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エルフのハナちゃん  作者: Wilco
第十五章 天空から見下ろす、大地の景色は
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第十八話 どこかで見た、知っている景色

本日投稿二話目。


 白い日の危機は何とかクリアして、村には平穏な日々が戻った。体も軽くなった。

 これで思う存分、例の仮説を検証することができる。

 今日はそのために、すてき道具を携えて妖精さん世界へとやってきた。

 案内は今回もサクラちゃんである。


「タイシタイシ~、それってなんです?」

「ふしぎなかたち? ふしぎ?」

「これはね、天体望遠鏡と言って、お星様を見るための道具だよ」

『かっこいいどうぐ!』


 むろんメカ好きさんもついて来ちゃったけど、クモさんの糸のおかげで離脱は最小限だ。

 地味に、メカ好きさんの離脱問題も解決していた。

 とまあそれはそれとして。


「大志さん、これってかなりお高いのでは?」

「これはレンタルだから、実はそんなに。ただ、買うとなるとアメリカで受注生産になって、六十万円くらいするんだって」

「なんだか、すごそうなやつです~」


 大口径シュミットカセグレン式の天体望遠鏡を、それなりのお値段でレンタルした。

 Wi-Fi接続でタブレットを使って操作できるため、見た目のゴツさとは裏腹に、操作は簡単である。


「それじゃあ、あの『お月様』を映してみるよ」


 空を指さして、今は半月になっている天体の観測宣言だ。

 とりあえずアプリケーションを操作して、じりじりと「お月様」に焦点を合わせる。

 細かいところは機械がやってくれるので、すぐさま観測態勢が完成だ。

 例の「お月様」は巨大で焦点も合わせやすく、とっても簡単にできちゃったね。

 さっそくこの映像、みんなに見て貰おう。


「ほらみんな、これがあのお月様を拡大したやつだよ」

「うっきゃー! おつきさま、はっきりみえてるです~!」

『かっこいいいいい!』

「これは凄いですね! 綺麗に見えています!」

「すごいね! だいはくりょくだね!」


 試しにタブレットに表示されている「お月様」を拡大した映像を見せてみると、大盛り上がりになった。

 みんな、食い入るように「お月様」の映像を見つめている。


「ちたまでは、こうやってお星様を調べたりするんだよ」

「ちたま、すごいです~」

「おほしさま、くっきりみえちゃうね! くっきり!」

『かっこいい!』


 さて、これで準備完了だ。

 あとはタイムラプス撮影の設定をして、数時間放置すれば良い。


「……大志さん、これで何が分かるんですか?」

「妖精さん世界というか、今自分たちが立っている星の秘密、かな?」

「秘密、ですか? あの、『逆』という……」

「そう、多分『逆』だね」


 ユキちゃんは望遠鏡を見て聞いてきたけど、まだ仮説だからね。

 ただ、あの「お月様」を観測すれば、妖精さん世界の秘密は分かるはずだ。

 仮説が正しいなら、ね。



 ◇



 今俺たちは、妖精さん世界の秘密を解き明かすため、天体観測をしている。


「おにく、やけたわよ~」

「あ、それもらい」

「おやさいも、やけたわ」

「これ、おいしいじゃん」


 腕グキさんとステキさんは、バーベキューセットを使って焼き肉をしているね。

 マッチョさんとマイスターは、もぐもぐと焼き肉をほおばっている。

 でも、今は天体観測中だ。


「ホットケーキ、やけたの」

「おいしい~」

「あまいの~」

「ありがとです~」


 ナノさんは子供たちに、二段重ねホットケーキを振る舞う。

 子供たちはとろけた顔で、甘いホットケーキを堪能中だ。

 でも、今は天体観測中なんですよ。


(おそなえもの~)


 神様もいつの間にかやってきていて、みんなからお供え物を貰ってご機嫌だ。

 神輿がぴっかぴかと光っているね。


「さいきん、おまつりがおおくてたのしいですね」

「ごちそう、たくさんかな~」

「にぎやかでいいですね」

「おまつりだね! おまつり!」


 さらに平原のお三方や観光客たち、妖精さんたちも、便乗して宴会をしている。

 あ、イノシシの丸焼きが運び込まれてきたぞ……。

 妖精さんたちは、お団子の量産を始めているし……。

 今、天体観測中なんだけど……。


「おお! これがあのおつきさまなんですね」

「これがあれば、おほしさまのえも、かけそうですね!」

「ふがふが」


 ハナちゃん一家は、タブレットに映し出された「月」の映像をキャッキャと鑑賞している。

 ……ここだけ、ようやく天体観測っぽい流れだ。


 とまあ、俺たちが何かしているとあって、みんなが集まって思い思いに過ごしている。

 静かな妖精さん世界だったけど、今は賑やかピクニックだね。


 ……まあ、結果が出るまでもうちょっとかかる。

 俺もピクニック、楽しもうかな?

 妖精さん世界で、灰化花を鑑賞しながら焼き肉とか、楽しそうだからね!



 ◇



 みんなで楽しくピクニックやら焼き肉やらをして、お腹も膨れたところで。

 四時間くらい観測して、もう良いかとなった。


「それじゃそろそろ観測を終えて、検証を始めるよ」

「「「おおー!」」」


 わーわーぱちぱちと、周囲にいたみなさんが盛り上がる。

 ……五人だけの観測だったのに、いつの間にかみんな来てしまった。

 まあ、せっかくだからみんなにも聞いて貰おう。


「とりあえず、あのお月様を撮影したものを、動く写真にしました。それがこれです」


 タブレットに、タイムラプス映像を映し出す。


「あえ? なんかうごいてるです?」

「……模様に変化がありますね。確かに動いているような」


 ハナちゃんとユキちゃんは、その映像を見て「動いている」と言った。

 そう、その映像に映し出された「お月様?」は――回っていた。


 すなわち、あの半月状に見える天体は――自転、している。

 この段階でもう、俺の仮説は証明された。

 はっきりと、いつも天空の同じ位置にあるあの天体は、自転しているのだ。

 それなら、結論は一つしか無い。


「これで、自分の仮説は証明されたね。あの『逆』って話」

「そういえば、ずっと『逆』だと言ってましたね」

「きになるです~」


 ユキちゃんとハナちゃんが、ずずいとにじり寄ってきた。

 何が証明されたのか、興味があるようだね。

 それじゃあ、説明を始めるかな。


「あの空にあるのは『お月様』じゃあない。まずそこから、間違っていたんだ」

「あえ? おつきさまじゃないです?」

「え? 月では無いというと……まさか!」

「そう、そのまさか」


 ハナちゃんはもっと首を傾げちゃったけど、ユキちゃんは気づいたようだ。

 これは、惑星の基礎知識が無いと意味分かんないだろうからね。

 そう、あの半月の天体は、実は「お月様」じゃあない。


 あの空にある天体は――惑星。


 あれは「月」という「衛星」ではなく、「惑星」なんだ。

 ここから自転を観測出来るというのが、その証拠だ。


「じゃ、じゃあまさか……ここは。私たちのいる場所って……」


 ユキちゃんはもう、だいたい分かったようだ。

 天空の「惑星」を見上げて、そのあと地面を見つめて。

 震える声で、聞いてきた。


「そう、そのまさかだよ。今自分たちが立っているこの場所こそが――『お月様』なんだ」

「し、信じられませんが……状況証拠からすると、そうですね……」


 そう、こここそが「お月様」なのだ。


 つまり、妖精さん世界は――月の世界。

 全ての状況証拠が、それを物語っている。


 ずっと同じ位置にあの天体があるのは、潮汐(ちょうせき)ロックによる現象だ。

 ちたまのお月様だって、ずっと同じ面をちたまに向けている。

 これは質量の大きい天体の近傍を周回する天体が、潮汐力により公転周期と自転周期が一致してしまう現象。

 これにより、衛星から見た惑星は位置の変化がほぼ無く、ずっと同じ位置にいるように見える。

 妖精さんの星でも、ちたまの月と同じ事が起きているというわけだ。


 そして、潮汐ロックにより自転と公転周期が一致すると言うことは……昼夜も長くなる。

 ちたまのお月様の一日は、ちたまの一ヶ月だ。約十五日かけて昼になり、同じ時間をかけて夜になる。

 妖精さん世界も月の世界なので、同じようなことが起きている。

 それが、この不思議な日照パターンの正体だ。

 一日の日照の変化がとても緩やかなのは、そのため。


 体が軽いのだって、天体の大きさが関係しているのでは?

 この妖精さん星の質量は分からないけど、ちたまよりは小さいはずだ。

 一G以下なのは間違いない。


「あえ? ここっておつきさまです?」

「う~ん、なんだか良くわかりませんが……」

「おつきさまって、そらにあるものじゃないんですか?」


 しかしハナちゃん、ヤナさん、カナさんはいまいち分からないようだ。

 まあ、天文学があって、重力や惑星と衛星の関係を解き明かしていないと分からないかな。

 ちょっと説明しておこうか。


「え~とね、ちたまでは、お星様はこんな風にして区別されていて――」


 とりあえず石を並べて、簡単な恒星系の説明をしてみる。

 太陽があって、惑星があって、衛星があって。

 ほんと簡単な、基礎の基礎。


 そしてお月様は、惑星の周りを回る「衛星」という所まで説明する。


「あんまり、よくわかんなかったです?」

「ふむふむ、空のおほしさまがうごくのは、そんな理由からですか……」

「しょうじき、わからなかったです」

「おれも、わからんかった」

「ごめんなさい、ねてました」


 ハナちゃんとカナさん、そして他のみなさんは良くわからなかった模様。

 ただ、ヤナさん一人だけは、ある程度理解してくれたようだ。

 やっぱりヤナさん、頼りになるね!


「大志さん、ここが月面だって考えると、なんだかワクワクしますね!」

「だよね。月でピクニックするとか、ロマンあるよ」


 あと天体の知識がある俺とユキちゃんは、二人で大盛り上がりだ。

 お月様で遊べるなんて、ちたまでも不可能な話で。

 ちたまの村から普段着のまま徒歩五分で、異世界月世界旅行が出来ちゃうわけだよ。

 ロマンあふれるねこれ!

 妖精さん世界は、本当に本当に、不思議な所だ。


「君たちの世界は、お月様の上にある。とってもとっても不思議な、楽しい世界だよ」

「ここがおつきさま? おつきさま?」

「たのしい? たのしい?」

「あたま、こんがらがりちゅう~」


 しかし妖精さんたちは、いまいち実感がわかないみたいだ。

 この子たちにとっては、月面世界が普通だからかな?


 ……これも、逆に考えてみれば。

 村に来た妖精さんたちが、しきりに「不思議だね」を口々に言うのは。

 惑星の環境が珍しいからなんだろう。体験したことのない、環境だからだろう。

 妖精さんたちにとっては、惑星の環境は「あっという間に一日が終わる」環境なのだから。


 そりゃあ、俺たち惑星の住人と比べて、生態が大きく異なるわけだよ。

 ここまで環境が違うのだから、同じになるわけがない。

 ……俺たち惑星の生き物と、妖精さんたち衛星の生き物と。

 まだまだこれからも、わかり合っていく必要があるね。



 ◇



「それじゃ、そろそろ帰りましょうか」

「あい~、おうちかえるです~」

「あ! もうこんな時間なんですね」

「たっぷりあそんだね! だいまんぞくだね!」


 妖精さん世界での天体観測は終わり、宴会も終わり、謎解きも終わり。

 そろそろちたま時間ではお昼すぎなので、おひらきにすることにした。

 村のお仕事もあるから、あんまり長居は出来ないからね。

 さて、会場を片付けて帰りましょう!


『かっこいい~』


 しかし、メカ好きさんが天体望遠鏡に張り付いて動かない。

 ……あのですね、そろそろ帰る時間でして。

 というか、ぽちぽちとタブレットを操作して、倍率を変えてらっしゃる。

 いつの間に操作を覚えたのだろうか……。


「ほら、おうちかえるの」

「いやでも、かっこいいよねこれ」

「でもじゃないなの おうちかえるの」

「ああ~、かっこいいどうぐ~」


 そして、ナノさんに引っ張られていくメカ好きさん。

 ナノさんありがとうございますだ。

 まあ、また明日使わせてあげよう。一週間レンタルしているからね。

 それで満足して貰えば。


 とまあそれはさておき、望遠鏡を片付けよう。


「タイシタイシ~、ハナもおてつだいするです~」

「ありがとハナちゃん。助かるよ」

「うふ~」

「あ、私もお手伝いしますね」

「ユキちゃんもありがとう」


 望遠鏡を片付けようとしたら、ハナちゃんとユキちゃんが手伝ってくれるようだ。

 ありがたく、手を借りよう。


「それじゃあまずは、机を片付けようか」

「あい~」

「私は箱を持ってきますね」


 そうして片付けを始めようと、役割分担を決めたとき。


「……あえ?」


 ハナちゃんが、机の上にあるタブレットを見て首を傾げていた。

 あ、今望遠鏡とタブレットはWi-Fiで接続されているから、シャットダウンしないといけないよね。

 そもそもその辺の操作は俺しか知らないから、俺がやらないと。


「ハナちゃん、ちょっと操作するから、それを貸してくれるかな」

「あえ?」


 ん? ハナちゃんの様子がおかしいぞ?

 タブレットを手に持ったかと思ったら、また首を右に左に傾けている。


「……ハナちゃん、どうしたの?」

「あや~?」


 後ろに回って、ハナちゃんが何を見ているのかを確認してみる。

 そこには……思いっきり拡大された、あの惑星が映し出されていた。

 さっきメカ好きさんが、思いっきり拡大したんだろうな。

 でも、これがどうしたんだろう?


 ……いやまてよ、これ――雲、じゃないか?

 単なる模様かと思っていたけど、こうして拡大してみると、違うように見える。

 ここまで拡大して観測はしていなかったから、分からなかったな。

 そして雲があるということは、あの惑星には……大気がある?


「二人とも、どうされました?」

「ああいや、ユキちゃんこれ見てよ。あの惑星、大気があるみたいだよ」

「え! ホントですか?」


 そしてユキちゃんもタブレットをのぞき込む。

 ミイラ取りがミイラである。


「わあ……もしかして、あの惑星って……生物がいるかもしれませんね」

「大気組成が分からないから何ともだけど、光のスペクトルから分析は出来るね」

「分析してみるのも、良いかもしれませんね!」


 ユキちゃんと謎の惑星について、話が盛り上がる。

 宇宙と惑星はロマンだからね!


「……あや~?」


 しかしハナちゃん、やっぱり首を傾げたまんまだ。

 盛り上がる俺とユキちゃんとは違って、ハナちゃんは首を右に左に、こてこてっと傾げるばかりだ。


「むむ? むむむ?」


 そしてハナちゃん、何か紙みたいなのを、どこからか取り出した。

 ……何を見ているんだろう?


「ハナちゃんどうしたの? 何を見ているのかな?」

「あや~、タイシタイシ、なんかこれ、にてるです?」

「ん? 似てるってなにが?」

「これとこのへん、そっくりです?」


 ……これとこの辺、そっくり?

 一体何の話――ん?


「ほらほら、このへんとか、おんなじです?」


 ハナちゃんが指を指したそれは――地図。

 ネコちゃん便の空撮により完成度が高まった、カナさん力作の――エルフ世界地図、だ。


「このへん、このへんです~」


 そして、ハナちゃんはタブレットの映像を指さす。


 その場所には……エルフ世界地図とよく似ている模様が――存在した。


 今は周囲が明るくて色飛びして、さらに大気の影響もあって映像はぼやけている。

 でも、なんだか、良く似ている。


「これとか、みずうみっぽくないです? あとこれ、あっちのもりです?」


 ハナちゃんは次々に、似たような模様を指さしていく。

 色は分からないけど、位置関係は――そっくり。


 エルフ世界地図と、妖精さん世界の天空に存在する惑星表面の模様は――そっくり。


「ユキちゃん、これ、これ……」

「ま、ままままままさか、まさかですか!」

「あえ? タイシとユキ、どうしたです?」

「ち、ちょっと確認してみよう!」


 まさかとは思うけど、偶然かもしれないけど。確認してみよう!

 エルフ世界に行けば、空を見上げれば分かるはず!

 もしこの想像が、この一致が真実ならば――見えるはず!


「ちょっとハナちゃんの世界に行くよ! 一緒に確認しよう!」

「あやややや!? かくにんってなんです?」

「い、急ぎましょう!」

「わたしもいくね! わたしも!」


 ハナちゃんを肩車して、ユキちゃん、サクラちゃんと一緒に急いで洞窟へ向かう。

 そのまま「エルフ世界に行きたい」と念じて、洞窟をくぐり抜けて――到着!

 神様が繋げてくれている、エルフ世界へと、到着した。


「多分、あっちの方角にあるはずだ」

「あっちです?」

「こっち? こっち?」


 そしてすぐさま、とある方角を指さし天空を見上げる。

 すると、天空に――「月」が見えた。

 妖精さん世界で見た惑星、その似た模様の場所から逆算した方角。


 そこに――月が、存在した。


 これは、偶然では無い。

 これは、必然だ。


「た、大志さん……これはもう、か、確定ですか?」

「確定だね……間違いない」


 ユキちゃんは震える声で確認してきたけど、確定だ。間違いない。

 こんな偶然……ありはしない!


 エルフたちの世界と妖精さんたちの世界は、同じ宇宙、同じ恒星系に存在している!

 おまけに惑星と衛星という、本当に身近な存在。


 つまり――別の世界ではなく、同じ世界に存在する、隣人だったんだ!


ハナちゃんSF(すこし、ふしぎ)


これにて今章は終了となります。

みなさま、お付き合い頂きありがとうございました。

引き続き、次章もお付き合い頂ければと思います。

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