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第38話 模擬戦のその後



 俺とアイカの模擬戦は、結局俺の勝ちとなったが、どちらも気絶したため急いで保健室に運ばれたそうだ。


 と、目の前のイリア校長に言われた、保健室にいるはずの俺は、何故かイリア校長と校長室にいる。


 なんで?保健室に運ばれたんじゃないの?


「それで、なんで俺は校長室にいるんでしょうか?」


「ん?勿論私が【転移】させたからだけど」


 いやそれは大体分かってたけど、何当たり前みたいに言ってるんだよ。


 なんのためにこの部屋にいるのかを聞いたんだけどな。


 それにこっちは、久しぶりに全力出したから身体中が痛いんですけど。


 まぁ魔力はいつの間にか満タンだけどさ。


「イリア校長、俺への用は何ですか?」


「ん?勿論今回の模擬戦での破壊した物の弁償だよ」


「ああはいはい弁償ですねどのくらいで……す…………か……って弁償なの!?」


「何を言ってるんだいアルト君は。壁とグラウンドの修理費だけど、白金貨1枚ね」


 あ、まぁそりゃそうですよね。


 あんなにアイカと破壊し尽くしましたもんね。


 で、白金貨1枚って何円なんだ?


 えっと…………1000万円!?


 無理なんですけど!そんな大金持ってないんですけど!


 ヤバいヤバいヤバい、どうしよう。


 俺のお小遣いは…………白金貨5枚ね。


 ああうん、全然あったわ。


 俺って手元に5000万円持ってたんだな。


 こんな大金を子供に持たせる(うち)の親達は、本当に大丈夫なんだろうか……。


「えっと……ありました」


 俺がそう言うとイリア校長が、目をぱちくりとさせて聞いてきた。


「えっ白金貨1枚を今持ってるの?」


「はい……」


「ん?でも君まだ15歳だよね?何か開発したの?」


「いえ、両親からのお小遣い的なものです……」


 イリア校長が驚愕の表情になる。


 そう言えばイリア校長は、今までニヤニヤした顔しか見てないから、なんか新鮮だな。


 そんなことを思っていると、イリア校長が遠慮がちに聞いてきた。


「えっと…………アルト君の両親、ガーディアン侯爵は少々親バカなの「馬鹿です、ものすごい親バカです」そうなのか……」


 イリア校長は、俺の食い気味の回答に少し引いている。


 おっと、初めて俺の親を馬鹿だと言ってくれる人がいたから、ついつい食い気味に言ってしまった。


「ということでもう払いますね」


「あ、うん、そうしてくれるとありがたいね」


 そして白金貨をイリア校長に渡して問いかける。


「もう戻っていいですか?あと今度一緒に俺の親に常識を教えてくれませんか?」


「ああうんもう帰っていいし、しょうがないから教えてあげよう」


「ありがとうございます!!それでは失礼しました!」


 そう言って俺は校長室を後にし、教室に帰っていく。


 一方、俺がいなくなった部屋でイリア校長は俺が出て行った部屋を眺めて独り言を言言っている。


「一般的な人間は、あれほど魔力器官がボロボロになったらもう治らないはずなんだけど、アルト君は3時間位で治っていた。それになんであんな大金を持っているのかな?あなたは一体何者なの?……ねぇアルト・ガーディアン君」


 イリア校長はそう呟いて【転移】していった。







♦︎♦︎♦︎







 俺が教室に帰るとサーシャとソフィアにものすごい心配された。


 まぁ俺気絶したしな。


 サーシャとソフィアの反応が普通か。


 俺は今までもう1000回以上気絶しているから大して何も感じないんだよなぁ……。


 最近はアナ達使用人も気絶くらいだと特に何も反応しなくなったから、こんな反応は久々なきが気がする。


 意外だったのは、アーサーとブラッドも心配してくれていたことだ。


 アーサーは。


「大丈夫だったのかい?どうやら君はこの僕よりも強いらしいから、是非とも僕に教えてほしいな」


 いやお前いいやつなのかよ。


 勝手に嫌ってごめんなさい。


 ただ君の両隣の女の子からの殺気が凄いからできれば1人で来てほしかったかな。


 ブラッドは、


「お前は俺が思った通り……いやそれ以上に強かった。今度戦ってくれ!」


 ……うん、お前は全く心配してないな。


 と言うかもう戦闘狂との戦いはお腹いっぱいなんだよ。


 俺の中での株がアーサーの方が上になったじゃないか。


 そしてお前も周りに男子連れてくるのやめろよ。


 男子からも殺気ではないにが、物凄く敵意を感じるんだから。


 いや殺気も感じるわ。


 多分いつも俺の隣に、このクラスで1位2位をあらそう美少女がいるのが原因だと思うけどさ。


 まぁ取り敢えず一言。


 モテない奴らお疲れでぇぇぇす!


 それを心の中で言った瞬間に更に殺意が強くなった。


 きっと俺の顔に出ていたんだろうな。


 たださ…………はぁ勘弁してくれよな本当。



 因みにアイカが目を覚ましたのは、攻撃を受けてから1時間後だそうだ。


 いや早すぎだろ。


 さすがリアルチートだよな。


 俺もチート欲しかったなぁ……。


 俺はそんなことを考え、これからの学園生活は面倒くさいことが多いだろうなぁと思い、ため息を1つ吐いた。


読者の皆様へ


この作品が、面白かった!続きが気になる!などと思っていただけた方は、目標の総合ポイント3000ptに向けて頑張りますので、


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勿論、★☆☆☆☆でも良いので入れてくれると作者が喜びます。


またブックマーク登録やいいね、よろしくお願いします!


ではではまた次話で。

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