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エルフのハナちゃん  作者: Wilco
第十七章 王の力
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第三話 思ったより多かった


 ドワーフちゃん世界での救助作戦展開において重要な、要救助者の発見。

 よく知らない世界での、どこにいるかもわからない人々の捜索はきわめて難しい。

 しかし、もしかしたらいい感じかもしれない助っ人が、名乗り出てくれた。

 キラキラ粒子を振りまく、妖精さんたちである。


 高速かつ広範囲に飛ぶことができ、さらに夜間でも問題なく移動可能。

 あと光る粒子も振りまいて、雰囲気だけではなく物理的に周囲を明るくしちゃう。

 おまけにだ、見た感じすっごい大勢、村にいらっさる。

 これもう、お手伝いしてもらうっきゃないよね。


 ――というわけで、まずは妖精さんにお手伝いの意思確認をすることにした。


 したのだけど……。


「きゃい~」

「きゃい~きゃい~」

「きゃいきゃいきゃい~」


 広場に集まってほしいと声をかけたら、すっごい集まった。

 それはもう、大勢だ。広場の一角を埋め尽くさんばかりの人数が、いらっさる……。


「た、大志さん……これ、数千人はいませんか……?」

「……いるね、確実にいる」

「あや~、にぎやかです~」

「かわいいさ~」


 十人くらいの集団を目安に、目算(もくさん)で数えてみると……三千人強、いらっさる感じ。

 いつの間に、こんなに遊びに来たのだ……。


「おもったより、おおぜいだった」

「ようせいさんたくさんとか、すてき」

「というか、まいにちふえてるのだ」


 エルフたちも、ちょっとびっくり顔で妖精さんの集団を見つめる。

 みんなもこんなに来ているとは、予想外だったようだ。

 ……おっちゃんエルフは、妖精さんハウスの製作があるから、ある程度は把握していたっぽいけど。

 でも、毎日増えているっぽいね。


 …………気にしないことにしよう。

 あれだ、可愛い妖精さんがたくさん遊びに来てくれて、楽しいね!

 脆化病を克服したら、村に来なくなっちゃうかもって心配は……もう、しなくて良いみたいだ。

 普通に、この村に遊びに来ている感じだよ。

 これは、挨拶をしておかないとね。


「みんな、遊びに来てくれてありがとうね。甘い物で歓迎しちゃうから!」

「ありがと! ありがと!」

「ともだちもくるよ! おおぜいくるよ!」

「おだんご! おだんごめあてだよ!」


 お花の服をまとった妖精さんたちは、もうきゃいっきゃいだね。

 みなさんには、歓迎のウイスキーボンボンを贈呈しちゃいましょう!

 ……あれ? 三千人分のウィスキーボンボンを用意するとなると、いくらかかるんだろう?


 ……一つ十二グラムとして、三千個調達したとすると……三十六キログラム。

 こないだ調達した業務用のが、七百グラムで二千五百円だったから……約十三万円か。

 これだけなら、まあ大したことは無い。


 しかし、一人一個はちょっとさみしい。十個くらいは、あげたいよね。

 そうすると……百三十万円くらい、お菓子の調達にかかることになる。

 今いる子だけで、これだ。


 おまけに、これからさらに増えそうな雰囲気。

 もっともっと増えちゃったら……凄い事になりそう。

 ただお金のほうは、ダイヤをちょこっとこねてもらえば、すぐにできるから問題はないのだけど。

 業者さんが、はたしてこの物量を受注してくれるのだろうか……。


 きゃいきゃいと大はしゃぎの、その辺にいた妖精さんグループを、ぷるぷるとしながら見つめる。


「きゃい?」

「おだんごたべる? おだんご!」

「おうさま、おうさま、おだんごどうぞ~」


 ……お団子もらっちゃった。

 甘くて優しい味のする、美味しいお団子だね。


「お団子ありがとね、とっても美味しいよ。みんな、お団子作るの上手だね」

「ほめられちゃった! ほめられちゃった!」

「どしどしおたべ~」

「た~んとおたべ~」


 またお団子もらっちゃった。

 美味しいおやつ、ありがとうだ。みんな、良い子だね。

 ……まあ、妖精さんへのお土産どうしよう案件については、また考えよう。

 ひとまずは、お菓子の材料を一トンくらい買っておけばいいか。

 たぶんそれで、なんとかなるはず。なるよね。なったら良いな。


 ――さて、では次に、冬眠しっぽドワーフちゃん捜索について相談しよう。

 匂いをたどって探せるという話しだけど、お手伝いしてもらえるか聞かないとね。


「ねえみんな、実はお願いしたいことがあって」

「おねがい? おねがい?」

「なんだろ? なんだろ?」

「おこまり? おこまり?」


 妖精さんに話しかけると、きゃいきゃいと集まってくる。

 好奇心旺盛な顔をしながら、俺の周りをひらひら飛んでいるね。

 それじゃあ、相談してみよう。


「えっとね、実は今……人探しをしようとしているんだ」

「ひとさがし? ひとさがし?」

「だれかな? だれかな?」

「おだんごあげる! おだんご!」


 またまたお団子もらっちゃった。

 甘いお菓子を食べながらだけど、続きを説明しよう。


「この子たちの仲間を見つけて、お引越しさせてあげたいなって思っているんだ」

「うちらのなかま、おおぜいさがすひつよう、あるさ~」


 リーダー格のしっぽドワーフお母さんに前に出てもらって、事情を説明する。

 赤しっぽのお母さんも、自分の口から状況を話してくれた。

 俺たちのこのお願いを聞いた、妖精さんたちはと言うと――。


「そうなんだ! そうなんだ!」

「おてつだい、しましょ~」

「さがしちゃうよ! さがしちゃう!」


 ――今度はしっぽドワーフちゃんを取り囲んで、ひらひら飛び始めた。

 手伝いするとか探しちゃうとか言っているから、どうやら協力してくれるみたいだね。


「ちょっと大変かと思うけど、みんなお願いできるかな?」

「いいよ! いいよ!」

「おうさまのおねがいだからね! おうさまのおねがい!」

「みんなで、さがしましょ~」

「きゃい~」


 みなさん元気に、お手伝いを了承してくれた。良かった。

 これで、空からの捜索が出来るうえ、すっごい物量も期待できる。

 ほんとに何とか、なりそうだ。


 あそうそう、お礼のお話もしておかないとね。


「協力してくれるみんなには、あま~いお菓子を沢山あげちゃうよ」

「あまいおかし! あまいおかし!」

「たのしみ! たのしみ!」

「きゃい~!」


 お菓子と聞いた妖精さんたち、きゃいっきゃいで光る粒子を出しながら、周囲を飛び回る。

 ……色付き粒子の子も混ざっているから、脆化病治療をしておかないとね。

 あとでメカ好きさんと協力して、診断をしよう。


「大志さん、私たちはどうします?」

「ハナたちも、なにかおてつだいするです~」


 話が一通りまとまったのを見て、ユキちゃんとハナちゃんは次の行動を訪ねてきた。

 そうだな、二人には……妖精さんぱわーの源となる、お菓子作りをお願いしよう!


「二人には、妖精さんたちが喜ぶあま~いお菓子を、沢山作ってもらいたい」

「あえ? ハナ、おかしづくり、あんまりやったことないです?」

「大丈夫よ、私が教えるから。一緒に、美味しいお菓子を作ろうね」

「わかったです~」


 ただ、妖精さん達は三千人ほどの大所帯だ。

 お料理自慢の方々も、助っ人に加わってもらおう。

 カナさんとナノさんなら、手が空いているはずだ。


「お手伝いも頼んでいいから、大勢で楽しくお菓子作りをしてね」

「あい~」

「あと、つまみ食いしてもいいよ」

「わーい!」


 お菓子つまみ食いOKと聞いて、ハナちゃんキャッキャと大はしゃぎだ。

 楽しくお仕事してね。


「それじゃ自分は、具体的な捜索計画を作るよ。集会場にいるから、何かあったら声をかけてね」

「わかりました」

「タイシ、がんばってです~」


 よし、これでユキちゃんとハナちゃんには、お仕事を割り振れた。

 あとは、妖精さんたちだね。

 まだ計画がないから、実働はちょっと待ってもらおう。

 今日はひとまず、力を付ける為にお菓子を沢山たべて過ごしてくれればいいかな。

 それじゃ、妖精さんたちに伝えておこう。


「みんな、あっちでお菓子作りが始まるから、遠慮なく参加して力をつけてね」

「おかし! おかし!」

「たくさんたべましょ~」

「たのしみ! たのしみ!」


 きゃいっきゃいで喜ぶ妖精さんたち、光る粒子がキラッキラだね。

 存分に、ちたまお菓子をご堪能くださいだ。


「これからお菓子をつくるから、みんな一緒に行こうね」

「こっちです~」

「きゃい~」

「きゃい~きゃい~」


 そしてユキちゃんとハナちゃんが先導して、妖精さんたちを連れて行った。

 さてさて、それじゃあ俺は、高橋さんたちと具体的な作戦を練ろう。



 ◇



 集会場にて、しっぽドワーフちゃんを交えて、高橋さんや数名のリザードマンたちと計画を話し合う。


「捜索は妖精に任せるとして、見つけたらどうすんだ?」


 さっそく高橋さんから、具体的な行動について質問がくる。

 妖精さんたちの役割は捜索で、実際に救助を行うのは俺たちがやる想定だ。

 この辺どうするか、説明しよう。


「妖精さんには場所を覚えてもらい、そのまま指令所まで報せに戻る想定でいる」


 捜索隊妖精ちゃんが、要救助者を発見したとする。

 そしたら、場所を覚えてもらいそのままとんぼ返りだ。指令所まで戻ってもらって、発見を報せてもらう。


「じゃあ俺らは、その報せを聞いて出動するわけだな」

「だね。高橋さんたちは、妖精さんの案内に従って移動し、要救助者を連れてくる役目になるかな」

「救助する規模とかも、妖精が調べるのか?」

「そうなるね」


 基本はこの作戦で行くけど、同時に複数部隊を展開する作戦も考えておかないといけない。

 ただこれは、妖精さんとリザードマンの連携が取れるようになってからでいいだろう。

 まずは、シンプルな運用で様子を見る必要がある。


「わきゃ~……」


 大体方針が固まったかな、と言う所で……リーダー格のお母さんドワーフが、ちょっと切なそうな顔をした。

 ……どうしたんだろう? 計画に問題があるのかな?


「どうしたの? 何か計画にまずい所があった?」

「わきゃ~……そういうわけじゃ、ないさ~」


 計画に異議はないようだけど、やっぱり表情は優れない。

 たぶんこれ、なにか言いたいことがあるはずだ。

 遠慮せずに、忌憚(きたん)のない意見や……要望を言ってもらおう。


「えっとね、遠慮しなくて良いんだよ。連れてくる人たちは何が必要かとか、これをしたらいけないとか、教えて欲しい」

「わきゃ~……、それじゃ、わがままいっても、いいさ~?」

「わがまま? もちろん良いよ。どしどし要望出して欲しいな。その中に、大事なこともあるはずだから」


 やっぱり、なにがしかの要望はあるっぽいね。

 それをわがままだと考えて、ぐっと抑えようとしていたみたいだけど。

 でも、俺たちはしっぽドワーフちゃんたちに、悲しんでほしいわけじゃない。

 苦労してほしいわけでもない。


 俺たちはただただ、助けたいだけなんだ。

 わがままでもなんでも、意見は言って欲しい。

 かなえられるかどうかは別の話だけど、話は聞くだけ聞いておきたいわけだ。


「ほら、言うだけ言ってみて。出来るかどうかは、聞いてみない事にはどうにもできないから」

「わ、わかったさ~……」


 そして、遠慮がちなお母さんドワーフが、ようやく話し始めてくれた。


「わ、わきゃ~……。むりかもしれないけど、できればおうちも、もっていってあげたいさ~……」


 本当に申し訳なさそうに、そう言った。

 ……家を持って行ってあげたい、か。

 たしかに、愛着のある自宅を捨てて、よそに引っ越すのは辛いだろう。

 なんとか、してあげたいな。


「高橋さん、それって可能かな?」

「大きさにもよるが、出来なくもねえぜ。ほら、俺ら建築のプロだから」

「わきゃ~! できちゃうさ~!?」

「離島同士を橋で結ぶよりかは、全然楽だな」


 お、出来そうだぞ。ただまあ、あくまで出来たらだね。

 優先順位は、人の移動が一番上だ。その次くらいかな。


「まあ、要救助者を見つけたときにでも、検証してみよう」

「おう。念のため、運搬用のイカダでも用意しとくわ」

「頼んだ」

「わきゃ~! けんとうしてくれるだけでも、ありがたいさ~!」


 お母さんドワーフ、笑顔になったね。

 家ごと引っ越しはちょっと大変そうだけど、不可能じゃあない。

 とりあえずやってみて、ダメならごめんなさいしよう。

 でも、何もやらないよりはずっとマシなはずだ。


「あと大志、ゴムボートって大量に調達できるか?」

「ゴムボート? 百くらいなら出来ると思うよ」

「頼んでいいか? そいつに乗せて、人や物を運びたい。イカダは大物、ボートは人や多少の荷物って使い分けだ」

「わかった。発注かけとく」


 確かに、あると便利だろうな。必要になったら膨らませて、不要なときはしまっておけばいい。

 たくさんあっても、無駄にはならないだろう。

 特に船を持っていない家にとっては、イカダを使うよりずっとましな選択肢になるはずだ。


「わきゃ? ごむぼーとって、なにさ~?」


 おや、お母さんんドワーフが首をかしげている。

 軽く説明しておこう。


「布に空気を吹き込んで膨らませて、水に浮かぶようにした便利な船があるんだ」

「わきゃ~、すごそうさ~」

「そのうち持ってくるから、使ってみて意見を聞かせてね」

「わかったさ~」


 ……もし、ゴムボートみたいな道具が、しっぽドワーフちゃん世界で実用化されていたなら。

 この子たちは、引っ越しであんなに苦労しなかったかもな。

 船が無いのが一番の問題だったぽいから、誰でも手軽に船を持てるようになれば……。

 あっちの世界でも、なにか革命が起こせるかもだ。


 まあ、それはいずれ考えよう。今は、夜明け前にみんなを救助しないといけない。


「それじゃ、他にも細かい所を話し合おう」

「じっくり計画立てようぜ」

「がんばるさ~」


 そうして夜遅くまで、みんなで計画を話し合う事となった。

 いきなり雨が降ってくるらしいから、雨具が必要だったり。

 かなり寒くなった後はだいたい強い風が吹いてくるので、風に対する装備と寒さに耐える装備が必要とか。

 お引越しを渋る世帯があった場合、強いお酒や味噌、あとは納豆で釣ると……ほいほいついてくるだろう、なんてのも。

 かなりお母さんドワーフらもたらされる現地情報は、参考になったし面白かった。


 特に、食べ物で釣るとほいほいついてくる、というのが良い。

 お引越しの説得が必要となったら、お互い精神的に消耗してしまう。

 その懸念が払しょくできそうで、一安心だ。

 でも、食べ物簡単にフィッシュできちゃうのは、お父さん心配だよ……。


 とまあ、それはそれとして。

 基本的な計画は、まとまった。あとは細かい所を修正しながら、運用していこう。

 そして救助用の装備を調達するには、二日か三日はかかる。

 その間に、妖精さんたちに捜索してもらい、どれくらいの調査能力があるか確かめよう。


 では、この計画を元に動き出すとするか!

 妖精さんたちに話して、可能かどうか確認してみよう



 ◇



 妖精さんたちに計画を話すため、お菓子祭り会場へと足を運ぶ。

 ホットケーキの甘い匂いがただよってくる方向が、お祭り会場だね。

 というわけで、香りがする方に足を運んでみたのだけど――。


「きゃい~」

「きゃいきゃいきゃい~」

「きゃいきゃいきゃいきゃいきゃい~」


 ――なんだか、また増えたような……。


「た、大志さん……増えました、増えましたよ……」

「あや~……おかしつくってたら、おおぜいとんできたです~」

「おいしいね! おいしいね!」

「ふわふわおかし~」


 妖精さんたちは、ホットケーキをもむもむと食べながら、きゃいっきゃい。

 ユキちゃんとハナちゃんは妖精さんたちに囲まれ、一生懸命お菓子を量産している。


「これもおいしいね! ふしぎなおだんごだね!」

「おしるこっていうんだって! あまいね!」

「ざんしんな、おだんご~」

「たくさんあるの」

「どんどんたべて、いいからね」


 ナノさんとカナさんは、お汁粉を振る舞っている。

 妖精さんにとっては汁物にお団子が入っているのが珍しいようで、こっちもきゃいっきゃいだ。


「タイシさんきた! このこたちはおとなりの、うえらへんのおともだちだよ!」

「ちょっとばかし、とおくからきてくれたの! きてくれたの!」

「おさそい~」


 唖然として大勢の妖精さんたちを見ていると、サクラちゃんたちが飛んできて説明してくれた。

 お隣の上ら辺のお友達?

 イトカワちゃんが言うには、ちょっと遠くから来てくれたらしい。

 おそらく、別のお花畑の住人なんだろうな。

 アゲハちゃんが「お誘い」と言っているけど、こっちに来る前に声をかけていたのかもしれない。


「まだまだくるよ! たくさんくるよ!」

「おだんご! おだんごたべにくるよ!」

「にぎやかだね! にぎやか!」


 そして、まだまだ来るとおっしゃる。

 ……これは、本当に賑やかになりそうだ。


 ――良いね! 助っ人がどんどん増えて、こっちも大助かりだ!

 甘い物を沢山食べてもらって、しっぽドワーフちゃん救助作戦のための力をつけてもらおうじゃないか!


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