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第5話 盗賊

文字数少なくて申し訳ありません

次の日、俺は言われた通りまた武器屋に来た。


「おお、昨日の!」


やはりこの男俺が商人だと分かってから明らかに対応が変わった。…やはり人間とはこういうものか。


「どうも!」

「鑑定は終わったぞ、全部で380万レルでどうだ?」

「えっ…」


(た、高くね?いくらなんでも高すぎないか?)


俺はたったの五つしか売っていないはずなんだが…


「ん?足りないか?なら、400万レルでどうだ?…これ以上は流石に観念してくれ」


勝手に勘違いをされて俺は結局400万レルで買って貰うことに…


(もしや商人の時より稼ぎ良いのでは?)


そんな事を思いつつも俺は国を出て森に向かった。まだ市場(スーク)にされていない部分の森から気配を感じたので確認するためだ。


(もしかしたら悪魔の生き残りがまだいたのかもしれない…)


そんな希望を抱きながら気配を感じたとこらに向かうとそこにはキャンプ地があった。


木の陰からよく見ていると武装した男達が30人程いることが確認できた。


(…盗賊か?)


格好からしてどう見ても聖騎士などではないが明らかに商人や旅人には見えない。


ふと後ろから気配を感じ、腰に刺してある刀を鞘から抜いて振り向いた。


「おめぇ、何者だ?」


振り返ると斧を持った男が大きな声でそう叫ぶ。その声によってテントにいた男達にも気付かれてしまった。


「ま、迷ってしまいまして…」


一応言い訳してみるがもう武器抜いてしまったし意味はないだろう。


「どっちにしろ、見られちまったんならしょうがねぇぶっ殺してやるぜ」


そう言うと男は斧を振り上げてこちらに振りかざしてきた。


(…隙だらけだな)


俺は即座に男の懐に入り腕を切り落とし、腕が落ちるよりも早く胸も切りつけた。


「グハッ」


男はそう叫び倒れた。


(…使いやすいな)


俺が血で濡れた刀身を眺めていると、


「てめぇ、」

「お前らやっちまえ」


いつの間にか囲まれていたらしく俺の周りには20人程のこちらに武器を向けている男達がいた。


(…もうやるしかないな)


俺は飛びかかってきた一人目を右肩から左腰まで切り、続いて後ろから来た二人目は振り返る際に胸に突き刺した。右側から来た男の剣を受け流してそのまま首を切り落とす。


その他の奴らも全員切り倒した。


「…最後はお前だけだな」


俺は一際でかい(恐らくボス)男に刀を向ける。


「く、くそぉ」


男は武器も捨ててテントの方に逃げ帰る。


「はぁ、面倒くさいな」


俺は闇で鋭い棒を創り出して男に向けて放つ。棒は男の右足に見事に命中し、男はその場に倒れる。俺は男の元まで歩いていき再度刀を向ける。


「お、お前は何者なんだ?頼む、命だけは…」


男は怯えながらそう言う。


「俺か?俺は悪魔だ。」


俺は正直に教えてやる。どうせ今から殺す奴に正体をしられたところで大したことはない。


「あ、悪魔だと!?」


すると男は一瞬笑みを浮かべて懐から十字架を取り出した。


「あ?」


俺はいきなりのことに動揺する。すると男はいきなり詠唱を始める。


「我々を見守りし偉大なる守護神よ!我が前に立ち塞がりし邪を討ち滅ぼせ!落雷(ライトニング)


男が詠唱を終えた瞬間、青空からいきなり雷が落ちてくる。俺は避けることが出来ず直撃するが、全く痛くなかった。男も絶句している。


「は?、神聖魔術を受けて悪魔が無傷だと!?」


(…威力が低すぎて痛くもなんともないな)


「もうお前に聞きたいことはないしいいや」


俺はそう言い男の首を切った。


早いところ街に戻りたいがテントの中が少し気になるので見ることにした。


一つ目のテントを開けるとそこには角や翼、牙が置いてあった。そこでようやく気付いた。こいつらは盗賊ではなく貴族相手の悪魔売買を生業にしている狩者(ハンター)だ。


二つ目のテントには悪魔の目玉や首が置いてあった。残りのテントも同じような感じだった。


(……)


俺は最後に一際でかいテントに入った。


「!?」


そこには檻に入れられたまだ生きている悪魔達がいた。


「お前は同族か?」


檻の中からそんな声が聞こえてきた。


「俺は…」








少し一話やニ話とは書き方を変えてみました!

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