日曜日のアイス
木村咲と佐藤灯は仲良しだ。
小さい頃からの幼馴染で小学校から現在の高校まで同じ学校である。
二人は今日も、くだらない話をしている。
咲「日曜日にアイスが食べたくなったの。無性に」
咲、日曜日の話。
灯「無性に?」
咲「そう。無性に食べたくなったの。ゲームしてる時に『ここジャンプで行こうか——アイス食べたいいいいい』って急に」
灯「あ〜なんとなく分かるわ」
共感する灯。
咲「それでコンビニに行こうと決心したの」
灯「珍しいね。木村って外出るの嫌いじゃん」
咲「まあね。基本面倒くさがりだからね」
灯「どうしてもアイス食べたかったんだな」
咲「食べたかったんだよ」
咲、アイスを求めコンビニへ。
咲「で、日曜日だから家族全員家にいたの。だからついでに何か買うものあるか訊いたの。軽い気持ちで」
木村家の家族構成、母、父、長女、次女(咲)、三女。
咲「そしたら食パン、電池、お菓子、ジュース2本、雑誌、ヨーグルト、トイレットペーパー、カップ麺とか。あと忘れちゃったんだけどまだ何かあったの」
灯「多いね」
咲「でしょ! これもうそこそこの買い物じゃん! 」
灯「『ついで』で買う量じゃないね」
咲、大誤算。『ついで』が多すぎる。
咲「お母さんとかここぞとばかりに電池とかトイレットペーパーとか生活系のもの多く言うの」
灯「でも訊いちゃった以上行くしかないね」
咲「そうなの。だからわざわざメモして行ったの」
灯「すげぇな」
咲「多いし重かったし辛かった」
こんな感じのくだらない話を二人をいつも話している。
咲「でもアイス食べたら結果プラスだったんだけどね☆」
灯「お前は幸せだな」