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仮面の勇者  作者: 偽陥 アニア
仮面の勇者 第一章 神殺編
17/20

仮面の勇者 17

仮面の勇者第17話

今回はシーニィの無双回です、チート主人公くらいには強いです

さぁ、冒険の始まりです。

仮面の勇者 17話


:潜入して


僕とケル、壊四、あとナノはエリフェルの国境付近まで転移していた


「しっかし、本当に大丈夫かねぇ、シーニィさんがいるって言ったって。あの人なかなか本気出さないからねぇ」


シーニィ・ブラッド、結構謎が多い人物、僕のことをキョーダイと言い、多くの人がシーニィを知ってる


「考えててもしかたないだろ! よっしゃ! オレたちも進むぞ!」


ナノがそう言い先陣を切る


ヴィラストが攻められるまで後2〜3日あるはずだし、その前にこの国の王を倒せば……


「よし! ナノの言う通りだ、早く進むぞ!」


僕たちは進んでいく、もうすでに、エリフェルとその他の国の進行が始まってるとも知らずに



:シーニィvs調教師(テイマー)達 1


「さてと、そろそろ行くわ」


そう言いシーニィは立ち上がる


「シーニィさん? 行くってどこに……」


「あー、今な、ワランとハルファウルが攻めて来てる、数時間したらエリフェルとシルファンも来る、だから倒しに行ってくる」


地理的に最後に来るのはシルファンだろう、最初はワランで次にエリフェル


その後海渡った先のハルファウルが来るだろうが、巨人の国デッグドッズを経由してくるかな


「ネスト、一応念のため、子どもたちや怪我してる人を国の中心に避難させとけ」


「は、はい! それでシーニィさんはどれほどの兵を連れて行きますか?」


「ん? あぁ、俺1人で充分だわ」


「え? し、シーニィさん1人で? あ、ならどこの国を倒しに」


「全部、全部俺1人でやれるよ」


そう言ったシーニィさんの顔は、兜に覆われて見えなかった、でも、自信は溢れ出ていた


「わかりました、この国を頼みます」


ネストは兵を住民の避難と国の防御に使うようにした


2


数時間前、ワランとヴィラストの国境からちょうど真ん中くらいの位置


ワランの兵は冒険者が8割だ、そしてその他の2割はちゃんとした兵士、そしてワランの冒険者のほとんどは調教師(テイマー)というかなり強い役職


兵士たちは笑いながら足を進めていた


「いやー、にしても戦争なんていい気はしねぇが、力を示すチャンスだよなぁ」


「そうだな、別にいつか奴隷になる奴らを討伐したって、別に変わりねぇもんな」


彼らが話していると軍全体に通達があった


「これより休憩と共に、隊長の深きお言葉がある! とくと聞くように!」


そう言い1人の兵士が走って行き、大柄な巨漢の男が現れた


「俺はこの軍を率いている隊長だ! ここは2軍だが、指揮を挙げる為にこうして自ら来た!」


この軍の配置は、1番前にテイマー、その後ろに冒険者、さらにその後ろに強いテイマーとワランの兵士達がいる


「相手は腕っぷししか無い頭の悪い獣人どもだ!」


冒険者達の中で少し笑いが起きる


「だが! 油断すれば簡単に倒される! 気を抜かず確実に勝って来い!」


そう言い隊長は拳を天に突き上げた


「 うぉーーー!!!!」


この後、隊長は前線に出て行った、理由は自ら戦わなければ戦況がわからないかららしい


3


シーニィはワランの軍の少し前方までついた、目の前の丘の上にテイマー達と巨漢の男が見える


「あれがワランの兵か?」


よく見えないけどテイマーだけで7000はいるな、その後ろにも控えてそう


「ちょっと見てみるか」


シーニィが目を凝らす、テイマーの後ろには冒険者1万人、ワランの兵士っぽいのが5000人くらい


「合計で2万2000、まぁこれだけいればワンチャン、ヴィラストは潰せるよな」


テイマー達が丘を下って来て、全員が降りてくる頃には、頂上に冒険者達がいた


巨漢の男が前に出てくる


「そこの者! 何者だ! 我らの進行の邪魔になる! 退け!」


そのままズンズンと進んでくる


「悪いな、邪魔しに来たんだよ」


ワランの兵士達まで200メートルくらいかな


「邪魔しに来た? つまり、お前は敵という事でいいのか?」


巨漢の男が顎に手を当てる


「うん、そうだぜ、俺はアンタらの敵だ」


男は周囲を見る


「っはは! 冗談はやめておけ、1人でこの2万以上の兵を倒せると思っているのか?」


シーニィは自分の足元の土に、砂遊びをするように丸をかいた


「よし、俺はここから動かないし、使う武器はこれだけ、あ、でもちょっと魔法は使うかも」


そう言いシーニィは地面に落ちていた手のひらサイズの石を拾い上げ、形を丸に整えた


「全く、もうその冗談は飽きた、早く退け」


男がそう言いシーニィの肩に手を触れた瞬間、後ろのテイマー、さらに後ろの冒険者が倒された


「……何? まさか、これは、貴様がやったのか?」


シーニィの足元に丸い石が転がってくる


「ちょっと卑怯だけど、魔法を使ってこの石に弾性を持たせたんだ。まぁこういうのでダメージ与えるとなると、石の方が持たなかったりするんだけど」


冒険者の後ろの兵士も何人かやれたな


「貴様、何者だ?」


「シーニィ・ブラッド、通りすがりの冒険者、よろしく」


そう言いシーニィは自分の周りに書いた丸を足でかき消した


「し、シーニィ……ブラッド、姫様が出会ったら即逃げろと言っていた、あの……!」


男の顔が青ざめる、よっぽど姫様のこと信頼してるんだな、こういう時ってそれでも戦う! って言いそうなもんなのに


「……くっ、撤退だ! 我らでは勝てん!」


「あ、行くならその冒険者達も連れて行ってあげて、死んでないから」


そう言いシーニィは転移魔法で消える


「……はぁ、しかし、こんな事されればさすがに恐るな、あの男」


姫様は言っていた、シーニィ・ブラッドはこの世界の異物にして頂点と


しかし、素顔は誰も知らないし本気を出したところも見た事がないとか


だがわかった、あれは知能のある怪物だと



:シーニィ vs エリフェル魔導隊 1


エリフェル魔導隊は全員がエルフで構成されており、魔力の保有量が1番の者が隊長になる


エリフェル魔導隊は人数が多い上に1人1人もランク4の冒険者程度の力を持つ


そして何より、エリフェル魔導隊は魔法戦では負けた事が全くない


「さて、隊長からの良いお言葉だ、しかと聞け」


マイラは魔導隊、そして戦争のために集められた冒険者たちに向かって言う


「死にそうになったり、一度でも恐怖したら即刻逃げろ、それさえ守れば、我らは勝つる」


マイラはふとリゼたちのいる方を見る、ユールはそっぽを向き、ガモは目を瞑り頷いている、リゼは悲しい表情でこちらを見ている


「……さぁ! 行くぞ!」


きっと、この兵なら勝てるはず、勝てるはずなんだ


2


魔導隊、および冒険者達が森を抜けると、1人の男がいた


「あれは……誰だ?」


何人もの兵がざわついている、マイラが目を凝らして見る


「あの特徴的な黒い兜、それにあの魔力量、まさか……シーニィさん?」


マイラはこの時確信した。あぁ、負けるんだ、と


「人1人くらい、どうって事ない!」


1人の兵士が魔法を打つ、しかし、シーニィには全く効いていない


「無理だ、シーニィさんは自分に干渉するものを、自分の状態を変化させるものを無効化する」


シーニィさんへの攻撃は当たらないし、毒や麻痺などの状態異常にもならない


「大丈夫ですよ隊長! そう言う敵はたまにいます! 対処法はわかってる!」


何人もの兵士がシーニィさんの近くに毒や攻撃を浴びせる


こう言う自分に干渉するものを無効化は、たいてい近くを攻撃した時に被弾する、だが


「無理だ、シーニィさんは自分の周囲のものの変化や、自分の周囲への干渉による自分の変化を一切受け付けない」


つまり、シーニィさんは被弾とかしないし近くの変化、例えばマグマの中にいてもマグマはシーニィさんに触れないし、雨が降って来てもシーニィさんは濡れない


「い、いやでも、何か方法があるんですよね! 隊長!」


「……無理だ、シーニィさんはあの鉄壁に加えて、いつでも好きなスキル、魔法、能力を作る事ができる」


シーニィさんは千切りが上手になるスキルとか、鼻が豚っ鼻になる魔法とか、そんなものを簡単に作っていた


「だが安心しろ、シーニィさんにも1つだけ弱点がある」


兵士たちはそれを聞き、おお! と騒ぐ


「あの人は不変、あそこから筋力が増えたり、魔力が増えたりしない、それが弱点だ」


しかし、これは弱点ではない、その不変のせいで、シーニィさんは不老不死、それに不変だから魔力を消耗しない


さらに、不変であるがゆえに、傷一つ負わない


「わかったか? 私たちの負けはもう、確定していたんだ」


魔導隊の顔が絶望に満ちる


「い、いや、でも、まだ何か」


「無理だ」


「隊長、どうにか」


「無理だと言ってる」


「そんな……隊長、でも!」


「無理なんだよ!」


マイラの叫びは冒険者達にまで聞こえた


マイラは悔しがり、地上に降りてくる、魔導隊は道を開く、マイラはそこを進み国に帰ろうとする


その時、前に誰か現れた


「……ユール?」


「情けないなマイラ、あれだけ啖呵切っておきながら、相手はたった1人だろ?」


「お前にはわからん、全て失って、もう一度可能性をつかめそうだった、それをたった1人に砕かれた気持ちが」


マイラは少し小さな岩に腰掛ける


「確かマイラって、エリフェルから追放されてたんだっけ?」


ユールはマイラの隣に座り話しかけた


「あぁ、だが、一度だけチャンスとやらをくれると言われてな、この戦争で勝てばまた、この国で魔法の研究ができるんだ」


「……なら勝とう! 大丈夫、マイラには僕たちがいるだろ?」


ユールはそう言いマイラに手を差し伸べる


「勝つって、どうやって……」


「わかんないけど、行ける!」


そう言ったユールの目は光に満ち溢れていた


3


「そろそろ頃合いかな」


シーニィはそう言い立ち上がる


「マイラには悪い事しちまうな」


シーニィはそう言い前進する


魔導隊はかなり強い結界を張れたはず、でもその結界は攻撃する時だけ剥がれる、ならその攻撃の間を


「ん? なんだあれ?」


結界が張られたまま兵士たちが突っ込んでくる


「特攻か? マイラらしくねぇような……いや違う、結界の後ろに冒険者達が」


まさか、特攻じゃなくてゴリ押し? どっちも同じか? いやでも、これは


「これはこれで面白い!」


シーニィは手を前に突き出し魔法を使う


「よく見とけよ、これは滅多に見られない現象だからな!」


兵士達がさらに近づいてくる


「喰らえ、[雪原(スノーフィールド)月食(ルナイクリプス)]」


空が暗転し結界が消える、そしてマイラとシーニィ以外の全員が倒れる


「まさかこれは……魔力吸収系の……わ……ざ」


マイラも意識を失いかけ空から地上に降りる


「シーニィ……さん……なぜ…………そっち側に」


シーニィがマイラに近づいてくる


「俺がなんでヴィラストの味方してるかって?」


マイラは意識を失いかける中でわずかに聞けた


「そりゃ、俺は絶対にキョーダイ味方だからだ」


そう言いシーニィは手を振り転移魔法で去って行った


みんな魔力切れをして動けない、でも、シーニィさんが結界を張ってくれたおかげで魔物に襲われる心配はない


あの人は、なんで私たちを殺さなかったのだろうか……



:シーニィ vs ハルファウル軍 1


ハルファウルはワランを経由してくるだろう、だからシーニィはワランの港から直線航路でハルファウルに向かっている


「あ、いた」


シーニィが水上を走っているとハルファウルの船を見つけたので、船をかついでハルファウルの港まで運ぶことにした


「ここからなら船で数日だよな、まぁ俺には関係ないけど」


船の上では人が水上を走っていると騒ぎになり、兵や船員は慌てていた


この船の他にもあと6隻くらいあるからチャチャっと終わらせるか


「あ、ならこうすればいいか」


自分の背中から触手を6本生み出し6隻全部を抱えたまま空を飛びハルファウルまで来た


母艦っぽいののの上に来て、隊長的な人を見つけた


「き、きき、貴様、一体何を」


「俺はシーニィ・ブラッド、ヴィラスト軍だ。次また進行して来たら、船を送り返すだけじゃ済まないからな」


そう言いシーニィは転移魔法を使い消えた


シルファンにはティルサがいるだろうし、こんな簡単にはいかないだろうけど


まぁ、行けるだろ



:シーニィ vs シルファン軍 1


シーニィがエリフェルの港町までくると、荷を下ろしてるシルファン軍がいた


人は少なく船も2隻しかない


シーニィは兵士たちに見つからないように草むらの中にいた


「うーん、奇襲してもいいんだが、こういうステルスミッション系の行動好きなんだよなー」


シーニィは隠れながら船に近づいて行った


何回か兵士に見つかりそうになったが、シーニィはうまく気絶させていた


船の中に入ると兵士はそれほどいなかった、甲板から船長室に入ると金色の装飾の入った大きな椅子があった


「おおー、こりゃまた良い椅子じゃねーか」


シーニィがそう言い椅子に近づいた瞬間、部屋のドアが開いた


「まさか、ここに来るのがあなたとは、シーニィさん」


そこには氷の国シルファンの女王、メイジ・ニゥフェがいた


「よぉー! メイジじゃねぇかー、ティルサは元気か?」


メイジは黙って俯いている


「……シーニィさん、1つ答えてください、あなたは、敵……ですか?」


シーニィも黙っている、この時のシーニィは考えていた


どう答えたら面白くなるかなーって


「まぁ、俺はキョーダイの味方だからな、メイジ達がキョーダイと戦うってんなら俺はキョーダイの味方になるぜい」


「キョーダイ? シーニィさん、兄弟がいらっしゃるんですか?」


「ん? あー、そいやそーだったな………アオイだよ、もう会ったろ? あと実の兄弟じゃなくて魂レベルの兄弟だ」


そういやずっとキョーダイって言ってたし、キョーダイが俺の本当の兄弟って思ってるやつ、結構いるのかも


誤解させちゃったし、勘違いしてる人いたら訂正しとこっ!


「もう会った……まさか、あの異世界の?」


シーニィは指をパチンと鳴らしメイジを指差す


「御名答!」


よかったー! これでメイジがキョーダイと面識なかったらおれ恥ずい奴じゃん


「なぜですかシーニィさん、なぜあれの味方などと」


「キョーダイはお前の国を助けたろ? ならわかるはずだ、あいつは優しいんだよー」


「心がこもっていないように聞こえますが?」


「………まぁ、実際あいつはただの偽善者だからな、うん」


シーニィはそう言い手を上げてやれやれと首を振った


「それよりもだメイジ、ティルサは来てんのか?」


「ははっ、まるで私など敵ではないと言ってるかのようですね」


「まぁ実際、戦ったら俺が勝つし」


シーニィはそう言いメイジの横を通り過ぎ、ドアの外に出た


メイジはもうすでに、シーニィには勝てないと悟っていた、それでも


「あなたが敵になった時点で私達の敗北は確定する、しかし、私達は簡単に諦められないのだ!」


メイジが氷魔法で剣を作りシーニィに斬りかかる、が


「ムズイと思うぜ、お前じゃな」


シーニィは背後からくる斬撃を全て見ずに躱し、メイジの方に振り返り縄で拘束した


「さてと、これで終わ」


「俺の妻に何をする!」


ティルサがシーニィに飛びかかり剣を振り下ろす


「よーティルサ、いたんだな」


2


ティルサは数分前、妻の魔力を感じ取った


妻が魔法を使ったということは何かあったということ、ティルサは一目散に駆け出した


船の方へ戻ってくると、そこにはこの世界で1番強い者、シーニィ・ブラッドその人がいた


シーニィとティルサとは圧倒的な実力差がある、真っ向勝負では絶対に勝てない


しかし、妻が傷つけられそうなのをティルサは黙っていられなかった


気づいた時には剣を抜き、本気でシーニィを殺そうとしていた


しかしシーニィには傷ひとつなかった


「……なぁティルサ、お前らしくないな、お前は不意打ちとかそういうのあんま好きじゃないだろ?」


「っ………すいません、怒りの剣は破滅をもたらすと教えていただいたのに…….」


「あ、そういやそんなこと言ってたな俺」


シーニィはそう言ってポンと手を叩いた


「いやでも良いと思うぞ、怒りが作る強さもあると思うしよ」


それを聞きティルサはシーニィから離れ、少しして振り返り剣を地面に突き立てた


「我が名はティルサ・ニゥフェ、聖騎士なり! シーニィさん、あなたに決闘を申し込む!」


シーニィは微笑んだ、兜で顔が見えないが、微笑んでいたと思う


「そーだな、それがお前らしい……いいぜ! 受けてやるよ、決闘!」


シーニィはそう言い異空間から普通の鉄の剣を出した


「シーニィさん、それは本気を出さなくても勝てるという意思表示ですか?」


「おう、そうだぜ」


ティルサは感じた、その言葉に嘘偽りはないと、本音で言っているのだと


「つくづく、アンタは嫌味な人だな!」


ティルサはまっすぐシーニィに向かい突を喰らわせようとする


しかし、剣をシーニィに捕まれティルサの体はシーニィの近くに引き寄せられる


「隙が多いぞ、ティルサ」


シーニィはそのまま近づいて来たティルサの腹を膝で蹴り上げ、右手でティルサを甲板に叩きつける


甲板に打ち付けられ少しバウンドするようにティルサが跳ねた瞬間、シーニィはティルサの腹を蹴りまっすぐ前に飛ばす


ティルサの体は帆柱に打ち付けられそのままぐったりと崩れ落ちる


「……あー、大丈夫か? ティルサ?」


ティルサはよろよろしながら立ち上がる、しかし膝から倒れ立ち上がれない


「結局……アンタ何のために剣出したんだよ、使って……ないじゃないか」


「ティルサ………」


シーニィはティルサに近づいていき、ティルサの肩にポンと手を置いた


「フツーに忘れてたわ」


ティルサはその言葉もシーニィの本音だと知ると、項垂れて無気力になった


「はぁ、シーニィさん、アンタは本当にバカでぶっ飛びすぎなんですから………」


「おうっ! 悪かったとは思ってる!」


シーニィ・ブラッド、謎の多い顔を隠した男、でも一つだけ確定してることがある


それは、「シーニィ・ブラッドは強すぎる」という事だ


その後、メイジとティルサという指揮官と聖騎士を失ったシルファンの軍は撤退した


失ったって言っても死んだわけじゃないからね?


「さてと、あとはキョーダイの方にも行っとかないとなー」


そう言いシーニィは転移魔法を使い、エリフェルへ向かって行ったのだった



第17 終

仮面の勇者第○話を読んでいただきありがとうございます。


今回はシーニィが無双しました、強かったですね

次回はアオイ達がエリフェルの王に会い、戦争を終わらせようとします、でもどうなるかはわかりませんよ


それではまた次の話で会いましょう。

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