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雨やどりの本屋さん

剛志に訪れた、


遅い


春……!?


【席替え】


先生が、やっとクラスの生徒の顔と名前が一致したから、

席替えをやる事になった♪



席替えは、くじ引きになった!


学級委員の剛志と恵子は、

くじを一枚一枚作らされた。


先生が黒板に席を書いてゆき、


くじを剛志と恵子が、

クラスメートの席に引かせてまわる間、


先生が座席にランダムに番号を書いてゆく……。



一誠は、席替えが、

とっても残念だった(T_T)


もう、剛志の席に遊びに行って、

山崎さんをちょっと眺める事は、

出来なくなってしまう〜(>д<)


出来る事ならば、

山崎さんの近くの席になって欲しい!


そう願いながら、

くじを引いた……(^_^;)

くじを引いたうちの一人が手を上げた。


「先生〜(>д<)

眼が悪くって、

この席はキツイんで、

変えてもらいたいのですが!」


剛志の隣の席になる……(^_^;)


「見えないなら、仕方ないな、

誰か代わってやれるか?」


「はい、構いません!」


恵子が手を上げた!


げっ!


剛志は隣になりたくないベスト2に、

決まってしまったから、

最悪だった(T_T)


恵子は、成績のライバルだ(>_<)


こないだのテスト、

1点差で、恵子に負けたからだ!



「じゃあ、番号の所に移動して下さい(^^)」


先生の一言に、

皆机と椅子を持って、

移動した!


「あら?

また近くね(o^-^o)」


「本当、良かった♪」


恵子と由理は、

斜め隣になった!


つまり、


剛志の後ろが由理という事だ!



そして、


「梅田くん、

隣だね♪

よろしく(^^)」


「うん♪

よろしく(^O^)♪」


由理の隣、

恵子の後ろが、

一誠だ!


はぁ〜(>д<)


授業中まで近くかよ……(x_x;)


「剛志♪

休み時間、

席立たなくても、

良くなった♪」


「マジかよ〜(>д<)」


剛志には、最悪の

一誠には、最高で

恵子、由理には、

問題ない席替えだった(^^)




【本屋さん】

剛志は、郵便局に切手を買いに寄ろうと、

いつもの通学路を

遠回りした。


商店街を行くと、

急に雨が降り出して、

ザーザーぶりになってしまった!


やべー傘持ってねぇ〜(>д<)


本屋さんの軒先に居たが、

中に入ってみた。


「急に降り出しましたね、

よろしければ、お使い下さい!」


レジの店員が、タオルを差し出した!


「あ、ありがとうございます……。」


いつものおばちゃんじゃあなくって、

若いお姉さんだ!


長い髪のウェーブかかった娘。


眼鏡はかけていない。

こんな娘、この店にいたんだ!


店の奥で本を見ながら、

ふとレジを見ると、

彼女と目があった!


彼女はにっこり笑顔になった♪


剛志は、どぎまぎして、

慌てて目を反らした(^_^;)


剛志好みの顔立ちだったが、

何処かで見たような気もした。


何かのアイドルに似ていたのかもしれない……(._.)_



「雨、止みましたよ♪」


彼女が声をかけた!


「タオル、ありがとう(o^-^o)」


「いいえ(^^)」


にっこり笑顔の彼女に、

タオルを返した。


    ★☆★☆


それから剛志は、

学校帰りの

部活が無い日に


いつも遠回りして、

この本屋さんの前を通って、

彼女がレジにいるか、

覗くようになった♪


彼女がいるときは、

いつも店に入った。



ちょっとした文房具も置いてあるので、

消しゴムや、

シャープペンのしんとか、

色々日替わりで

買って行く。


レジの彼女は、

いつもにこやかだ(o^-^o)

剛志は、あまり話しかけられ無かったが、

彼女に会えるのが、

楽しかった♪


    ★☆★☆



ある日、レジを覗くと、

彼女はいなかった。


でも店の奥で、

本を陳列しているのが見えたから、

店に入った。


「いらっしゃいませ♪」


彼女が言った!


「こんにちは……(*^^*)」


「今日は、新刊入りましたよ(^^)」


彼女と、話してしまった♪


近づいてみて、

ちょっと驚いた。


背が思ってたより低い!


レジだと、ちょっと背が高いように見えた!


この背丈だと、

剛志と並んでも、

ちょうど良かった♪


おっ♪

いつも買ってる雑誌の新刊があった!


さっそく購入した(^^)


お釣りをもらった時に、

彼女の指先が触れた♪


ちょっぴり剛志は嬉しかった(^O^)




【雨の帰り道】


「今日、雨だから、

部活中止〜(>д<)

一緒に帰ろう♪」


一誠が剛志に言った!


「ったく、ちょっと寄り道してくが……(^_^;)」


「寄り道♪

O.K(^O^)」


一誠にかかったら、

雨だろうが、

関係ないな〜と、

剛志は思った!



「剛志って、

好きな娘っているか?」


剛志はドキッとしたが、

平静を装った(^_^;)


「いんや〜(^_^;)

イマイチ……。」


「山岡さんじゃあ無いかな?」


「アイツは、ライバルだからな、

テストのトップ争いの!」


剛志は、こないだの一点差を思い出して、

拳を握った!


「あ〜そっか……(^_^;)

意外にお似合いって思ったが……。」


「で、お前は、

山崎さんだろが!」


「当たり〜♪

始めは、

山岡さんも良いかなって思ったけど、

話してみて、

山崎さんが、

一番だな♪」


「そうなんだ〜(^_^;)

青春してるな……(x_x;)」


剛志は、一誠の頭から花が沢山咲いているように感じた(+_+)


    ★☆★☆



「寄り道ってここ?」


「あぁ、雑誌の発売日だからな……(^^)」


「いらっしゃいませ♪」


「あれ?

なんだかさっきまでと、

感じ違うじゃん!

スッゲー可愛い♪」


一誠が、レジのあの娘に話していた( ̄□ ̄;)!!


「梅田くんには、

分かっちゃったの?

気が付かない人が、

多くって♪」


「俺には分かるぜ!

どんな役に化けても、

どの女優さんが、

演じてるってさ♪

剛志は、いつも分かんね〜みたいでさ、

多分、まだ分かってないと思うぜ!」


「ふふふ……(*^^*)

私も、

きっとそうだと思ってた♪」



一誠のやつ、ずいぶん親しげに話しやがって、

さっきまでって事は、

同じ学校( ̄□ ̄;)!!


誰だ!?



剛志は雑誌を持って、

レジに行くと、

一誠がニヤニヤ笑っていた( ̄ー ̄)


「いつもありがとうございます(o^-^o)

委員長♪」


彼女は眼鏡を取り出してかけた( ̄□ ̄;)!!


山岡 恵子!!



「委員長ったら、

全然気が付かないんですもの♪」


「中学生がバイトは、

禁止だろっ!」


「家のお手伝い♪

だから、無給なの(^^)」


マジかよ〜(T_T)



剛志は、淡い恋心が、霧が晴れるように、

見事に消え去ってしまったのを感じた(>д<)



パシャ!


携帯電話のカメラ音が鳴り響いた……(^_^;)


「俺の携帯〜(>д<)」


剛志は焦った!


「へへ〜ん(^^)

剛志くんたら、

スキだらけ♪

山岡さんが、

美人に撮れたぜ( ̄ー ̄)

この映像いる?」


一誠はいつの間にか、

剛志の携帯で、

撮影していた(^_^;)


「あら♪

欲しいな(o^-^o)」


恵子が画面を覗き込んで言った!


二人は赤外線通信を始めた!


「余計なのが写ってるけどな(^_^;)」



「一誠〜▽☆▽」


剛志は携帯を奪い取って、


「消してやる!」


とか言いながら、


画像を見て、



手が止まった(+_+)



やっぱり……


可愛い〜(=^_^=)



消すのは止めて、

携帯をしまった♪



「ありがとうございました(o^-^o)」


剛志と一誠は、恵子の本屋を出た!


「本当だぁ〜( ̄□ ̄;)!!」


山岡書店って書いてあった!


剛志は、すっかり焦っていた(^_^;)



「剛志さ、

山岡さん、

眼鏡外したら、

剛志好みの顔立ちなんだな〜(*^^*)」


「バイトの娘で、

ちょっと年上なんだって、

思ってた……(x_x;)」


「えっ、

何?

声小さくって、

聞こえねぇ〜(^_^;)」


「何でもねぇ〜よ」


山岡さん、レジの所、

台に乗っかって、

背高く見せていたんだな……(^_^;)


剛志は、山岡 恵子の印象が、

少し変わったように感じた……(^^)





【おケイ◎と山百合】


――――――――――――


山百合さんのプロフィール


――――――――――――



アバターは、初回無料のガチャガチャでゲットした怪しげな服を着ている女の子だ。

――――――――――――


友希はお断り!

業者出入り禁止だよ(怒)



地域 東京都

職業 未熟な拝み屋と学生

趣味 聖地巡り

星座 ないしょ♪

血液型 ないしょ♪

年齢 13歳

サークル 空と草花と          視えるんです(゜_゜)倶楽部


――――――――――――


不思議な取り合わせだなぁ〜(^_^;)


剛志は、ゲームサイトのおケイ◎さんのサイト上の友達のプロフィールを眺めていた(+_+)


他人も覗ける伝言板に、

二人は良く伝言交わしてるなぁ〜っていうのが、

覗くきっかけだった!




二人は同じ学校らしくて、

宿題とか、持ち物とか、

普通メールしそうな内容だった!


だが……(+_+)


――――――――――――


山百合→おケイ◎


分かった(^^)

Mくんは全く気が付かないのね(^^ゞ


――――――――――――


――――――――――――


おケイ◎→山百合


Iくんだと思った〜(=^_^=)

違うの?


――――――――――――


二人の会話がかみ合わない……(*_*)?


ミニメかな?

察するに、見られたくない会話か……(+_+)


剛志は、興味本位で覗いてしまったという事にハタと気が付いて、

これ以上伝言板を覗くのをやめた。



剛志は携帯を閉じて、

充電を始めた。


そして、恵子から返してもらった本を開く。


あれ?


銅鐸の写真の入ったしおりなんか、あったっけ?


しおりを手にすると、


裏にふせんが付いていた。


――――――――――――


貸して頂いたお礼にしおり差し上げます(^^)山岡


――――――――――――


剛志はフッと微笑んだ。



一番最初の頁に入れてくれたんだ……(=^_^=)


剛志は恵子に貸した本を読みふけった。

お待たせしました(^^;)

やっと更新……(;^_^A


家族に振り回され、

in出来ませんでした(T-T)


☆気になるア・ナ・タ♪★


は、中学時代の友人との合作漫画+ぴろオリジナル漫画キャラを使い、

友人と書いたキャラのラブストーリー小説もどき……が、

原案になった、

別ワールドです(^^)


山崎由理と、

山岡恵子は、

ぴろオリジナル漫画キャラの主人公たちで、


友人との合作漫画の主要キャラだった剛志と、

サブキャラだった一誠!


このラブストーリー編が、


今回の本屋さんの話♪


財布紛失事件は、

恵子の漫画が原案でした♪


一誠&由理は、

ホラーな悲恋で、

そのうち公開しますf(^_^;


漫画では、剛志たちより、

恵子は年下でしたが、

この話では、同級生にしました!

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