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永伝(エデン)   作者: ちがタニ
永伝(エデン) 第2章 邪族戦争後期編
21/36

9.勝負!魔王軍残党

前回のあらすじ

堕悪の言い分を飲んだ鈴木は、自らが化異物に変身できるモン族であることを打ち明けた。そして政府国に蔓延る違法薬物の検挙に同行した堕悪は化異人発生の真相!バケモノ液と出会う

攻防の末 鈴木の変身によって打ち倒すも

本国への報告が急がれることとなった


「先日大規模作戦を邪族軍に対し発動したカセイ国軍でしたが、結果は敗北…カセイ国軍本部は現在生存者未確認の火の海となっており、邪族軍は現在カセイ国東側の都市に侵攻中…」


「どういうことだ…これは」

「えっ嘘…でしょ」

「そんなっ」

「全く、これだから軍人というものは」 すると鈴木が戻ってきていた

「何故カセイ国軍が…」 驚くばかりの久達を知り目に鈴木が語り出す

「上に縛られることが大嫌いな者共が伝永様の手を離れてすぐ行動を起こしたんでしょう。

階級社会であればあるほど鬱憤は溜まりやすい」


「そんな、だからって…とりあえず江美に連絡しなければ」 プルルルル プルルルル

「発信音の後にメッセージを…」

「クソッ!」 久は今までに類を見ないぐらいに感情が顕著に現れていた


「ご家族の方ですか?」

「ああ」

「今どちらにいらっしゃいます?」

「カセイ国守官管理所にいる…」

「なら大丈夫では?邪族軍が進行しているのはカセイ国東側ですし」


「カセイの東側?ってことは、ここも含まれるんじゃないか?」心配する久に鈴木は


「ええ、ですので私達は避難させていただきます、政府国経由で本国に帰還しことの収束を待つために」

「なんだと、相手は人だぞ!警察としてここを守らないのか?」


「なにか勘違いされているようですが、私達は本国の命でここに常駐しているだけであって自治の任はないのですよ、それに…本国の立場としても下手にこの戦争に介入するわけには行かない。いわば当然の答えですよ」


「くっ」 歯を噛み締める久

「それでは」 鈴木は職員を引き連れセンターを後にした


「クソッ…」 これでは何も手立てがない…もうどうしようも

「クソックソクソクソックッソォー!」 久は何度もエントランスの柱に拳を打ち付けた…少しづつヒビが入っていき…

「久さん…」

「このっ!」 シュウウウウ ガバッ

「なっ」 久は黒い手に掴まれた


「堕悪!何を」

「ふん、珍しく荒ぶってんじゃねえか普段もその感じで行ってもらえると助かるんだがなあ」

「離せ!もはやどうしようも…」

「らしくねえんだよ!」 堕悪の鋭い剣幕が辺りに響き渡った


「いつも冷静に状況考えて…必死こいて指示出して、希望与えてくれるお前がよう!」 堕悪の言っていることは的確なもので


「ここ最近…ずっとへこたれてばっかじゃねえか!何が"信頼できる仲間"だ、言ってることとやってることがめちゃくちゃなんだよ」 久は返す言葉もなくただそれを聞いていた


「カセイ国軍がやられたからなんだ?お前が信じて俺達を引っ張ってくれさえすりゃ俺達の不安は何一つなくなるんだ!」


「その通り!」 すると正面入口から江美が入ってきた

「江美…どうして?」

「心配だから駆けつけたら、堕悪…いいこと言うじゃないか見直したぞ!」

「へっ俺をなんだと思ってやがる?」

「お使いもろくにできない小僧」

「なっ…それは悪かったって」


「お前達、だがそれでは…」

「久さん、俺何て言ったか覚えてます?一生着いていくって聞きませんでしたか?」 隼が彼なりに諭してくれている


「久さん、家族っていうのは1人だけで他を支えるものじゃないんです、全員で支え合うものなんです」 光もそう言ってきた


優も…

「ひさし?どうして泣いてるの?」


「えっ?」 慌てて顔に手を当てると袖がびしょびしょになった


「なっ…」 俺は涙を拭うと

「お前達の気遣いに感謝する、ありがとう…共に力を奮ってくれ」 俺はいつものように…いや顔にいっぱいの涙を含んでそう告げた


「おう!」

「ああ!」

「はいっ!」

「はい!」

「はぁーいっ!」 皆快く返事を返してくれた

「では、これより作戦会議だ!」


〜カセイ国・東側の都市〜

ドガーン ボゴッ ドガラララ ガンシャン ダーン

「飛行型は先行して避難勧告を出せ!遠距離型は防衛システムの即時破壊!足が遅い者は積極的に騎馬兵に回せ!」 数刻前より進行中の魔王軍はギガースが戦場指揮を取っていた


「コラそこ!爆破係、民間人の被害は最小限にだ」

「ひっひいい…」

「ギガース様、今日は一段と気合い入ってんなあ」

「ま、そこが寧ろ良いんだがなっ」


「全く…」 ギガースは抱え込んだものを吐き出すべくため息をついた

「慣れないなら変わろうか?」

「いいです提督、それよりカセイ国軍戦での助力は感謝しますが…何故来たんです?」

「へっ友の姪がピンチとくれば駆けつけるのが筋ってもんよ」

「国守官管理所急襲作戦はどうされたんです?」

「ギクッ」


「はーまあいいですが…あ、あと提督!」 ギガースは打って変わってもじもじし出すと

「そ、そのおじさん…いや、ゴルゴンゾラ第3提督のことお聞きしてもいいですか?」

「あっ?別にいいが…あいつとはただの飲み友だよ、あれはワシ達がカセイ征服任務のため…」

そうして語り出そうとした提督は口を噤んだ


「あれっ提督?どうされたんですかっ…何奴!」

ギガースもそれに気づいたようで戦闘態勢を取ると


「隼大聖風!!」 前方から押し寄せる光の風刃が先行していた飛行型の邪族達を消してゆく

「くっ!」 それを見たギガースがたちまち飛び出す

「ギガース様!」 他の邪族が止めに入ろうとするも…ガシッ

「なっ何をする貴様っ」 それを止めたのは提督だった

「まあまあ見てなって…すごいぞぉ?」


ギガースは向かってくる光に向き合い

邪光剣(じゃこうけん)…いや、邪光大剣(じゃこうたいけん)!」

そうして構えた大剣は光を受け流し、行き場を失った光は四散した


「なっ…」 「どうして!?」 隼達はまるで手応えがないことに困惑していた


「なっ何が起こった?」 困惑する邪族にうねり声をあげる提督

「ふっこれぞ我ら邪光族の異能!光を無効化する闇!見ているか第3提督…姪の晴れ舞台をよう」


「ハァヤブサアアアアア!!!」 ギガースが勢いよく向かってくる

「待っ…」

ガゴンッ

「ふぅ、間一髪…」 堕悪が黒い手で2人を守った


「なっ!堕悪ぅぅぅ」

バシュッ ギガースは後ろに下がり剣を構える


「堕悪さんーーー!」 2人は堕悪の後ろに下がると

「大丈夫かぁー?」 優が優しく頭を撫でる


「思ったより数が多いな…これは骨が折れそうだ」

「堕悪、さっきのは」 久と江美も駆けつけた

「わからねえ、ともかく初手の作戦は失敗…次は?」

「全面対決だ!」

「それはまた、面白い冗談だな…」


一方で魔王軍は

「提督!堕悪は私が相手取るあなたはおじさんの仇、伝永久を討って!」


「ギ、ギガース様でしたら指揮は誰が?」

「ラッキュ、あなたに任せるわ」

「えええっ自分ラキュ?」 任された邪族は慌てふためくも

「えええいっ全軍突撃ラッキュ!」


「江美、2人は任せたぞ!」

「承知した!」 江美は光と優を庇うように前に立った

「ぐっ」 久は勢いよく飛んできた剣をギリギリ交わす

「ほらほらっよそ見してんな、青髪のガキが!」


「さあ、参るとしようか!」

「ちっ早いとこ決着つけるから待ってろよ久!」


こうして三者三様の戦いが幕を開けた


ブゥンッ ブゥンッ 空気が斬られる音がする

「お前っ名前は?」 久は攻撃を避けながら提督に話かける

「ふん、名乗るほどでも無いが…ゴルゴンゾラ第1提督という名がある」 やはりそうか

「ゴルゴンゾラとは一体なんなんだ?」

「今のお前が知ることではない!」 ガツンッ 大きく振りかぶった一撃、躱した久は尚も会話を続ける


「なら伝永雄司のことを何か知らないか?」

「お前、何故攻撃してこない?今はまだ避けられるからと煽っているつもりか?」 久は考えていた…もう潮時かと

「お前に話すことなど何もないわ!大人しく砕け散れ小僧」

「連続刃。」 ズガガガガガガガガガガガガ

避けずその場で撃った刃は提督の剣に防がれたものの提督はよろけて倒れた


「ベストコンディションまで精神を集中させていたんだ、さあ、やろうか?」

「舐めるなよおおおおお!」


ズガッ ガスッ ガリッ ギャンッ ガガッ

鋭い剣捌きのギガースに2本の黒い手で対抗する堕悪

「次会った時は敵だと…言ったはずだ!何故来た?」

「俺の心は既に魔王軍にはない」

「寝返りを認めるか!親を見捨てて」

「親とはなんのことだ?」 堕悪は頭に疑問符を浮かべた

「夜白正直!貴様を作った張本人だ、彼女も貴様らの離反に心を病んでしまった…もはや今の魔王軍は私が支えていかなければならない!手を煩わせるな!裏切り者がっ」


再び始まる剣撃に ドドドドドッ

「なっなにか降ってきやがる!?」 ギガースはそれを華麗に躱すが

「くっ…これは火炎弾!?」


「あっ当たったラッキュ!砲撃手、次弾装填!ギガース様は絶対当たったりしないラッキュ!」 (ふっ、良い策だな)

「ちっ…」

「ハッハッハ闇属性同士なら瘴気の濃さで勝敗が決まるが、これならそうもいかんだろう!」


「ならばっ!」 江美が砲撃手に向かって刀を構える

「まずいッキュ!ゴーレム軍団行くっキュ」

ゴゴゴゴゴゴゴ

「ふっこんなもの!」 江美が斬り掛かるも

ガガガガ

「なっ硬い…」 両断できなかった上、江美の刀は刃こぼれしてしまった

「ラッキュッキュ、高硬度のゴーレムにそんななまくらで挑むのは間違いラッキュ!」


「くっならば攻撃力を上げる!邪力解…」 立ち止まった江美に襲いかかる邪族達

「今だ!邪力解放の隙を付け」

「くっわらわらと…邪魔だ!邪気乱雑」

邪族達はちりじりになって消えたが


「そんなことで!」 圧倒的兵力差は埋められない、次から次へと迫り来る邪族達を江美はひたすら斬っていくが…優達が疎かになる


「ラキュッ!動く鎧部隊、孤立したハヤブサ様らを討つのだ!」 そして迫る邪族、隼達は先のトラウマに手が震えて技を出せなかったが…


「お覚悟!」 ガキンッ ガガガガガガ

2人は無事だった、そうして見上げると

「ゆ、優ちゃん?」

「優!何してんだよ…」 優が背中から触手を出し邪族を抑えていた

「ぐっなんだこいつ!横から叩けっ」 追加の邪族にもさらに触手を伸ばし対抗する優

それを見た2人は

「隼大旋風!」

光刃(こうじん)!」

左右から攻撃してきていた2人の邪族を相手取った


「優ちゃんに無理させられません!」

「優が頑張ってるのに俺がやらない訳には行かないよな?」 そうして2人も戦力に復帰した


「かかれっキュ!どんどんかかれっキュ!」

邪族達の猛攻はさらに激しさを増す

「はぁ!やぁ!邪気乱雑!邪気乱雑!」

ドッ ダガッ ドドドドドッ シャキン

「ぐっ動きっぱなしでっなかなかっきついぜ」

「はぁーー!」 「えーい!」 「うおりゃあああ」

「きっ!全体攻撃は固まって耐えるぞ!」


そんな乱戦が続く中、この2人だけは圧倒的勢いとスピードで他の追随を許さなかった

ギュイ ギャキ ギュリ ギュリ ギャリン

「ちぃっ、お前のその刃!あの娘と同じものだな?厄介極まりない」


「お前こそ、いくら態勢を崩そうとも撃ち込んでくるその強力な攻撃はやりにくいものだ」 久はこのまま善戦を続けていれば押し切れると思っていたが


ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ

「なんだこの音は」 ギイン ガキン ドカッ

堕悪がそう言うと他のものもそれに気づいたようで

「ふっついに来たか!」 ギガースがそう言った先には…


「あれは、光輝…!!!」魔王軍の後方に大量に列を成すもの。それは正しく駆動兵器、光輝であった

「全弾発射!」 ドンドンドンドンドンドンドンドンドンッ幾千もの光輝から弾が発射され

戦場に降り注ぐ


「くっ邪力解放ぅっ」堕悪は黒い手を広げようとした隙にギガースに横っ腹を突かれてしまった

「やったこれで!…」 着弾までもう猶予がない…


「へっ流石のお前もあれは防げまい、ここらで終いにしようか?」

「ほざけ!」 久は急いで策を巡らせると…


「お困りのようですね」 声がしたので見上げると鈴木が居た

「お前、その姿のまま浮けるのかよ!?」 堕悪も気づいたようだが

「貴様っまだよそ見をする余裕があるのかぁ!?」 またすぐに戦闘に戻る


「何故ここにいる、避難はどうした?」

「なぁにこの前言ったでしょう?カセイ国の国守官様に貸しを作っておくのも悪くないと」そう言って地に立つと

「覚醒!」コァオォォォォォ


「変身:ブラッディクロス」 巨大な化異物に変化した鈴木が弾幕を受け止める

軌道を逸れた弾は街を破壊してゆく


「な、にが…」 ギガース含め邪族はその光景に開いた口が塞がらなかった、光輝は長らく眠っていたこともあってかその一撃を打った衝撃に耐えられず、大半が爆散してしまったようだ


「それでは、私は失礼させていただきますこれ以上目立ったことをすると本国に影響が出かねませんから」 そうして鈴木は飛び去った


「なぁもうやめにしないか?」

「何を…言うか!負けを認めろと?それに、まだ戦況が逆転したわけではない!」 そうして再び邪族達が迫…


「いや…時間は十分に稼げた」 辺りに闇と光の瘴気が立ち込め、互いを寄せぬように風が吹いていた


「なっ!まさか…」

____________________


「覚醒!」

「今しかない… 邪力解放!」

「傷を埋め立てるように力を」

「あの邪族のように…」

「皆の意…こういうことですよね?」

____________________

鈴木が着弾を防いだあの一瞬にして江美、堕悪、光、隼はこの期に全てを結集させた

「ここまで闇に染まったのは初めてだよ…」

「隼、いい仕事だ…ありがたい」

「いいですよそんなっ、それより光調子は?」

「もう最高よ、皆を護るためのインスピレーションが止まらないの」

「ハ、ハハハ…」 ギガースは目の前の光景に今にも気が抜けてしまいそうだった


ギュリ キュリ ギュー ギン ギンッ

「くっギガース…」

「よそ見をする暇があるかぁぁぁ!」

カンッ ゴンッ ガコン キン カーン

「きっ、これ以上長引かせてたま…なっ」 提督は振りかぶった剣が地に付かないことに気づいた、その刀身は既に折れていたのだった…


邪突撃(じゃとつげき)終極(しゅうきょく)

邪悪死手(ジャークネスハンドおおおおおおお!」

「風よ今ひとつとなって切りさけ!隼大螺旋風(はやぶさだいらせんぷう)

「想いは人を救う!聖光大剣(せいこうたいけん)


群をひとつにまとめ、個として昇華させる技

ただ一点、目の前の悪意を破壊する技

乱すことなく前進する技

救済の光

その全てが邪族達に向け放たれた


「でやあっぐおおお!ギガースぅぅぅ」 提督は折れた刀身で刃を弾きそのまま投げ捨てギガースの元へ走った、そしてギガースは


「もう、ダメだな…」

ギガースは昔から諦めがちな性格だった

魔王軍に入り多少心が鍛えられたとて、本質までは変わらなかった、彼女は…私は魔王軍を引っ張っていかなきゃならないのになぁ…だがそう思った時胸がざわついた


「いや、違う!あいつらは私を信じてついてきたんだっそれなのに私の勝手な解釈でどうこうしていいわけが無い!絶対に諦めるものか」そしてギガースは再び立ち向かう


「邪光大剣…越えろ!闇だけじゃなく光の力も、もっと引き出せ!」 ギガースの想いは届かなかったのかはたまた足りなかったのか、ただ想いの力はそれを哀れんでか…ギガースの体に当たるばかりで散っていった


そして、ギガースは仰向けとなって倒れていた


「ああ、負けたのか…」ギガースは起き上がる事すらままならなかった

「ギガース、しっかりしろ!」提督の声がした

「あいつらは…無事で、ぐっまだだ!まだっ」ギガースは土壇場の根性が、まだ続いていた


「どうして、そこまでやる?」 堕悪が問いかけるも聞こえてはいないようで

「魔王様、まだ魔王様さえ復活すれば…私は諦めたりなんかしない!」


「魔王が復活!?」 久はそれを聞いて驚愕した

「魔王様〜私達を救ってくだ…」

「おい!それはどういうことだ復活というのは…」

「魔王…様。」 ギガースは眠りについた

それを見ていた邪族達は動けないままでいたので


「おい!」 俺は提督に話しかけた

「なんだ…」 提督はまの抜けた返事をしたが

「魔王復活とはどういうことだ?」

「知らん…」

「ちっまあいい、お前ら今から俺は魔王城に向かう!ここで待機していてくれ、ただし邪族には一切手を出すな」 そう言い出した久に困惑する一同


「待て、それでは…」

「今更何言い出すんだよ久」

「魔王さえ倒せばこいつらが戦う意味は無い」

「そうじゃなくて、俺らも行くに決まってるだろ…」 その言葉に少しばかり悩む久だったが


「どうせ手を出さないなら、ここにいる意味はないでしょう?久さん」

「そうですよ、それに万が一のことを考えてください。魔王を1人で相手出来ると思ってるんですか?」 久は頭を搔くと


「なら、止めはしない」 そう告げた

そして離れていく久達をよそに提督の前に雄が現れた


「なんだ…あの時の復讐か?」 提督はもはや抵抗する気等無い様子だったが…

「おじさん、私この前のこと許してあげるから…おじさんももう許してね!」 提督はその言葉を受け目の輝きを少しばかり取り戻した


「おーい、優!早く来いよー」

「はぁーい!」


そうして提督は久達が見えなくなったのを見てギガースを抱え、邪族達に向け撤退を命じ た

次回予告!

魔王城に来た久達だったがそこはもぬけの殻

しかし事の詳細を聞きつけ魔王を守らんとす

夜白正直、そして運命を悟りギランに想いを馳せるギガント…2人の想いを届かせるべく今ここに再び、あの男が立ち上がる!

次回 第2章 10.復活!大魔王ギガーン

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