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23歳、独身。資格・定職共に無し。

人生いつも再スタート

作者: 里田あひる

今日の日が終わると、明日という新しい日が始まる。

こと私に関して言えば、新しい年が始まる。

「23歳、独身。資格・定職共に無し。」は明日24歳になります。



この約一週間は私の24年の人生でも稀に見る転換期でした。

じわじわと崩れていく彼氏との仲、定職に就かねばと焦る日々、病院に行くも体調は戻らず、自殺未遂未遂をする始末。

変なところでツイている私はやっぱり死ねやしないのですが。



そんなこともあり、最愛の彼とは袂を分かつことになります。二人でいるただそれだけでじわじわと朽ちていく失楽園のような、歪で重過ぎた交際が終了です。

「結婚するって言ったじゃないか!婚約破棄だ!」

などと責め立てたい気持ちは大いにあります。記録を残さなかった私の落ち度なのでした。



彼に言われるがまま新卒で地元に戻り、彼に言われるがまま定職から逃げ、すっかり精神的支えも後ろ盾もなくなりました。


いやぁ、どうすんねん。



そんな彼の決定打は

「あなたは太宰治みたいになっている。依存してる相手すら攻撃の対象だ。心中しようとして相手だけ殺すような奴だ」

との発言。




これで、彼の為だけに生きていた人生が終了しました。

齢24を手前にして、自分の為だけに生きる人生が始まりました。

(2年ぶり4度目)




何はともあれ、タイガーウッズ程の天才でも逮捕されるような世の中。

私のような平々凡々ただの人間が挫折もせずに生きていける訳が無いのです。



今は「こうなったら好きなことして生きてやる!」とかえって精力的になりました。

ここがまたしてもスタート地点。スタートの繰り返しが魂の連鎖なのでしょうか。



ハッピーバースデー私!

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