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最強の王様

さあ!始まりました!わっふる♪( ´▽`)

昔々のお話です

この世界には神様と7人の王様がいました

王様たちに神様は言いました

みんな仲良く暮らしなさいと

王様たちはその約束を守ろうとしました

でも一人だけその約束を破ろうとした王様がいました


1人は人間の王様

1人はエルフの王様

1人は獣人の王様

1人は魔族の王様

1人はドワーフの王様

1人はドラゴンの王様


そして最後の一人は・・・


これはどこにでもあるような物語


過去の因果に縛られた者たちの宿命の物語


神に尽くすものと そうでないものの物語


そして、たった一人の革命の物語


------------------------------------------------------------------------


消炎の匂い・・・そして血の匂いが充満している場所でボクは最後の時を迎えようとしていた

ボクは人形だった。いや、正確には元人間の人形だ。つまり俗にいうサイボーグとかそういうやつだ



「はぁ・・・はぁ・・・これで、終わりだ」

「どうだ・・・バケモノ・・・これでもう何もできないだろう」

「なんでこんなに強いのよ・・・私たちもこいつと同じはずなのに」

「くっく・・・っくこれが私たちに刃向かった罰ですよ」

「そうじゃのう。まあ、儂的にはこいつを解体したあとの技術しか興味ないのじゃが」

『ふん。勝手にしろ』


そんなことを言っているのは人、獣人、エルフ、魔族、ドワーフ、ドラゴンその代表である『王』だった。

そしてそいつらと相対しているボクも、すでにボロボロだった。僕の腕は両腕とも根元からえぐり取られ、左足は骨組みしかなく、胴体はコア部分が露出していた


「ふふふふ」

「なんだ?ボロボロになっておかしくなったのか?」


確かに、そう見えてもおかしくない


「はぁ・・・最後くらいは、一思いにやってあげる」


ふと、エルフの女性がこちらに手を向けてきた

エルフは、魔法に優れていて圧倒的な寿命を持っていた


「遺言とか言わせてくれないんだ・・・」

「?必要あるか?」


王たちはみな心底不思議そうな顔をする

思えば、言いなりだらけの人生だった

人として認められず、道具として扱われ・・・そして最後に戦争を仕掛けて負けた


「でもまぁ・・・これで終わるわけにはいかないかな?」


ボクは、とある場所に通信した

場所はボクの研究所跡

そして、ボクの始まりの場所


「最後に、君たちに言っておきたいことがある」


ボクは、大胆不敵に笑い


「人類で最も愚かな負の遺産を食らいやがれ…原子(ニュークリア)爆弾(エクスプロージョン)‼︎」

「何⁉」


そして、そこで僕の意識は怖いくらい白い光とともに途切れた・・・




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