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心4つ
第3話目は、legendの裏人格アンダーのお話
俺は、負の力から生まれ具現化した者。
俺は嫌われ者だと思う。俺は基本、表の体内に居る。表がブチ切れたら俺の出番。人格入れ替えて俺の大暴れ。
・・・けど、俺には1つ不安ある。
“表が死んだら俺自身の存在も無くなる”
消えるのは嫌だ。何かこの世界で名を残すような仕事をしたい。少しでも・・・。
ある日、転機が来た。表達に敵襲が来た。
体内から直ぐに判った。
そして・・・
「legend、危ない!」
「!?」
あれ?・・・右肩が痛い。
力入れようとすると赤い液体が沢山出てくるのが分かる。
あぁ、俺は直に死ぬのか。
いつも表達に助けられてばっかで借りを返せないかと思ったけど、漸くお前らに借りを返すことが出来た。
ま、その後アイツらが俺を病院まで搬送してくれたけど。
表曰く、俺が表を庇った時こう言っていた。
(らしい)
「表を消そうと思う奴等は、いくら善人でも俺がブチのめす。例え、この身が砕けようと無くなろうと、そして消えようと!!!」
語り:エレメカルテ・アンダー