表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『お姫様の身がわりとなったプレスマン』

作者: 成城速記部
掲載日:2026/05/30

 昔、あるお殿様に、お姫様がありました。それはもう、とんでもない美しさだったことにします。誰にも迷惑かかりませんし。

 そのお姫様が、けがをなさいました。骨折です。想像ですが、お姫様は、魚の小骨とか召し上がりませんし、外で遊んだりなさらないので、骨粗鬆症になりやすいのではないかと。で、骨折。治るとまた別のところ、治るとまた別のところ。

 このお姫様には、須磨という侍女がいて、それはもう、お姫様に誠心誠意お仕えしているのでした。この須磨が、お姫様の骨折を気の毒に思って、どうかお姫様の骨折ぐせを、私につけかえてください、と神仏に熱心に祈り、その願いがかなえられることになりました。須磨は、その後、骨がぽきぽき折れ、常にどこかを骨折しているものの、それ以外は悪いところがなく、国一番の長生きをしたということです。この須磨が亡くなったとき、神仏の力で速記シャープに姿を変えたのが、プレスマンだと、この国では言われているということです。



教訓:プレスマンは、ばねが入っており、書いているときに芯が折れることはない。プレスマンを落とすと、それはもう、よく折れる。芯を二本入れると、折れた芯が確実に詰まる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ