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逆ナン
今日はナンパしてもシカトばっかり。
つらい。
音楽がドンドンと流れる。
そこにおれの耳を向ける。
「お兄さん。どこから来たの。」
・・・逆ナン。
朝。
おれは聞かれた。
「何人と、したことあるの。」
「君が・・・。」
答えられない。
なんか。
恥ずかしいから。
「秘密だよ。」
「そっか。じゃあね。」
少し涙を浮かべたその子は、ホテルのドアを開け、去っていった。
おれは。
こんなことをしていて正解なのだろうか。
そんなことを自問自答しながら、どうせまた、クラブに行くんだろうな。




