぎ。飛翔組も大騒ぎ。

 いよいよ、ROAH――那覇空港へと着陸!


「みなさん、着陸しますよ!」

「うっきゃ~!」

「ひえええええ!」

「ふる、ふるえる~!」


 下がっていた高度が、ついに――ゼロとなり。

 一気に重力は下方向へ。

 結構凄い着地の音と衝撃が、俺たちを襲う。


「あや~!」

「――! ……」

「……」

「――」

「だいはくりょくだね! ガッタガタだね!」

(いいかんじ~)


 羽根を見ると、フラップは完全に下へと下がり。

 おまけにターボファンエンジンの逆噴射音が轟く。

 機体はもう地面のデコボコにより上下に揺さぶられ、ホントにジェットコースター。


 この、ほんの数十秒の出来事にて――。


「大志さん、エルフさんとドワーフさんたち、ほぼ全員気絶しました」

「やむなし」


 ――地上組、ほぼ全滅。

 目を開けたまま……夢の世界へと旅立っていった。


「ハナはだいじょぶだったですよ~」

「えらいねハナちゃん。よく頑張ったよ」

「うふ~。タイシのおかげです~」


 ちなみに無事なのはハナちゃんだけだった。良く我慢できました!


「うふふ~、おきなわです~」

「今日は思いっきり泳ごうね」

「あい~!」


 というわけで、ようやく沖縄へ到着だ。

 移動だけでもう色々ありすぎたけど、これからが本番なわけですな。

 ようやく沖縄旅行、始まり始まり。


「それで大志さん、気絶したみなさんはどうしましょう……」

「起こして回らないと」

「ですよね」


 始まりはしたけれど、まずは気絶祭りからみんなを起こすお仕事だ。

 さ~て、みんなをウェイクアップさせまくらないとね!


 ――というわけで。


 どこかで気絶祭りになることは予想されていたので、手は打ってある。


「はい、バニラエッセンスー! そしてスピリタスー!」


 エルフたちにはバニラエッセンスの香りをお届け。

 ドワーフちゃんたちには、お酒の匂いで起きて貰うよ!


「あや~、あまいかおりです~……」


 バニラエッセンスの香りに、ハナちゃんも思わずうっとり。

 たれ耳ハナちゃんになった。

 それじゃ、他の方々にもこのステキな香りをお届けしよう。


「はい、起きて下さい。沖縄に到着しましたよ」

「おかし? おかしのにおい!」

「あまいかおりとか、すてき」

「おかしはどこ?」

「あまいやつ!」


 案の定、エルフたちは飛び起きてきょろきょろとあたりを見回す。

 こうかはばつぐんだ!

 続けて、ドワーフちゃんたちもウェイクアップだ。

 スピリタスだよ~。


「わっきゃ! おさけのにおいさ~!」

「たくさんのむさ~!」

「おさけ、おさけはどこさ~?」


 こちらもすぐさま覚醒して、しっぽをぱたぱた。

 お酒はビーチに着いてからですよ。


「はい、みなさん起きたので飛行機から降りましょう」

「おかし~」

「おさけさ~」


 この人たち、さっき食べたばかりなのにもうハラペコだ。

 燃費悪すぎない?



 ◇



 現在地、ナハ空港のロビー。

 なんとかみんなを誘導して、俺たちは沖縄の地へと降り立った。


「おっきっなっわ~! に到着しましたよ!」

「わーい! とうちゃくです~!」

「わりとあついね! なつだね!」

「わきゃ~!」


 長い道のりを超えて、ようやく目的地へと到達することが出来た。

 感無量である。しかし、これからが始まりだ。


「朝飯食べよう」

「……俺も、腹減ったわ」

「私もよ……」


 ちなみに、同じ飛行機の乗っていた一般の方々、ダッシュで売店に走っていった。

 これ、俺たちが機内でほかほか焼肉弁当の匂いを振りまいたせいだな……。

 ま、まあ食欲があるのは良い事ですので。ごゆっくり、朝ごはんを堪能ください。


 とまあ、それはそれとして。

 今回の旅の拠点にむかうには、まず空港から移動しなければならない。

 みんなにその旨を伝えて、次の行動に移ろう。


「はいみなさん、これからバスに乗って――ビーチに向かいますよ!」

「たのしみです~!」

「うみ、うみさ~!」

「やっとだね! やっとこ!」

(もうすぐ~)


 現地での移動は、チャーターしたバスだ。

 今回の旅行はツアーなので、移動の足もコミコミプラン。

 佐渡の時と違って、一日のスケジュールってやつがあるわけだね。

 ここは自由度が減ってしまうのだけど、その分プロにお任せ出来るわけで。

 なにせ人数が多いから、こうしたツアーの方が何かと安全安心だ。


「というわけで、建物の外で待っているバスに乗りこみましょう!」

「「「はーい!」」」


 外には、チャーターしたバスが待っているのが見える。

 さっそくみんなで乗りこもうじゃないか。


「では、案内します。後に着いてきて下さい」


 こうして、建物から足を踏み出す。

 自動ドアが開き、外の空気が流れ込んできて。

 すると、なぜか――春の匂いがした。


 なぜかは分からないけど、春の匂いだと感じる。

 気温は春ではないのだけど、環境からもたらされる香りが、そうなのだ。


 沖縄は――春の匂いがする楽園。

 ふと、そんなことを思った。


「あや~、ふしぎなかんじ、するです~」

「なんだか、雰囲気が違いますね」

「おはなのにおいがするね! おはなのにおい!」

「のんびりしたかんじ、するさ~」

(すてき~)


 他のみんなも不思議な感覚を持ったらしく、きょろきょろと周囲を見渡したり、深呼吸したりしている。

 この何とも言えない、わくわく感。気分が高揚してくるね。


「それと、なんだかあっついです~」

「こっちはまだまだ、夏なんですね」

「もう寒くなってきた長野から来てるから、より暑く感じるね」


 不思議な感覚もそうだけど、まだまだ夏という気温を肌で感じもした。

 だいたい、二十八℃くらいかな?

 しかし思ったより湿度は高くなく、気温のわりには快適だ。


「村は寒くなってきたのに、こっちは暑い。……不思議ですね」

「へいげんのひとたちなら、こういうのわかるのかしら」

「じっさい、おれらのもりだったところは、さむいほうだっていってたぜ」

「それな」


 ヤナさんたちエルフ軍団は、長野と沖縄の気候差にも興味を持ったようで。

 キラキラした目で、沖縄の地と空を見つめていた。


「やっぱ、暖けえ地域に来ると故郷を思い出すな」


 機内ではほとんど寝ていた高橋さんも、ワクワクした感じだ。

 リザードマン世界は熱帯だから、似たような気候の地域に来るとみなぎるっぽいね。

 ……でも、彼らは寒い長野でも平気なんだよな。

 熱帯の世界なのに、その気候に特化した進化をしていない。

 この辺、たまに不思議に思う事はある。


「何でリザードマンたちって、冬にも強いんだろ」

「わかんねえ」


 そしてこの疑問は、毎回高橋さんのこの返答で終わる。

 本人たちが分からないのだから、俺に分かるわけも無い。

 こうして、謎は謎のまま放置されるのであった……。


「それより大志、早いところバスに乗って移動しようぜ」

「あ、そうだね。ここでのんびりしていてもしょうがない」


 リザードマンの謎を放置したところで、親父から催促が。

 言うとおり、さっさとバスに乗って移動しないとね。時間がもったいない。


「それでは、バスに乗って行きましょう。あちらの三台のバスですよ」

「「「はーい!」」」


 みんなに声をかけると、ゾロゾロとバスに乗っていく。

 もう慣れた物で、特に誘導せずとも乗車してくれる。

 統率が取れていて良いね。


「タイシ~、バスのるですよ~」

「一緒のバスに乗りましょう」


 やがてほとんどの人が乗車して、最後にハナちゃんとユキちゃんからお誘いだ。

 せっかくなので、三人一緒のバスに乗る。一号車だね。


「わきゃ~。うみ、たのしみさ~」


 乗車した一号車には、偉い人ちゃんも乗っていた。

 黄色しっぽをぱたぱた振って、ワクワクが抑えきれないご様子。

 ここまで来てしまえば、もう気絶ポイントは無い。

 たっぷりと、沖縄を堪能して下さいだね。


「これで全員乗車されましたか?」


 大はしゃぎの偉い人ちゃんに安心していると、バスガイドさんからお問い合わせが。

 全員それぞれのバスに乗ったのは確認済みで、最後に乗ったのは俺たち。

 問題ないね。


「大丈夫です。出発して下さい」

「かしこまりました」


 ペコリとお辞儀をして、出発の準備は完了。

 運転手さんにガイドさんが何かを告げて、運転手さんは無線で連絡して。

 バスのドアがぷしゅーっと閉まる。

 いよいよ、ホテルに向けて出発だ!


『みなさま、おはようございます。本日は当観光ツアーをご利用頂き――』


 バスガイドさんのアナウンスと共に、バスが発車する。

 これから向かう先は、本部町もとぶちょう。那覇からかなり遠い。

 沖縄自動車道を使って、だいたい一時間半の道のりだ。


 なぜ那覇から遠い地を選んだかと言えば――滞在費が安かったから。

 身も蓋もない理由である。

 ただ、温泉もあるし自然もあるし、おまけにオーシャンビューのお部屋。

 ホテルの前はビーチだったりするので、ロケーションとしてはなかなか良いかと思う。

 どのみち夜の繁華街で遊んだりはしないので、十分である。


「あや~、でっかいまちです~」

「自動車が沢山走ってますね」

「こんざつしてるわ」


 バスは那覇市を走っていて、確かにかなりの混雑だ。

 離島とは言え、この辺は都会だね。


「うみ、うみはどこさ~?」

「みえないさ~?」


 そしてドワーフちゃんたち、海を見たくてうずうずしている。

 でもごめんなさい。地図からすると、高速道路を降りるまでほぼ海は見えない感じ。

 名護市に入れば、海沿いを走りますので……。


 とまあ一時間くらいは海が見えないけど、バスは粛々と道を走っていく。

 やがて沖縄自動車道へと乗り込み、快調に目的地へと向かう。


「クワックワ~」

「うみについたら、いっしょにおよぐさ~」

「クワワ~」

「ぎゃうぎゃう」


 海は見えない道のりだけど、それでもワクワクドキドキ。

 窓の外から見える沖縄の風景を、しっかりとその目に焼き付けているね。


 そうして自動車道でバスに揺られること、一時間ほど。

 下道へと降りる。ここはもう名護市。

 そろそろ海沿いルートだね。国道五十八号だったかな?

 ……あ、海が見えてきたぞ!


「ハナちゃん、海が見えたよ!」

「ほんとです~! きれいないろです~!」

「わきゃ! うみ、うみさ~!」

「すてきさ~!」

(きれい~)


 ようやく海沿いルートに入り、綺麗なエメラルドブルーの海が見えた。

 みんなは窓に張り付いて、キラッキラお目々で外を眺める。


「はやくおよぎたいさ~!」

「まちきれないさ~!」

「クワワ~」


 そして海が見えたところで、ドワーフちゃんたちのテンションは最高潮。

 しっぽをぱったぱた振って、となりの人にぺちぺちと当たっている。

 あと三十分くらいで到着するので、楽しみにしていて下さいだね。


「うきゃ~」

「わきゃきゃ~」

「クワワ~」


 こうしてバスは、国道五十八号をひた走り。

 そこから国道四百四十九号へと入り。

 ずっとずっと、海沿いの道を進んでいく。


 空はすっかり雲が無くなり、日本晴れ。

 車窓からは美しい海がどこまでも続く風景が流れていき、どんどん期待は高まっていく。


「あ、県道百十四号に入りましたね」

「じゃあそろそろだね」


 もうすぐ、もうすぐ目的地だ。

 あと十分くらい。


「もうすぐ到着しますよ。みなさん、今日はおもいっきり――泳ぎましょう!」

「「「はーい!」」」


 いよいよ、沖縄旅行の拠点へと到着する。

 そして村人たちが沖縄のビーチに降り立ったとき、何を感じるだろうか。

 大自然と大海原を見て、何を思うのだろう。


 でも、がんばってここまで来た事は無駄じゃなかったと、きっと思えるはず。

 さあさあ、もうすぐ海だよ! 南国の楽園を、みんなで満喫しよう!



ようやく到着した……

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