ぼくだけの小さな村
掲載日:2025/11/15
ここはぼくだけの楽園だ。
ぼくはパパやママに内緒で、
勉強机の引き出しに、小さな村を作っている。
村長はぼく、お菓子の箱でできた家には、かわいい奥さんや子どもたちも一緒に暮らしている。
他にもたくさんの村民たちが一緒に暮らしているが、みなぼくの言うことをよく聞く、良き者たちだ。
ぼくは毎日朝起きると、村民たちに食料や様々なものを配る。これが村長としての大事な仕事だ。
そして夜、お風呂に入ったら、
みんなが安心して眠れるように、引き出しに鍵をかけて眠る。
それがぼくの1日の日課だ。
だがある日、この内緒の小さな村がママに見つかってしまった。
「いやぁぉぁぁ!!」
ママは驚いて叫んだが、
どうしてだろう、こんなに可愛いくて愛おしいのに。
ちょっと干からびてしまっている者もいるけど、
可愛い可愛いネズミの家族たち。
ママやパパに何と言われようと、君たちはぼくが守るからね。
そうだ、そういえば今日は、
ぼくの45回目の誕生日だ。
奥さんや子どもたちにも何かプレゼントしてあげよう!
喜んでくれるかな、楽しみだ。
メルヘンな話を書こうとしたらなぜかホラーになってました……なぜ……




